2019/6/14発売のモダンホライゾンのフルスポイラーを見て気になったカード(白・青・黒・赤・緑) 
2019/6/14発売のモダンホライゾンのフルスポイラーを見て気になったカード(白・青・黒・赤・緑) 
2019/6/14発売のモダンホライゾンのフルスポイラーを見て気になったカード(白・青・黒・赤・緑) 
※以下の感想はレガシー・モダン視点から見た感想です
参考:モダンホライゾンのフルスポイラー
https://magic.wizards.com/ja/products/modernhorizons/cards

評価ランクの基準(レガシーのみ)はこちら

ランクS:その環境の多くのデッキに採用されるほど汎用性が高い
例:意志の力

ランクA:汎用性はランクSのカードほど高くないもののそれなりに見かけるか、その環境のメタの上位のデッキのキーパーツとして活躍する
例:グリセルブランド

ランクB:メタの中位ぐらいには存在しそうな、特定のデッキのキーパーツとしては活躍する
例:アンティキティー戦争

ランクC:ひょっとしたらこれを採用したデッキと当たるかもしれない
例:武勇の場の執政官 

ランクD:よほどのことがない限り採用されることはない
例:選択(モダンならS)


金切るときの声(モダンでは初収録)
同マナ域に同盟者ギデオンが存在するものの、モダンのソウルシスターズや白黒トークンに入れ、既にクリーチャーをコントロールしている状態で撃てば一気に1/1飛行トークン×4を展開できるので、1、2枚は差される可能性はありそうです。
ランク モダン:C 

美徳の力 他に白のカードが1枚あれば1ターン目にも出せる全体強化エンチャントであるため、夜の戦慄や硫黄の精霊対策も兼ねて白系ビートダウンデッキのサイドボードに2枚ほど採用されるかもしれません。
ランク モダン:C レガシー:C 

過大な贈り物 相手に3/3トークンを与えてしまうものの、インスタントということもあって、内にいる獣同様白系のデッキにそこそこ使われる万能除去となってくれそうです。
(ただし、白系ビートダウンで使う場合は3/3トークンを乗り越えることを、青白コントロールで使う場合は3/3トークンからPWを守ることを考える必要がありますが)
ランク モダン:B レガシー:D

ルーンの与え手 自身は守れないものの、タフネスが2あるため夜の戦慄や硫黄の精霊に耐えられ、無色からも守れるため歩行バリスタ・トロン・エルドラージ相手にも役に立つので、白系ビートダウンに4枚積まれるのは間違いないでしょう。
ランク モダン:A レガシー:A

薄氷の上 白単や白絡みのフェッチランドが多く入ったデッキなら、1マナ軽い未達への旅として比較的使いやすいですが、白単でも平地を12枚ほどしか入れなかったりすることを考えたら氷雪であることを生かせるデッキに入れた方が良さそうです。
ランク モダン:C レガシー:D

イーオスのレインジャー長 1マナ以下のクリーチャーを1枚しかサーチできないものの、イーオスのレインジャーより1マナ軽い上に、1ターンだけ相手を沈黙(クリーチャー呪文除く)させられるので、モダンのソウルシスターズあたりに居場所を見つけられそうです。
ランク モダン:C レガシー:D

慈悲深きセラ 既に同盟者ギデオンが存在するものの、+2能力で白黒トークンの打点を強化することができる上に、-3能力で4/4飛行・警戒トークンを出せ、+2能力を撃った次のターンで撃てる可能性がある奥義で除去されない崇拝を出せるので居場所は確実に見つかると思います。
(とはいえ、トークンを出すのに忠誠度を3減らす必要があるのもあって、神ジェイスのバウンス・ちらつき鬼火や変位エルドラージなどには特に気を付ける必要がありそうですが)
ランク モダン:B レガシー:C

勇敢な変わり身 他の多相持ちをコントロールしていれば2マナ3/3二段攻撃として場に出せるかどうかが、このカードを評価するポイントとなるでしょう。
ランク モダン:不明 レガシー:D

遺棄の風 コントロールなら神の怒りや至高の評決を入れた方がいい気がするので、入れるならビートダウン同士の睨み合いを突破するためのサイドに忍ばせてみたいところです。
ランク モダン:C レガシー:D 

