フォーゴトン・レルム探訪の評価の反省
フォーゴトン・レルム探訪の評価の反省
フォーゴトン・レルム探訪の評価の反省
※この日記は主にレガシー・モダンの環境を想定しています
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/202107141303447402/


黎明運びのクレリック 初見では全く評価してませんでしたが、2マナで出して2点回復orエンチャント破壊ができるおかげでバーンには有効(大歓楽の幻霊や乱動する渦の破壊もできる)なためか、モダンのごく一部のデッキにサイドに採用されていたのを見かけました。

巧妙な鍛冶 今回最大の誤算
出すだけでアーティファクトを手札に加えられるとはいえ、モダン・レガシーで光り物集めの鶴を見かけないのもあって、初見では全く評価していませんでした。
しかし、色が白いためモダンのハンマータイムに無理なく入り、アーティファクトを出すたびに+1/+1カウンターを1ターンに1回乗せられる点が評価されたためか、実際にはモダンのハンマータイムの半分弱や鱗親和の6割ほどのレシピ、ソプターコンボ入りの青白石鍛冶には3~4枚積まれたことがほとんどでした。
一方、レガシーではサルベイジャーコンボの4割ほどに2~4枚採用されましたが、他にはペインターのごく一部に採用されたに留まりました。

月恵みのクレリック 今回の誤算その1
3/2がついてくるとはいえ、エンチャントをライブラリートップに積み込むために3マナは重かったのか、モダン・レガシー共に採用実績はほぼなかったです。

オズワルド・フィドルベンダー 今回の誤算その2
初見では親和に入れたら思考の監視者・滞留者の相棒あたりから隔離するタイタンを出せる点をある程度評価してましたが、出す条件を満たすのが難しかったためか親和には採用されていませんでした。
その一方、召喚酔いするとはいえ状況に応じてポータブル・ホールや丸砥石、飛行機械の鋳造所・弱者の剣・絵描きの召使いあたりをライブラリーから引っ張ってこれるのが一部で評価されたためか、モダンのソプターコントロールやレガシーのペインターのごく一部で主に2~3枚採用されていたのを見かけました。

パラディン・クラス レベルを上げなくても「白1マナで出せ、対戦相手が自分のターンに呪文を唱えるためのコストを1マナ増やしてくれるエンチャント」であるため、妨害を受けにくくしてくれる点が一部で評価されたためか、レガシーのエンチャントレスのごく一部で採用されていたのを見かけました。

ポータブル・ホール 今回の大誤算その1
既に虹色の終焉が存在するのもあって、初見では低マナ域で勝負する相手用のサイド要因かアーティファクトデッキ用のカードとして評価していました。
実際の採用状況は、モダンのハンマータイムやデスタクのごく一部、鱗親和や小悪疫の2割ほどに採用されたほか、ソプターコントロール(石鍛冶入りも含む)には基本パーツとして3~4枚採用されていました。
一方のレガシーでは、デスタクのごく一部に1、2枚差し、ペインターのごく一部に創造カーンからのサーチ先として1枚差しされていた(そのさらに少数には、メインから2~4枚採用されていた)のが確認できました。
(主な誤算は、メインに入ることを想定していなかったことと「虹色の終焉が存在するので、採用率はそこまで高くならなさそう」の部分でした)

テレポーテーション・サークル 今回の誤算その3
初見ではCiP能力を使いまわせるエンチャントである点をそれなりに評価していましたが、4マナという重さに気になったためか、モダン・レガシー共に採用実績はほぼなかったです。


ウォーターディープの黒杖 今回の大誤算その2
置くのに1マナ+能力の起動に2マナ払えば(伝説なので2体以上は動かせないものの)アーティファクトを何回でも4/4に変えられる点を評価して、初見では「枠が空けば親和デッキ用に2枚ほど入れたい」と思っていました。
しかし、能力を起動するたびに2マナ払う必要がある上に、1体しか4/4にできないためか、モダン・レガシー共に採用実績はほぼなかったです。

デミリッチ 初見でも稲妻・剣鍬・流刑・墓地対策に弱い点を気にしながらもインスタント・ソーサリーが多く入るデッキとの相性の良さをそれなりに評価していました。
実際の採用状況は、数こそ少なかったもののイゼットフェニックスには基本パーツとして4枚積まれたほか、ジェスカイフェニックスの6割弱にも4枚積みされていたのが確認できました。

ターシャズ・ヒディアス・ラフター 今回の大誤算その3
「マナ総量の合計が20以上になるまで」ライブラリーを上から追放する部分を見て「落とす枚数が安定しなさそうだから、不可視の一瞥や荒れ狂う騒音でいいか」と思ったため、初見では全く評価していませんでした。
しかし、モダンでは低マナ域で勝負するデッキが多く(高マナ域のカードがフィニッシャーのトロンでも、半分以上は2マナ以下のカードが占める)、追放するおかげでエムラ・忍耐を気にせず使えるためか、実際にはモダンのライブラリー破壊デッキの基本パーツとして4枚採用されていました。


アーチリッチ、アサーラック 今回の大誤算その4
初見では全く評価してませんでしたが、魔の魅惑を出している状況で出したら「あえて魂を喰らう墓を踏破せず、ファンデルヴァーの失われた鉱山を探索し続けて無限ドレイン&ドローを行う」ことができるためか、レガシーのアルーレンで高い採用率(枚数は生ける願いからのサーチ先として1枚差しだったり、これに加えてメインから1、2枚入っていたりと様々)を誇っていました。

よろめく怪異 初見では全く評価してませんでしたが、1マナで出せ、死亡したら相手のクリーチャー1体に-1/-1修整か宝物トークンの生成を行える「ゾンビ」だったためか、マイナーながらゴブリンの砲撃や屍肉喰らいが入ったゾンビデッキではなかなかの採用率を誇っていました。

スフィアー・オヴ・アナイアレイション 今回の誤算その4
追放するまでに1ターンかかるのもあって、初見では全く評価してませんでした。
しかし、ごく一部ながらモダンのライブラリーアウトデッキやレガシーのヘルムコンボ系デッキのサイドに1枚差しされていたのが確認できました。
(レガシーの方は、創造カーンからのサーチ先として採用されていました。ちなみに、呪いデッキへの採用率は高かったです)


雄叫ぶゴブリン 初見では全く評価してませんでしたが、2マナ払えば自軍の全てのゴブリンに+1/+1修整と速攻を与えてくれる点がある程度評価されたためか、女看守からのサーチ先としてかモダンのゴブリンデッキに1枚差しされていたのをそれなりに見かけました。
(赤単のビートダウン型のゴブリンデッキには、4枚積まれていたのが確認できましたが)

