※この日記は主にレガシー・モダンの環境を想定しています
過去にした評価:
http://eternalblue.diarynote.jp/201609171852178898/


格納庫の整備士 今回の大誤算その1
護衛募集員が入ったアルーレン自体の数が少なかった上に、入ったとしてもコストとしてクリーチャーを手札に戻せる北極マーフォークや2マナ2/2飛行・瞬速と戦闘能力が高いクイックリング(どちらも青い)がいたせいか採用されたレシピを見かけませんでした。
(なぜ「護衛募集員を入れたアルーレンには1枚差しされるでしょう」と評価してしまったのか…)

激変の機械巨人 コストが5マナと重い上に、一番厄介なパーマネントを処理することができないせいか、実際の採用率はモダンのごく一部のデッキで1枚差しされる程度に留まりました。

断片化 ソーサリーではあるものの、「1マナで」「緑を足さずに」「力戦を含む4マナのエンチャント・アーティファクトを破壊可能」である点を買われたのか、モダンやヴィンテージの一部のデッキのサイドボードに採用されているのを見かけました。
(なお、レガシーではほとんど使用されていないもよう)


儀礼的拒否 1マナでエルドラージと親和の両方に対処できる打ち消しであるという点を買われたのか、モダンの青系デッキの一部のサイドボードに採用されているのを見かけました。

光り物集めの鶴 モダンのランタンコントロール使いの中に「ライブラリーの上から4枚のうちのアーティファクトカード1枚を手札に加える」能力を持つ2マナ1/3飛行のクリーチャーが魅力的に見えた人がそれなりにいたのか、青を足して2枚ほど採用しているレシピをちらほら見かけました。

逆説的な結果 Mox Sapphireを始めとした5種類のMoxや魔力の墓所、太陽の指輪が1枚ずつ使えるヴィンテージ環境では、軽量マナマーティファクトを並べた後に撃てば大量のストームと手札を得られることから、「逆説的な結果ストーム」というデッキを成立させるまで至るほどのカードパワーを誇っていたようです。

奔流の機械巨人 スタンダードでは大活躍している彼も、6マナという重さのせいか高速環境であるモダンでは一部の青系コントロールに採用されるに留まっていました。


失われた遺産 今回の大誤算その2
出た当初は、4マナとはいえ打ち消されない殺戮遊戯の方を高く評価していましたが、実際には「黒ダブルシンボルであるものの、赤を足さずに」「3マナで」相手のコンボパーツを引っこ抜ける点を買われたのか、モダンやレガシーの黒系のデッキのサイドボードに(場合によっては殺戮遊戯と併用して)採用しているレシピをちらほら見かけました。

害悪の機械巨人 リアニメイトで釣ってくる対象として考えたらクリーチャーを1体破壊するだけでは制圧力が足りず、かといって素出しするには6マナというコストは重すぎたせいか、モダン以下で使われているという話は聞いたことがありませんでした。


安堵の再会 今回最大の誤算
打ち消された時のアドバンテージの損失が大きいため、出た当初は全く評価してませんでしたが、実際はモダンの発掘やグリセルシュートに3、4枚積まれる程の強いカードでした。
(なおこのカードを得て発掘がさらに強化されたせいで、ゴルガリの墓トロールが再び禁止になったもよう。しかしまだ発掘は環境に残っているようです)

反逆の先導者、チャンドラ 今回の大誤算その3
出た当初は4マナかかる上に、除去のコストが-3と重めなことから大した活躍はしないと思ってましたが、実際にはモダンのジャンドや赤系コントロールからレガシーのドラゴンストンピィまで、思ったよりは幅広く採用されていました。

向こう見ずな実験 今回の大誤算その4
出た当初は受けるダメージをいかに減らすかにしか目がいってなかったため、「向こう見ずな実験の効果で出してもダメージを受けない、白金の帝像を4マナでライブラリーから戦場に出す」ことを想像できませんでした。
(あと、これが出たことによって白金の帝像が高騰しました。再録禁止カードがないとはいえ、モダン環境は何が高騰するか分からないから本当に恐ろしいですね…)


顕在的防御 今回の大誤算その5
モダンの感染デッキには4枚積まれていることも多かったですが、激励・狂暴化や青のピッチスペルが入っているレガシーの感染デッキには巨森の蔦(こちらは3、4枚積まれている)と併用して採用されることはあまりなかったです。
(他にライバルが多いレガシー環境であるとはいえ、感染デッキにすら採用されないことが多いとは…)

生命の力、ニッサ モダンではほとんど使われてませんでしたが、奇跡に強いためかレガシーのエルフデッキなどのサイドに1、2枚採用されているのをちらほら見かけました。

新緑の機械巨人 スタンダードでは大活躍している彼も、5マナという重さのせいかモダン以下での環境ではほとんど採用されていませんでした。

多色
模範操縦士、デパラ 霊気紛争が出てからも出番はありませんでした。

サヒーリ・ライ 霊気紛争で出た際に、守護フェリダーとの無限コンボを搭載したサヒーリコンボが、モダンで少しだけ見られるようになりました。

通電の喧嘩屋 今回の大誤算その6
出た当初はそれなりに評価していましたが、2マナとはいえ2回だけ4/3トランプルとして殴れる程度では、モダン以下の環境では活躍できなかったようです。
(これもみんなタルモゴイフって奴のせいなのか?)