青 
大魔導師の魔除け (4マナとはいえ)既に謎めいた命令が存在し、青3マナを要求するものの、打ち消しor2枚ドロー(場合によっては霊気の薬瓶や死の影あたりの奪取)を狙えるので、モダンの青単コントロール(エターナルブルーあたり)に1、2枚差しされる可能性はありそうです。
ランク モダン:C レガシー:D

バザールの交易魔道士 3マナ3/4飛行と高い戦闘能力を誇る人間であるとはいえ、普通に使えばアドバンテージを失うだけに終わるものの、モダンのドレッジ(やや重くて青マナを要求するものの、誘発型能力がメリットになる)やレガシーの青単ストンピィ(手札にたまった無駄なカードを捨てつつ、手札を補充できる)なら採用してみても良さそうです。
(ただし、覆いを割く者、ナーセットやレオヴォルドには注意したいところです。あと、これと虚ろな者とのシナジーをどこかで知りました)
ランク モダン:B レガシー:C

永劫のこだま 撃ったら自分の墓地がなくなってしまう点が気になるものの、これ自身を墓地に落とせたらレガシーで禁止のTimetwisterと同じ働きをしてくれるので、モダンではけちな贈り物や信仰無き物あさりと、レガシーでも納墓と組み合わせたストームデッキが出てきそうです。
ランク モダン:B レガシー:B

嘘か真か(モダンでは初収録)
同じマナ域に謎めいた命令が存在するものの、色拘束が緩い上に5枚の中から1番欲しいカードor3枚以上は確実に加えられるインスタントなので、青系コントロールに1、2枚は入るでしょう。
ランク モダン:B

否定の力 クリーチャーを弾けないものの、先手1ターン目の虚空の杯や三なる宝球・血染めの月といった致命的な置物や、通したら負けにつながるプレインズウォーカー・コンボパーツのほとんどにフルタップから対処できるので、モダンは勿論、レガシーでもWill×4では足りない場合の青いデッキのサイドボード常連になるでしょう。
ランク モダン:S レガシー:A

ミラディン包囲戦 「ミラディン軍」を選んだ場合、出るトークンは練達飛行機械職人、サイの物のように飛行を持っていないものの、エンチャントなので対処されにくい点では勝ると思います。
一方、「ファイレクシア軍」を選んだ場合は、終了ステップとはいえ手札の入れ替えができ、(条件を満たすのが難しいものの)場合によってはそのまま勝利することもできるので、アーティファクト主体のデッキの新たなフィニッシャーになりそうです。
(ファイレクシア軍を選んだ場合は、アーティファクト土地もカウントするのは評価点か)
ランク モダン:B レガシー:C

捧げ物の魔道士 加工と違い2マナのアーティファクトしかサーチできないものの、それでも悪意の大梟・十手・飛行機械の鋳造所・弱者の剣・魔術遠眼鏡あたりはサーチできるので、採用するなら2/2に意味を持たせられるようなデッキを作りたいところです。
ランク モダン:C レガシー:C

最高工匠卿、ウルザ 青ダブルシンボルの4マナという点が少し気になるものの、ウルザの後継、カーンの-2能力で出すのと同じトークンを「クリーチャーの」「誘発型能力で」出せるためガドック・聖域の僧院長・真髄の針で止められず、真ん中の能力とソプターコンボを組み合わせれば無限青マナ・無限トークン・無限ライフを成立させられるので、罠の橋を採用しないアーティファクトデッキには4枚積まれてもおかしくないでしょう。
(というか、ソプターコンボとの相性は最高というのを通り過ぎてヤバイんじゃ…)
ランク モダン:A レガシー:B

明日の見張り モダンの人間デッキに入りそうな気がしましたが、強さがどうこうよりも入れる枠があるかどうかの方が気になりました。
ランク モダン:C レガシー:C 

狼狽の嵐(モダンでは初収録)
青赤ストーム・アドグレイスなどのコンボデッキ相手やカウンター合戦、序盤の手札破壊を防ぐ場面では有効ですが、それ以外ではあまり役に立たないので、個人的にはこれが刺さるデッキが増えた時や、自分のコンボを安全に通す用のサイドカードだと思います。
ランク モダン:B


陰謀団の療法士 手札破壊のタイミングが戦闘前メインフェイズの開始時と遅く、初見では外しやすいものの、墓所這いや恐血鬼と組み合わせれば何度も手札破壊できるので、ゾンバードメントあたりには居場所を見つけられそうです。
ランク モダン:C レガシー:C 