星山脈の業火 初見ではドラゴンストームには入りそうだと思ってましたが、モダン・レガシー共にドラゴンストーム自体を見なかったので…

願い 今回の誤算その5
3マナとはいえ持ってこれる範囲が広いためか、モダンの青赤ストームやロータスストームのメインに2枚(稀に3枚以上)、レガシーのストーム(ANTではないほぼ赤単タイプ)のメインに1、2枚差されたのは当たってました。
しかし、マナ加速手段が豊富なおかげで願い→サーチ先の呪文とつなぎやすいのが評価されたためか、ヴァラクートデッキの半分ぐらいのレシピにも2~4枚採用されることは予想できませんでした。


裕福な亭主 今回の誤算その6
初見では全く評価してませんでしたが、2マナで宝物トークンを出しながら出てくるおかげで次のターンのヨーグモスにつなげる上に、ほかのクリーチャーを出せば1点回復できる点がある程度評価されたためか、モダンのヨーグモス医院の4割弱ほどのレシピに1枚差しされていたのが確認できました。

レンジャー・クラス 初見では全く評価してませんでしたが、2マナで2/2トークンを出しつつ、2マナ払ってレベル2に上げれば攻撃クリーチャー1体に+1/+1カウンターを置ける点が一部で評価されたためか、モダンの鱗親和のごく一部のレシピに1、2枚採用されていたのが確認できました。

群れ率いの人狼 初見では全く評価してませんでしたが、緑ダブルシンボルながら3/3というサイズを持ち、攻撃した時点でのパワーが6以上ならカードを引ける点が一部で評価されたためか、モダンの人間デッキの1割ほどに4枚積まれていたのを確認できました。
(これ2体で攻撃すれば、2ドローできるのが大きかったのかも)

自然の化身 初見では全く評価してませんでしたが、1マナで「単体除去が飛んできたら、海亀になって無効化」「攻撃に転ずる時は、3/3トランプルの象になる」両方の仕事をこなせるためか、モダンの感染デッキの1/3ほどのレシピに2枚以上採用されていたのが確認できました。

多色
ブルーノー・バトルハンマー 初見ではモダンのハンマータイムに入る可能性を感じてましたが、ルールスを相棒にした方がいいためか、モダン・レガシー共に採用実績はありませんでした。

グレッチェン・ティッチウィロー 初見では全く評価してませんでしたが、青緑の2マナ0/4と稲妻に耐えるタフネスと、4マナかかるものの成長のらせんと同じ効果の起動型能力を有する点が一部で評価されたためか、モダンのアミュレットタイタンの1割ほどのレシピに1枚差しされていたのが確認できました。

月の踊り手、トレラッサーラ 初見では全く評価してませんでしたが、2マナで出せてオーリオックのチャンピオンやヘリオッドの絆魂付与などでライフゲインできれば、
+1/+1カウンターを乗せつつ占術1もできる点が一部で評価されたためか、モダンのヘリオッドカンパニーの15%ほどのレシピに2枚ほど採用されていたのが確認できました。

土地
フロスト・ドラゴンの洞窟 今回の誤算その7
既に天界の列柱が存在する上に、攻撃するために6マナ必要なこともあって、初見では全く評価してませんでした。
しかし、2枚目までならアンタップインで出せる点がある程度評価されたためか、実際にはモダンのデスタクの4割ほどのレシピなどに1~3枚入っていたのを確認できました。

バグベアの居住地 今回の大誤算その5
攻撃するために5マナ必要なこともあって、初見では全く評価してませんでした。
しかし、2枚目までならアンタップインで出せる上に、攻撃するたびに攻撃中の1/1のトークンを出せるため攻撃さえできれば1/1が残る点が評価されたためか、モダンでは黒赤ビートダウンの7割弱のレシピに2~3枚、赤単(オボシュが入ることもある、血染めの月が入ったビートダウンタイプ)の8割弱のレシピに4枚積まれることが多かったりしました。
一方、レガシーでは血染めの月が入っている赤単プリズンの36%ほどのレシピの中にも、3~4枚採用されたものを見かけたほか、かなりマイナーながらサーガレッド(血染めの月などを採用せず、ウルザの物語を採用した赤単)にはほぼ確実に1、2枚採用されていました。
(とはいえ、サーガレッドで結果を出した人の数は1桁でしたが…)

ストーム・ジャイアントの聖堂 今回の大誤算その6
攻撃するために7マナ必要なこともあって、初見では全く評価してませんでした。
しかし、2枚目までならアンタップインで出せる上に、クリーチャー化したら護法(3)を持つ点が評価されたためか、実際にはモダンの青白系コントロールの65%ほど・青単トロンの4割弱のレシピに1枚差しされるなどしていました。

目玉の暴君の住処 攻撃するために5マナ必要なこともあって、初見では全く評価してませんでした。
しかし、2枚目までならアンタップインで出せる点が一部で評価されたためか、モダンの黒を含むデッキのごく一部で1、2枚採用されていたのが確認できました。

ハイドラの巣 大量のマナを使わなければ弱い気がしたので、初見では全く評価してませんでした。
しかし、2枚目までならアンタップインで出せ、マナさえつぎ込めばどこまでも強くなる点が一部で評価されたためか、モダンの緑を含むデッキのごく一部で1枚差しされていたのが確認できました。

以上5枚のミシュラランドサイクルの採用件数は青>赤>>白>>緑≧黒で、採用枚数は赤>>青>>白>>緑≧黒でした。

宝物庫 今回の大誤算その7
アーティファクト土地であるのを見落としていた上に、宝物トークンを生成する能力も「土地1枚と消費するマナのことを考えたら、割に合わない」と思っていたので、初見では全く評価してませんでした。
しかし「無色マナしか出せないものの、モダンでは貴重なアンタップインできるアーティファクト土地」である点が評価されたためか、モダンの親和の6割強のレシピに2~4枚積まれていました。
(マナ効率こそ悪いものの、宝物トークンを生成すれば色マナの確保とアーティファクトの数を増やすことができるのも評価されたのでしょう)

1ヶ月前にモダンホライゾン2が発売されたせいか、死儀礼・オーコ・ウーロのように環境を変えたカードこそ存在しなかったものの、モダン以下でも使われたカードは一部に存在したようでした。
(というか、死儀礼・オーコ・ウーロあたりの方がおかしいのであって、スタンダードで使えるパックから出るカードとしてはこれが普通だと思いますが)
モダンホライゾン2の評価の反省(アーティファクト・土地・BOX特典)
モダンホライゾン2の評価の反省(アーティファクト・土地・BOX特典)
モダンホライゾン2の評価の反省(アーティファクト・土地・BOX特典)
※この日記は主にレガシー・モダンの環境を想定しています
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/202106102150332402/