アーティファクト
高速警備車 モダンやレガシーでは活躍できませんでしたが、Mishra’s Workshopがあるヴィンテージでは4マナ5/3速攻・トランプルによる奇襲性の高い一撃を叩き込める点を評価されたのか、霊気紛争で歩行バリスタが出るまでの間、MUDの主力として活躍していました。

鋳造所の検査官 アーティファクト呪文のコストを軽減できる上に、3マナ3/2と中々の戦闘能力を有する点を評価されたのか、ヴィンテージの茶単に採用されているレシピを確認できました。

屑鉄場のたかり屋 スタンでは大活躍中の彼も、モダン以下の環境においては、一番採用される可能性が高そうな発掘デッキにすら全くと言っていいほど採用されていませんでした。
(スペック自体は悪くない気がするんですが、墓地を痩せさせず、かつマナコストを支払うことなく墓地から出てこれる恐血鬼や縫合体、ナルコメーバが相手じゃ分が悪かったということでしょうか)

領事の旗艦、スカイソブリン モダン以下の環境で、これが使われているという話を聞いたことがないんですが…
(ちなみに私もエルドラージデッキを作ろうとしていた時に採用しようと思いましたが、エルドラージでない上に5マナと重いのが気になって結局採用しませんでした)

密輸人の回転翼機 スタンでは禁止カードになるぐらい活躍していましたが、他に優秀なライバルが数多く存在するモダン以下の環境では一部のデッキにしか採用されていませんでした。

土地
霊気拠点 今回の大誤算その7
レガシーのエルドラージデッキに「1回だけ好きな色のマナを出せる無色土地」として採用してみようと思いましたが、血染めの月・基本に帰れの存在や土地の枠について考慮した結果、結局採用を見送ることに決めました。
(血染めの月・基本に帰れのことを気にしながらエルドラージデッキで大会に出た際、スライ信者さんに「特殊土地対策が流行っているなら、そもそもエルドラージで大会に出るべきではない」とアドバイスを頂いたことは今でも覚えています)

花盛りの湿地・植物の聖域・秘密の中庭・感動的な眺望所・尖塔断の運河 主にモダン環境の、色が合うデッキに採用されています。
(デュアルランドを買う余裕がない人には、レガシーでも「フェッチランドでサーチできないものの、速いターンからライフロスなしにアンタップインで戦場に出せる2色土地」として重宝されそうですが…)

発明博覧会 今回の大誤算その8
出た当初は全く評価してませんでしたが、実際にはアーティファクトをサーチすることもできる土地としてモダンのランタンコントロールなどに1、2枚採用されていました。

特に気になった点は
・逆説的な結果が、ヴィンテージのストームを大幅に強化するほどのカードパワーを持っていたこと
・殺戮遊戯が使える環境でも、3マナという点を買われたのか失われた遺産がサイドボードに採用されることがあったこと
・安堵の再会がモダンの発掘を強化しすぎてしまったせいか、ゴルガリの墓トロールが再び禁止になってしまったこと
・反逆の先導者、チャンドラが、モダンのジャンドや赤系コントロールからレガシーのドラゴンストンピィまで、それなりに幅広く採用されていたこと
・向こう見ずな実験から白金の帝像を戦場に出すデッキが、モダン環境に登場したこと
・顕在的防御が、レガシーの感染デッキにはあまり採用されてなかったこと
・霊気紛争で出た守護フェリダーとサヒーリ・ライの2枚を使ったコンボデッキが、後にモダン環境に登場したこと
・高速警備車が、霊気紛争で歩行バリスタが出るまでの間、MUDの主力として活躍していたこと
・屑鉄場のたかり屋が、モダンの発掘にすらほとんど採用されてなかったこと
・スタンでは禁止カードになった密輸人の回転翼機が、モダン以下の環境ではほとんど活躍しなかったこと
・エルドラージデッキに入りそうな気がした霊気拠点が、実際にはほとんど採用されてなかったこと
・出た当初は全く評価してなかった発明博覧会が、実際にはモダンのランタンコントロールなどに1、2枚採用されていたこと
以上です。

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