屍肉喰らい(モダンでは初収録)
1マナのゾンビかつノーコストでのサクリ台ということもあって、モダンのアリストクラッツやブリッジヴァイン、ゾンビデッキあたりに採用されそうです。
ランク モダン:B

精神の掻き寄せ 「超過で撃てば2マナで各プレイヤーが手札を2枚捨てる」点を買われて、モダンでマッドネスやドレッジと組み合わせられる可能性はありそうです。
ランク モダン:C レガシー:D

疫病を仕組むもの 仕組まれた疫病と比べたら、クリーチャーとなったため対処されやすくなった一方で、2/2接死として使える上に相手だけに影響が及ぶ点では勝ります。
一方、夜の戦慄と比べたら、3マナと重くなった上に対処されやすくなったものの、白以外(特に宿敵・若き紅蓮術士あたり)にも対処できるので、これが採用される可能性はありそうです。
ランク モダン:C レガシー:C

仮定の粉砕 トロンやエルドラージ相手にこれを通せたらかなり有利になりそうなので(もし1ターン目に暗黒の儀式からこれを撃てたら…)、どうしても無色デッキを対策したいならサイドに入れてみても良さそうです。
ランク モダン:C レガシー:C

投石攻撃の副官 ゴブリンデッキで最後の数点を詰める役割は担えそうなので、女看守からのサーチ用に1枚は差してみても良さそうです。
ランク モダン:C レガシー:C

強打のらせん 信仰無き物あさりや騒乱の歓楽者との相性がいいので、モダンのマルドゥパイロマンサーあたりに居場所を見つけられそうです。
ランク モダン:C レガシー:D

アンデッドの占い師 ゾンビデッキやゾンバードメントで屍肉喰らい&墓所這いと合わせてアドバンテージエンジンとして採用されそうです。
ランク モダン:C レガシー:C

発掘(モダンでは初収録)
基本的には墓地に送られた死の影・漁る軟泥・タルモ・瞬唱・若き紅蓮術士・献身のドルイド&療治の侍臣あたりを釣り上げるのに使いつつ、いざとなったらサイクリングで手札を入れ替えられるので、3マナ以下のクリーチャーを主軸にするデッキにお守りとして2枚ほど入れるのはありだと思います。
ランク モダン:B


地操術士の計略 既に大爆発の魔道士や溶鉄の雨・石の雨が存在する上に、相手の土地を減らすことは難しいものの、手札を減らさずにウルザ地形を破壊できる点は評価したいです。
ランク モダン:C レガシー:D

ゴブリンの技師 ペインターやソプターコンボ入りのデッキ、サルベイジャーデッキに入れれば、手札や戦場にないコンボパーツを墓地に置きつつ、それを釣り上げてコンボを完成させられるので、複数積んでもいいと思います。
(虚空の杯を使うデッキで採用する場合は、マナコストが2である点もいい感じ。ただ外科的や根絶には気を付けたいところです)
ランク モダン:B レガシー:B

ゴブリンの女看守(モダンでは初収録)
優秀なゴブリンが出てきたらこのカードの価値も上がるので、今後に期待したいところです。
ランク モダン:C

鉱石鱗の守護者 壌土からの生命や発掘(キーワード)・思考掃きや信仰無き物あさりと組み合わせたら2マナ4/4飛行・速攻として出しやすいので、使うならそこを意識したいところです。
(土地単なら2マナ4/4にするより、赤ダブルシンボルを出す方が難しいかも?)
ランク モダン:B レガシー:C

略奪(モダンでは初収録)
アーティファクトにも対処できるので、赤緑ランデスなら石の雨と入れ替わりで採用されるでしょう。
ランク モダン:C

次元縛りの共謀者 せっかく能力を使うのなら精霊龍、ウギンや王神、ニコル・ボーラスといった強力なプレインズウォーカーを出したいところですが、重いプレインズウォーカーを入れすぎたらこれを引かなかった時が厳しい上に、(何度でも出せるとはいえ)もし出せても裂け目の突破or騙し討ちからのエムラorグリセルみたいにほぼ勝ちになるわけではないのが気になりました。
ランク モダン:C レガシー:C