白・青編はこちら
https://eternalblue.diarynote.jp/202106050018185959/

黒・赤編はこちら
https://eternalblue.diarynote.jp/202112132333421459/

緑・多色編はこちら
https://eternalblue.diarynote.jp/202112181832093050/

アーティファクト
アカデミーの整備士 後半の誤算その1
食物・手がかり・宝物トークンを使うデッキが活躍するとは思ってなかった上に、3マナとやや重めなこともあって、初見では全く評価してませんでした。
しかし、実際にはマイナーながら食物トークンを使うキャットオーブンでそこそこ採用されていたほか、ウルザフードのごく一部でも採用されていたのを確認できました。

石なる知識 後半の大誤算その1
初見ではモダンで奇跡呪文やエムラ爆発のような「トップに特定のカードを置く」用として採用されそうだと思っていました。
しかし、実際にはモダン・レガシー共にごく一部のデッキに、ウルザの物語からのサーチ先として1枚差しされることがほとんどでした。
(とはいえ、終末をトップに積む用としてか、ごく一部のモダンの青白コントロールには3、4枚積まれていたのが確認できましたが)

毛皮運送 モダンでも非伝説限定ながら無名の墓→頑強で墓地のクリーチャーを釣り上げることができるようになったためか、モダン・レガシー共に採用実績はありませんでした。
(リアニメイト系のデッキで、わざわざアンタップ状態のクリーチャーを2体用意するのも大変でしょうし…)

カルドラの完成体 主にモダン・レガシー共に(ルールスを相棒とした、ハンマータイムあたりを除いて)石鍛冶からのサーチ先として1枚差しされたほか、ごく少数ながらトロンで創造カーンから持ってくる用にサイドに1枚差しされていたのも確認できました。

液鋼の首飾り 後半の誤算その2
ダク・フェイデンや悪ふざけと組み合わせたデッキがほんのごく一部で見られたものの、土地も対象に取れる液鋼の塗膜の壁が厚かったためか、この記事を書いていた時点で採用実績はモダン・レガシー合わせて10件ほどしか見当たらなかったです。

イラクサ嚢胞 後半の誤算その3
3マナとやや重かったためか1、2枚差しではあったものの「生体武器版頭蓋囲い」というのがなかなか強かったためか、モダンの親和ではなかなかの採用率を誇りました。
一方のレガシーでは、頭蓋囲いよりは採用が高かったものの、採用枠がなかったためか親和やペインターの一部などで採用されたに留まりました。

ドラコの末裔 後半の大誤算その2
モダンでもトライバルズーが活躍したという話を聞いてなかったので、初見では全く評価してませんでした。
しかし、実際には同期の縄張り持ちのカヴー、断片無き工作員、フェールス・ロキーリク将軍が共に入ったトライバルズーで高い採用率を誇ったほか、12という高いマナコストのおかげかモダンの計算された爆発デッキに基本パーツとして4枚採用されていました。

滞留者の相棒 後半の大誤算その3
初見ではモダンでもマイアの処罰者がほとんど採用されてなかったのもあって、全く評価してませんでした。
しかし、アーティファクト・土地サイクリングを持つ点や、2種類目のマイアの処罰者として収録されたのが評価されたためか、実際にはモダンの親和に4枚積まれることが多いほどの採用率を誇りました。
(とはいえ、マイアの処罰者と併用されたレシピは半分ぐらいでしたが…)

家庭と故郷の剣 火氷剣すら採用率がそこまで高くなかったのもあって、初見ではサボタージュ能力が地味な感じがしたこのカードを全く評価してませんでした。
しかし、クリーチャーを明滅させる能力がある程度評価されたためか、実際にはごく一部ながら明滅とシナジーがあるクリーチャーを多く採用した、モダンの石鍛冶デッキに1枚差しされていたのが確認できました。

地獄料理書 後半の大誤算その4
初見では「1マナの食物を出す共鳴者として使え、アスモラノマルディカダイスティナカルダカールでサーチできる」点を評価して、マッドネスデッキに入ると思っていました。
しかし、実際にはアスモ共々レガシーのマッドネスデッキには採用されなかった一方、モダンの楕円競走の無謀者が入ったタイプのキャットオーブン・ウルザフードにアスモ共々基本パーツとして採用されたほか、グレイブヴァインでも高い採用率を誇りました。
その他、ほんのごく一部ながらモダンの信仰の繕いが出てくる前のリアニメイトや、レガシーの赤系スタックスやエコー神話にアスモと共に4枚積みされていたのも見かけました。

虚空の鏡 後半の大誤算その5
初見では「無色・全知系デッキへの対策になるが、無視される可能性があったり他の対策カードが優先されたりするため、無理して採用するほどではない(意訳)」と思っていました。
しかし、無色・全知系デッキ相手の対策カードとしては相当優秀なためか、モダンでは色々なデッキのサイドで高い採用率を誇ったほか、レガシーでもごく一部のデッキで採用されていたのが確認できました。
(モダンでは、トロン系デッキがメタの上位に存在するのが大きいか)

微光蜂、ザーバス 後半の誤算その4
初見では「鱗親和に電結の働き手と入れ替わりで採用されそう」だと思ってましたが、(これ自身は鱗親和の基本パーツとして4枚積みされたものの)働き手には無色1マナで出せるという利点があったためか、実際には併用されていたレシピも多かったです。
(中にはザーバス・働き手を4枚ずつ採用したレシピもありました)

呪われたトーテム像 後半の誤算その5
初見ではあまり評価してませんでしたが、歩行バリスタや鱗親和の電結の荒廃者・エルフデッキに刺さるためか、緑トロンのごく一部やマーフォークの一部のサイドなどに採用されてたのが確認できました。

ズアーの宝珠 後半の大誤算その6
初見では全く評価してませんでしたが、実際にはモダンのイリーシアヴァラクート(原始のタイタン・風景の変容を入れず、アルゴスの庇護者、ティタニアを入れたタイプ)でウルザの物語からのサーチ先としてや、ごく一部のデッキで創造カーンからのサーチ先として1枚差しされていたのが確認できました。

土地
鉱滓造の橋&錆付谷の橋 後半の誤算その6
タップインの土地だというのもあって初見では全く評価してませんでしたが、破壊不能である点が評価されたためか、実際には一部の土地破壊系デッキで浄化の野火や爆裂/破綻と併用されていたのが確認できました。
(浄化の野火と組み合わせた場合、マナ加速しつつ1ドローできるのも大きかったか)

霧霊堂の橋 後半の誤算その7
タップインの土地だというのもあって初見では全く評価してませんでしたが、アーティファクト土地である上に思考の監視者や頭蓋囲い用の青・黒マナが出せる点が評価されたためか、実際には出た当初の親和デッキではなかなかの採用率を誇っていました。

魔力倉庫 後半の大誤算その7
接合1を持つとはいえ、タップインの土地だというのもあって初見では全く評価してませんでしたが、それでも「アーティファクトにしか対応していないものの好きな色のマナを出せるアーティファクト土地であり、接合1を持つ」ためか、実際にはモダンの鱗親和でなかなかの採用率を誇っていました。
(とはいえ、タップインかつ非アーティファクト用の色マナを出してくれないためか、採用枚数は1、2枚でしたが)

剃刀潮の橋 後半の誤算その8
タップインの土地だというのもあって初見では全く評価してませんでしたが、アーティファクト土地である上に思考の監視者や急送用の青・白マナが出せる点が評価されたためか、実際には出た当初の親和デッキの半分以上に4枚積まれるほどの採用率を誇っていました。
その後、フォーゴトン・レルム探訪で色が合うアーティファクトのポータブル・ホールが登場してからは、採用率が一気に上がりました。

銀色険の橋 後半の大誤算その8
タップインの土地だというのもあって初見では全く評価してませんでしたが、アーティファクト土地である上に思考の監視者や感電破用の青・赤マナが出せる点が評価されたためか、実際にはモダンの親和に3、4枚積まれたことも結構あったほか、ごく一部の青白赤コントロールに浄化の野火や爆裂/破綻と併用されていたのも確認できました。

糸絡渦の橋 後半の誤算その9
タップインの土地だというのもあって初見では全く評価してませんでしたが、アーティファクト土地である上に思考の監視者や新生化用の青・緑マナが出せる点が評価されたためか、実際には新生化から孔蹄のビヒモスを呼び出すタイプの親和デッキに4枚積まれていたのが確認できました。

ウルザの物語 後半最大の誤算
初見では出した2ターン後に生け贄に捧げられるが気になったため「Ⅱ能力で出てくる構築物トークンを目当てに、ウルザ・エムリー系のアーティファクトデッキに2枚ほど入りそう」ぐらいにしか思ってませんでした。
しかし、実際にはこれ1枚で構築物トークンを2体出せる上に、Ⅲ能力で点数で見たマナコストが0か1のアーティファクトをライブラリーから出しつつ、構築物トークンを最低でも3/3にできる点がとても高く評価されていました。
そのためか、モダンのハンマータイム・親和・アミュレットタイタンやレガシーのペインター・エコー親和のようなアーティファクト系かアーティファクトがキーパーツとなるデッキに基本パーツとして4枚積まれていました。
そのほか、アーティファクト系ではないはずのモダンのジャンドやレガシーの忍者・デスタク・土地単あたりにすら、サーチ先になる影槍や改良式鋳造所あたりと共に採用されていたのがある程度確認できました。
ウルザの物語のカードパワーの高さを知って「そのうち、不毛のないモダンでは禁止になるのではないか」と思ってしまいました。

成長の揺り篭、ヤヴィマヤ 後半の大誤算その9
初見では「緑タイプのPost・エルドラージや、土地単の色マナ確保用に1、2枚差しされそう」だと思っていました。
しかし、すべての土地が森にもなる点が相当高く評価されたためか、実際にはモダンのヨーグモス医院やエルフのような緑マナに困らなさそうなデッキにすらほぼ1枚差しながら高い採用率を誇ったほか、レガシーの暗黒の深部入りデッキ(マーベリック含む)のにもそれなりの割合で1~3枚採用されていました。
(土地単でない暗黒の深部系デッキにも採用されたのは、不毛・暗黒の深部のような色マナが出ない土地が多く入っているのが原因か)

ミシュラの工廠 後半の大誤算その10
初見では単色か2色のコントロールに2枚ほど入りそうだと思ってましたが、実際にはコントロールデッキに入る例すら小悪疫(主に黒単メガハンデスタイプ)ぐらいしかなかった一方、デスタク(ほとんどは白単)の3割ほどやエルドラージデッキの一部、土地の枚数が多い計算された爆発デッキに4枚投入されたのは確認できました。
(アンタップインで出せるとはいえ、無色マナしか出せないのも採用レシピ集が3桁いかなかった原因と言えそうです)

激浪の研究室 後半の誤算その10
初見では「瞬唱を使いまわすために、コントロールデッキに1枚差すのはあり」だと思ってましたが、無色マナしか出せない土地を入れずらかったのか、実際にはごく少数しか存在しない青黒フェアリーなどに1枚差しされたに留まりました。

BOX特典
聖域の僧院長 後半の大誤算その11
採用枚数こそデスタク・人間・中隊系デッキあたりのメインかサイドに1枚(たまに2枚)入る程度でしたが、これらのデッキへの採用率はデスタクで4割ほど・人間で6割ほど・中隊デッキで3割ほどとそこそこ~高い程度のレベルはありました。
(とはいえ、初見ではクリーチャーデッキへの採用率は高いと判断していたので、予想していたよりは採用率は低かったですが)

初見ではウルザの物語1枚から構築物トークンを2体出せる(Ⅲ能力の誘発にスタックして構築物トークンを出せばいい)のを見落としていたのもあって、ウルザの物語のカードパワーを低く見積もってしまいました。
(ついでに言うと、アーティファクト系デッキ以外にもわざわざサーチ先となるカードを投入してまで入るなんて想像すらしてませんでした)

今回収録されたカードの値段を調べてみたら、虹色の終焉・孤独・激しい叱責・邪悪な熱気・激情(これは6月下旬まで値下がりしていた)・ウルザの物語あたり以外は初動とほぼ変わらないか値下がりし続けていたので、今後は「強いと思うから」という理由だけで初動でカードを買うのはやめることに決めました。
(ダウスィーの虚空歩き・悲嘆・下賤の教主・アスモ・グリスト・ドラコの末裔・カルドラの完成体・成長の揺り篭、ヤヴィマヤあたりですら、初動から値下がりし続けてましたので…)
モダンホライゾン2の評価の反省(緑・多色)
モダンホライゾン2の評価の反省(緑・多色)
モダンホライゾン2の評価の反省(緑・多色)
※この日記は主にレガシー・モダンの環境を想定しています
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/202106082055485304/