悪ふざけ 2マナのソーサリーとはいえ、発掘のおかげで何回でもアーティファクトを破壊するのは悪ふざけどころの騒ぎではないんですが…
(既にクリーチャーにも3点飛ばせる削剥・ついでに本体にも3点飛ばせる粉々・緑マナがいるとはいえ1枚で2回使える古えの遺恨・複製持ちの破壊放題とライバルは多いですが、発掘のおかげでドレッジや納墓との相性がいいのも高ポイントか)
ランク モダン:A レガシー:B

地盤改変 全ての土地が赤1マナでサイクリングできるためマナフラ受けになる上に、2枚目を引いてもサイクリングしてしまえばいいので、スロットがあればモダンの赤緑ランデス、レガシーの土地単あたりに1枚差してみてもいいかもしれません。
ランク モダン:C レガシー:C


溜め込み屋のアウフ 除去されやすいものの、「中隊・生ける願い・エラダムリーの呼び声・緑頂点でサーチできる無のロッド」としてドルイドコンボやマーベリックなどに1、2枚は採用されそうです。
ランク モダン:B レガシー:B

活性の力 自分のターンでなければ血染めの月や基本に帰れと言ったデッキを機能停止させうる置物にフルタップの状態から対処できる上に、親和・エンチャントレス・テゼレッターあたりが相手ならアドバンテージを失わずに済ますこともできるので、緑が濃い多色デッキを使うなら2枚ほどサイドに入れたいところです。
ランク モダン:A レガシー:B

氷河の啓示 氷雪であればなんでも手札に加えられるので、氷雪デッキを組むなら4枚積みたいところです。
ランク モダン:C レガシー:C

ラノワールの部族 うまくいけば3ターン目に7マナ出すこともできるので、緑単信心あたりには採用を検討してみても良さそうです。
ランク モダン:C レガシー:D

敏捷なマングース(モダンでは初収録)
モダンにも手練・選択・思考掃き・血清の幻視・稲妻はあるのでカナスレは組めそうですが、目くらまし・意志の力がない上にフェッチ→ショックor基本土地しかできない点が気になりました。
ランク モダン:C

厚鱗化 1マナで6/4クリーチャーに変えられる点を見て「いかにも感染デッキで使えと言ってる気がするな…」と思いました。
(モダンでも、1ターン目にぎらつかせのエルフ→2ターン目にこれ+古きクローサの力で2ターンキルできますし)
ランク モダン:B レガシー:B

花の壁(モダンでは初収録)
出すだけでアドバンテージが取れる上に、召喚の調べや異界の進化の種にもなる点は頭に入れておいた方が良さそうです。
ランク モダン:C 

嵐の乗り切り 本体火力に対応して撃てば最低でも6点ゲインはできるほか、致死量のぶどう弾や苦悶の触手が飛んできた際に撃てると気持ちよくなれそうです。
(ただし、そのために2マナ構え続けるのはあまりおすすめできませんが)
ランク モダン:C レガシー:D

紆余曲折 モダンのエルフデッキに暴走の先導と併用(または押しのけて)採用されうるだけのカードパワーはあると思います。
ランク モダン:C レガシー:D

この中で買う気になったのは
・金切るときの声&慈悲深きセラ(白黒トークンを使うなら2枚)
・美徳の力(白系ビートダウン用に2枚)
・ルーンの与え手(白系ビートダウン用に4枚)
・大魔導師の魔除け(エターナルブルーを使うなら2枚)
・バザールの交易魔道士(気になったら3枚)
・永劫のこだま(ストームデッキ用に3枚)
・否定の力(多少値が張っても4枚)
・最高工匠卿、ウルザ(テゼレッター用に最低3枚)
・屍肉喰らい(ブリッジヴァインを組むなら4枚になるまで)
・疫病を仕組むもの(生ける願いからのサーチ用に1枚)
・発掘(お守りとして2枚になるまで)
・ゴブリンの技師(テゼレッターやペインターを組むなら4枚)
・鉱石鱗の守護者(何かのために3枚)
・悪ふざけ(とりあえず3枚)
・地盤改変(何かの役に立ちそうなので2枚)
・溜め込み屋のアウフ(サーチ先として2枚)
・活性の力(緑系デッキ用に2枚)
・厚鱗化(感染デッキを組むなら4枚)
・花の壁(ドルイドコンボ用に2枚になるまで)
あたりですね。

評価したカードが多くなりすぎてしまったので、今回のカード評価は前編(白・青・黒・赤・緑)と後編(多色・無色・アーティファクト・土地)に分けました。

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