白・青編はこちら
https://eternalblue.diarynote.jp/202112012310578837/

黒・赤編はこちら
https://eternalblue.diarynote.jp/202112132333421459/

アーティファクト・土地・BOX特典編はこちら
https://eternalblue.diarynote.jp/202112252225239420/


豊穣な収穫 中盤(2)の大誤算その1
初見では緑1マナで土地か土地以外のどちらかを確実に手札に加えられる点こそ評価していたものの、ニッサの誓いと同じ道をたどりそうな気がしていました。
しかし、前述の点が評価されたためか、実際にはモダンのアミュレットタイタンのみならず、青が入るモダンのレンアンドオムナスやレガシーのバントコントロールの20%~27%ほどのレシピにも、2枚以上採用されていたのを見かけました。

前駆軟泥、エーヴ 中盤(2)の大誤算その2
初見ではストームこそ持つものの「緑トリプルシンボルを含む5マナのカード」である点が気になったため、全く評価してませんでした。
しかし、クリーチャー呪文なので狼狽の嵐に引っかからず、出てくるクリーチャーのサイズが大きいため嵐の乗り切りや疫病を仕組むものあたりに強いのが評価されたのか、実際にはモダンのロータスストームに願いからのサーチ先として1枚差しされたほか、レガシーのANTのサイドに1枚差しされていたのを結構見かけました。

リスの将軍、サワギバ 初見では全く評価してませんでしたが、食物トークンを生成できる魔女のかまどとの相性が良かったためか、ごく一部ながらモダンのキャットオーブンなどに採用されていたのを見かけました。

騒鳴の嵐 モダン・レガシーでは全く使われてませんでしたが、ストーム対策が難しいパウパーでは授業初日を唱えた後にこれの効果で出てきた大量のリストークン(2/2速攻)で瞬殺するリスストームが暴れすぎたせいで、2021/9/8に禁止カードに指定されてしまいました。

忍耐 中盤(2)の大誤算その3
初見でも「プレイヤー最大1人の墓地のすべてのカードを、ライブラリーの一番下に無作為の順番で戻す」おかげで、墓地対策のついでにライブラリー対策も行え、素出しでも瞬速・到達持ちの3マナ3/4であるおかげで秘密を掘り下げる者や稲妻対策になる点を評価していました。
しかし、カードパワーの高さを大きく評価されたためか、緑が濃いデッキのみならずモダン・レガシーの緑が入るありとあらゆるデッキのサイド(トロンのように緑が薄くなければ、ビートダウン・コントロール・コンボ問わず)に採用されたことまでは予想できませんでした。
(エルフでないせいか、エルフデッキへの採用率はモダンでは半分弱、レガシーでは2/3弱ほどでしたが…)

基盤砕き 中盤(2)の誤算その1
初見でも「置物を破壊するためだけに2マナで唱えられる」「エレメンタルである」点を評価していましたが、前述の2点がかなり評価されたためか、モダンの死せる生・アミュレットタイタン・エレメンタルのサイドボードの常連になったほか、「召喚士の契約でサーチできる」である点を買われたためか、レガシーのスパイのサイドに採用されていたのもそこそこ見かけました。
(死せる生デッキの場合、想起で唱えれば墓地へ送れる点も評価されたのでしょう)

ガイアの意志 中盤(2)の大誤算その4
予言によりや雷電支配からこれを撃てば、レガシーですら禁止のヨーグモスの意志の効果が得られるためか、初見ではこれが入った新しいストームデッキの登場を予感しました。
しかし、カード2枚を組み合わせてヨーグモスの意志を撃たなくても、インスタント・ソーサリーを墓地から唱えるだけなら炎の中の過去でも十分だと判断されたためか、モダン・レガシー共に採用実績はなかったです。
(同期に忍耐が出てきたのも、逆風といえたか)

下賤の教主 中盤(2)の大誤算その5
モダンのヨーグモス医院やゴブリンデッキ、ジャンドサクリファイスには初見通りにマナクリとして高い採用率を誇った一方、1マナのマナ加速枠が東屋のエルフ・楽園の拡散で埋まっていたり、ウルザの物語パッケージが優先されたためかグルールムーンやジャンドへの採用率は低めでした。
一方のレガシーではゴブリンデッキやジャンドでそれなりの採用率を誇るも、現行のパーツと色が合わないためか感染デッキへの採用率は低かったです。
(レガシーのゴブリンで高い採用率を誇らなかったのは、既に攻撃を通せたら手札からゴブリンを出せる従僕が存在する上に、不毛が存在するのも大きかったか)
採用率自体も予想より低かったですが、それでも貴族の教主よりほんの少し低いぐらいはありました。

聖域の織り手 中盤(2)の誤算その2
タップするだけで(好きな色のマナを出せるため)セラの聖域の上位互換の効果を得られるためか、クリーチャー・エンチャントであるため除去されやすく召喚酔いするにも関わらず、モダンのエンチャントレスには基本パーツとして4枚積まれてました。
しかし、前述の欠点が目立ったためか、レガシーのエンチャントレスにはほとんど採用されていませんでした。

小走り樫 これ&キヅタ小径の住人で無限パワー&無限トークンを、これ&魂の管理人やオーリオックのチャンピオン&太陽冠のヘリオッドで無限ライフ&無限パワー&無限トークンを達成できるためか、ごく一部ながらモダンのヘリオッドカンパニーやヨーグモス医院にこれが採用されていたのを見かけました。

森の頌歌 中盤(2)の誤算その3
緑2マナで自分の緑のクリーチャー全体に+1/+1修正を与えてくれる点がなかなか評価されたためか、タフネス1が多いモダンのエルフデッキに採用されていたのをわりと見かけました。
(これを出すだけで、疫病を仕組むものやレンと六番に耐性を付くのが大きかったのでしょう)

大嵐の咆哮、スラスタ 中盤(2)の誤算その4
モダンのエルフデッキでも「わざわざ呪文を3回唱えた後、3マナでこれを出す」のが難しかったためか、モダン・レガシー共に採用実績はありませんでした。

不屈の補給兵 中盤(2)の誤算その5
初見では全く評価してませんでしたが、上陸するだけで食物トークンか宝物トークンを出してパーマネント数を稼げるためか、モダンの明日の瞥見デッキに採用されていたのをわりと見かけました。

新緑の命令 中盤(2)の誤算その6
2マナと軽い上に、1つあたりの効果は小さいものの4つのモードを持つため、初見ではある程度評価していました。
しかし、状況を選ばない「1/1のリスをタップ状態で2体出し、3点ライフを得る」モードがモダン以下では力不足だと判断されたためか、実際にはモダンのジャンドのごく一部などで採用されたに留まりました。

女魔術師の存在 中盤(2)の大誤算その6
「エンチャントレスには確実に4枚積まれる」点は予想通りでしたが、このセットで聖域の織り手・サイシス・独房監禁・真の木立ちといったエンチャントレス向けのカードが登場またはモダンで使えるようになったためか、「アルゴスの女魔術師もセラの聖域もないモダンでエンチャントレスが台頭するかは微妙」という点は、メタの上位にはいないもののエンチャントレスがそれなりに結果を出しているのを見たら当たっているとは言えませんでした。

クウィリーオン・レインジャー 中盤(2)の誤算その7
初見でも「エルフの大ドルイドを起こせたらたくさんの緑マナが得られ、マナクリを起こしても1マナ増えるので、エルフデッキには2、3枚は入ってもおかしくない」と評価してましたが、除去されやすい上に「手札に土地がなくても、土地を出してなければ森を戻して出しなおすことで使えるマナを1つ増やせる」点を買われたためか、実際には当たり前のように4枚積まれていました。
(これのおかげで、デッキに入れる土地の枚数を減らせるのも評価できるか)

アルゴスの庇護者、ティタニア 中盤(2)の誤算その8
フェッチを切るだけで5/3を出せるものの、稲妻で焼かれる点が気になったため、初見では「ヴァラクートなどのコントロールデッキでの、除去が薄い相手用のサイド要因」と思っていました。
しかし、実際にはモダンのイリーシアヴァラクート(原始のタイタン・風景の変容を入れず、ウルザの物語&ズアーの宝珠を入れたタイプ)でメインから高い採用率を誇ったほか、ごく一部のエレメンタルデッキに1枚差しされたり、ごく一部のグルールビート・白日スケープシフト・タイタンヴァラクートあたりにもメインから採用されていたのを見かけました。

多色
アスモラノマルディカダイスティナカルダカール 中盤(2)の大誤算その7
手札を捨てることができれば1マナ3/3として出せる上に地獄料理書をサーチできるためか、モダンではホロウワン・楕円競走の無謀者が入ったタイプのキャットオーブン・ウルザフードの基本パーツとして採用されました。
一方、必須パーツであるライオンの瞳のダイアモンドとの相性が悪いせいか、レガシーのマッドネスデッキには採用されませんでした。
(初見ではマッドネスデッキで活躍すると思ってましたが、実際には爆発力を高めるライオンの瞳のダイアモンドの方が優先されたようです)

獅子のカルス 専用のデッキを組めばアドバンテージを取りやすいためか、採用率こそごく一部レベルだったものの、モダンの黒緑系のプレインズウォーカーが多く入ったデッキに3、4枚採用されていたのが確認できました。

影の処刑者、ダッコン 中盤(2)の誤算その9
既に3マナテフェリーが存在するものの、カルドラの完成体とのシナジーがあったためか、モダンの石鍛冶デッキのごく一部に1、2枚差しされていたのが確認できました。

フェールス・ロキーリク将軍 多色呪文を唱えるたびに4/4トークンを出せ、稲妻・流刑・虹色の終焉あたりを寄せ付けないためか、モダンのトライバルズーや5色ニヴ=ミゼットでなかなかの採用率を誇りました。
(必須パーツにならなかったのは、2マナで出せる多色かつタフ1殺しのレンと六番が存在するのも大きいかも)

ジアドロン・ディハーダ 中盤(2)最大の誤算
初見では「+1能力で2点ドレインしつつ、自身を守れる点」だけでもなかなか強いと評価してましたが、4マナとやや重い上に奥義以外でパーマネントを除去・バウンスしてくれるわけではないのが響いたのか、モダンですら採用実績は全くといっていいほどありませんでした。

ゴブリンの壊乱術士 モダホラ2が出てから2件しか結果を出してなかったものの、モダンのシャーマンデッキには基本パーツとして3枚積まれてました。

飢餓の潮流、グリスト 異界の進化・召喚の調べ・緑頂点あたりでサーチでき、不死持ちと相性が良かったためか、モダンではヨーグモス医院の基本パーツとして採用されたほか、単体のカードパワーが評価されたためかジャンド・アブザン・キャットオーブンあたりの一部にも採用されていたのが確認できました。
一方、レガシーでは緑頂点でサーチできるためかエルフや4色レオヴォルドに(前者では基本パーツになり、後者では高い採用率を誇った)として1枚差しされたほか、アルーレンでも高い採用率を誇りました。

暗号動物学者、ローニス 中盤(2)の大誤算その8
初見ではクリーチャーが多く入ったデッキには2枚ほど入ると評価していました。
しかし、2マナ1/2なので除去されやすく、手掛かりトークンでアドバンテージを得るのに2マナかかるのが気になったためか、実際にはごく少数存在するアカデミーの整備士が入ったキャットオーブンの基本パーツとして採用されたに留まりました。

不吉な儀式の僧侶 中盤(2)の大誤算その9
御霊グリセル系のデッキが活躍してなかったのもあって、モダンでリアニメイトが台頭するとは思ってなかったため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、実際には台頭したリアニメイトデッキの約4割ほどのレシピに、頑強に次ぐ第二の釣り竿として採用されていました。
(クリーチャーなので除去されやすく、召喚酔いする点が気になった場合は採用しなかったのでしょう)

ラクドスの首狩り 中盤(2)の大誤算その10
初見ではマッドネスデッキやホロウワンあたりに入りそうだと思ってましたが、手札を捨てるのがエコーの1回のみなのが気になったためか、実際にはモダン・レガシー共に採用実績はありませんでした。

路傍/瓦解 中盤(2)の大誤算その11
マナこそかかるものの、これ1枚でマナ加速とクリーチャー除去ができるので、初見ではヴァラクートあたりに1、2枚差しされそうだと思ってました。
しかし、マナ加速に3マナ→除去に3マナとマナがかかりすぎるためか、モダン・レガシー共に採用実績はなかったです。

収穫の手、サイシス 中盤(2)の大誤算その12
アルゴスの女魔術師と比べたら、伝説なので並べられない上に、被覆がなくエンチャントであるため除去されやすいものの、モダンではエンチャントレスや(ごく少数存在する)奇怪な具現デッキの基本パーツとして採用されていました。
アルゴスの女魔術師が存在するレガシーですら、第2のアルゴスの女魔術師としてエンチャントレスの基本パーツになっていました。
(アルゴスの女魔術師と比べたら、エンチャント呪文を唱えるたびにライフを得られ、セラの聖域で得られるマナを増やし、タフネス2なので疫病を仕組むもので除去されない点では勝るか)

縄張り持ちのカヴー 中盤(2)の大誤算その13
初見ではこれが入りそうなトライバルズーが活躍するとは思ってませんでしたが、トライオームやショックランドといった優秀な多色土地や同期の断片無き工作員、ドラコの末裔、フェールス・ロキーリク将軍が存在するためか、実際はトライバルズーがある程度結果を残してました。

波ふるい 中盤(2)の大誤算その14
初見では全く評価してませんでしたが、2マナ払って想起で唱えれば手掛かりトークン×2を出せるためか、実際には明日の瞥見デッキの基本パーツとして4枚採用されていました。
(断片無き工作員と同じ青緑なので、活性の力のコストとして使えるのも評価点か)

悪夢の達人、チェイナー 中盤(2)の大誤算その15
初見では「1回でも効果を使えたらアドバンテージを取れるかもしれない」点をわりと評価してましたが、4マナ3/2と重いわりに除去されやすく、墓地対策にも弱いためかモダン・レガシー共に採用実績はありませんでした。

火+氷 中盤(2)の大誤算その16
レガシーで使われてないのを受けて、初見では全く評価してませんでしたが「断片無き工作員などの3マナの続唱に引っかからず、否定の力のコストとしても使える火力」として、モダンのサイ続唱の基本パーツとして4枚積まれたほか、なぜか不屈の独創力デッキでもなかなかの採用率を誇っていました。

断片無き工作員 中盤(2)の大誤算その17
死せる生デッキの基本パーツになったのは予想通りでしたが、他にも衝撃の足音・明日の瞥見・均衡の復元を続唱するために採用されたり、多色であることを活かしてかフェールス・ロキーリク将軍入りのトライバルズーに4枚積まれていたのが確認できました。

真の木立ち 中盤(2)の大誤算その18
初見での「エンチャントレスには4枚積まれる」までの部分は当たってましたが、モダホラ2にエンチャントレス向けのカードが多く収録されたためか「活躍するかは微妙」の部分は外れました。

名誉回復 中盤(2)の誤算その9
白黒を含む3マナソーサリーではあるものの、デメリットなしで全タイプのパーマネントに触れるのは大きかったためか、実際には緑を含むアブザンでもなかなかの採用率を誇っていました。

初見では独房監禁・聖域の織り手・女魔術師の存在・収穫の手、サイシス・真の木立ちとエンチャントレス向けのカードが多く収録されたものの、聖域の織り手とサイシスが除去されやすいのでモダンでエンチャントレスが活躍するとは思っていませんでした。
しかし、真の木立ちを出せば除去されにくくなり、除去されなければレガシー同様のぶん回りが期待できるためか、実際にはけっこう活躍していました。
モダンホライゾン2の評価の反省(黒・赤)
モダンホライゾン2の評価の反省(黒・赤)
モダンホライゾン2の評価の反省(黒・赤)
※この日記は主にレガシー・モダンの環境を想定しています
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/202106061355046222/

白・青編はこちら
https://eternalblue.diarynote.jp/202112012310578837/

緑・多色編はこちら
https://eternalblue.diarynote.jp/202112181832093050/

アーティファクト・土地・BOX特典編はこちら
https://eternalblue.diarynote.jp/202112252225239420/


残虐の執政官 中盤(1)の大誤算その1
アドバンテージを得るためにリアニメイトで釣る先としては、既にグリセルが存在するため初見では全く評価してませんでしたが、
・グリセルと違ってライフが7以下だったり、起動型能力を止められていても出すだけで生け贄1体強要、相手に1枚ハンデス&自分は1ドロー、3点ドレインによってアドバンテージを与えてくれる
・セラの天使同様伝説のクリーチャーではないのでカラカスで戻されず、モダンでも無名の墓→頑強or不吉な儀式の僧侶からリアニメイト可能
以上の2点を評価されたためか、モダンのリアニメイトの基本パーツとして4枚積まれたほか、レガシーのリアニメイトでも1枚差しながら高い採用率を誇りました。
(エムラも採用できる実物提示教育系のデッキには、さすがに採用されませんでしたが)

骨の破片 1マナと手札1枚のコストで一部を除くクリーチャー・プレインズウォーカーに対処できるためか、モダンの信仰の繕いが出てくるまでのリアニメイトやウルザフード・キャットオーブンに採用されたほか、レガシーのホガークやマッドネスのサイドにも採用されてました。

氷砕き 中盤(1)の誤算その1
氷雪土地やウルザ土地・エルドラージの寺院あたりなら2マナでデメリットなく破壊できるためか、実際には赤や緑マナがほぼ出ない小悪疫デッキのみならず、ごく一部ながら黒緑ジャンクあたりのサイドボートにも採用されていたのを見かけました。

滅ぼし 中盤(1)の大誤算その2
2マナで単体除去・4マナで全体除去として使える点が評価されたためか、モダンで白と黒が出る白黒石鍛冶やコントロールデッキあたりに、わりと幅広く採用されていました。

ダウスィーの虚空歩き 中盤(1)の大誤算その3
アタッカーとしては2マナ3/2シャドーと十分な能力を持ち、墓地対策としては虚空の力戦を内蔵している点が評価されたためか、モダンの黒赤ビートダウンに基本パーツとして複数積まれたり、ジャンドや白黒石鍛冶の一部に採用されたほか、レガシーでも少数ながら黒単リアニメイトやヘルムコンボなどに採用されていたのを見かけました。
しかし、採用率は思っていたほど高くはなかったです。

悲嘆 暴露同様「黒のカードを1枚追放したら0マナで撃てる」上に、「クリーチャー」である点が評価されたためか、
・モダンでは孤独や儚い存在が入ったタイプの白黒石鍛冶やリアニメイトに4枚入ったり、思考囲いを入れられない死せる生の基本パーツとして4枚積まれたりした
・レガシーでも黒単、黒赤リアニメイトに2種類目の暴露として2~4枚積まれたりしていた
・ヴィンテージでも発掘の基本パーツとして4枚積まれていた
ことが確認できました。
(しかし、創造の座、オムナスと色が合わなかったせいかモダンのエレメンタルデッキにはごく一部しか採用されず、他の黒いカードを用意するのが大変だったためか、生ける願いやエラダムリーの呼び声とは併用されてませんでした)

橋の大魔術師 中盤(1)の大誤算その4
初見ではコントロール対策になりそうだと思ってましたが、黒トリプルシンボルというコストがきつかったり、そもそも入る枠がなかったためか、モダン・レガシー共に採用実績はなかったです。

頑強 中盤(1)の大誤算その5
モダンでも無名の墓からのこれで伝説でないクリーチャーを釣れるようになったとはいえ、墓地対策に弱い点が気になったため、初見では活躍するとは思ってませんでした。
しかし、無名の墓などからの頑強が決まりさえすればかなり有利に立てるためか、実際にはモダンで残虐の執政官などの、伝説でないクリーチャーを釣り上げるタイプのリアニメイトデッキを成立させた1枚となりました。
(伝説のクリーチャーは釣れないので、さすがにレガシーでは使われませんでしたが)

不敬な教示者 中盤(1)の大誤算その6
レガシー禁止カードの悪魔の教示者同様なんでもサーチできるとはいえ「2マナ払った後、待機2が明けて」ようやく唱えられるという遅さが気になって、初見では全く評価してませんでした。
しかし、待機が明けたターンにはマナを使わない点が評価されたためか、モダンのアドグレイスや神託者コンボにサーチカードとして採用された(アドグレイスには4枚積まれたレシピも多く見かけた)ほか、レガシーでもごく一部のデッキで採用されていたのを見かけました。

突然の布告 モダンではエムラを採用する主なデッキが不屈の独創力デッキぐらいしかないためか、ごく一部で採用されたに留まりました。
一方、レガシーではエムラを採用する主なデッキが全知デッキ・スニークショーあたりとモダンより多いためか、黒単の呪いデッキやヘルムヴォイドなどに、モダンより高い採用率を誇りました。

戦慄の朗詠者、トーラック (4マナかかるものの)キッカー込みで出せれば無作為2枚ハンデス+プロテクション(白)持ちの2/1+αとかなりのパフォーマンスを発揮できるためか、モダンでは主にルールスを相棒にしたデッキにそれなりに採用されたほか、レガシーでも黒単系デッキなどのごく一部で採用されてました。

無名の墓 中盤(1)の大誤算その7
レガシーでは伝説のクリーチャーを落とせず、モダンではリアニメイトデッキが活躍するとは思ってなかったので、初見では永劫のこだまあたりを落とす用のカードぐらいにしか思ってませんでした。
しかし、実際にはモダンで頑強と共に伝説でないクリーチャーを釣り上げるタイプのリアニメイトデッキを成立させた1枚となったほか、レガシーでもごく少数ながら黒単リアニメイトに5枚目以降の納墓として採用されていたのを見かけました。
(なお、永劫のこだまとは併用されなかったもよう)


猛火のルートワラ マッドネス(0)を持つおかげか、モダンのホロウワンやレガシーのマッドネスデッキのほか、ヴィンテージのピッチホロウにも復讐蔦と共に4枚採用されていました。

血編み髪の匪賊 中盤(1)の誤算その2
初見では「昂揚を満たせば続唱でアドバンテージを取れる、2マナのクリーチャー」である点をある程度評価してましたが、2マナ3/1ブロック不能という性能が弱かったのか、実際にはモダンのごく一部のデッキに採用されていた程度でした。

ブレイヤの見習い 中盤(1)の誤算その3
飛行機械を出してくれるものの、3マナとやや重いためか初見では全く評価してませんでしたが、これ1枚でアーティファクト2つ分として換算できるためか、実際にはレガシーのペインターの一部で採用されてました。

計算された爆発 中盤(1)の大誤算その8
初見では「レガシーでうつろう爆発が8枚体制になったことによる、エムラ爆発の登場」の可能性を感じてましたが、ライブラリー操作が必要な上にコンボが決まっても15・16点しか与えられない点が気になったためか、実際にはモダンの方で土地(60枚中40枚ぐらい)の他にこれ・混沌の辛苦・重い呪文しか入れない専用のデッキが一部で結果を出したに留まりました。

ドラゴンの怒りの媒介者 中盤(1)最大の誤算
昂揚を満たすのが難しそうだと判断したため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、昂揚の問題はミシュラのガラクタやウルザの物語を何枚か入れれば問題ない上に、そもそも土地・ソーサリー・インスタント・クリーチャーだけでもクリアできるためか、実際にはモダンのグリクシスシャドウやカウンターモンキー、ルールスを相棒としたジャンドの基本パーツとなったほか、レガシーでもトップメタの青赤Delverやカウンターモンキーで高い採用率を誇っていました。

信仰無き回収 中盤(1)の誤算その4
反復を持つとはいえ、2マナで1枚の手札入れ替えを行うだけではカードパワーが低すぎると思っていたので、初見では全く評価してませんでした。
しかし、反復で唱えられたら「ターンを跨ぐものの、1枚で呪文を2回唱えたことになる(反復分はノーコスト)」点を買われたためか、モダンの弧光のフェニックス系のデッキに採用されていたのが確認できました。

火炎の襲撃 中盤(1)の大誤算その9
初見では「プレインズウォーカー対策としては最高級の1枚」と評価してましたが、プレインズウォーカーが並ぶこと自体が稀な上に終了ステップまでに割られたら効果を発揮しないためか、実際にはモダンのエンチャントレスの一部などのサイド(全体的な採用率も低かった)に入ったに留まりました。

火炎舌の一年仔 中盤(1)の大誤算その10
2マナで出しても「タフネス2以下のクリーチャーを焼きつつ、2/1が出てくる」点を評価して、初見では小型クリーチャーが多いデッキ相手のサイドと思ってました。
しかし、2マナ圏に強力なライバルが多く、レンと六番に焼かれるタフネス1だという点が気になったためか、実際にはモダンの一部のデッキに採用されていたに留まりました。

激情 中盤(1)の大誤算その11
なぜか初見ではゴブリンやヴァラクートのサイド要因ぐらいにしか思ってませんでしたが「赤のカードを1枚追放したら0マナで撃てる」「素出しでも強い」点を評価されたためか、実際にはモダンのレンアンドオムナス・エレメンタル・グルールムーン・カスケードクラッシュやレガシーの赤単プリズン・ゴブリンなどで高い採用率を誇りました。
(なお、モダンのゴブリンやヴァラクートでの採用率は低かったもよう)

電位式リレー 中盤(1)の大誤算その12
モダンでは青赤ストームのサイドに入ることもある程度でしたが、レガシーではANTにそれなりに採用されたほか、赤単ストームでは高い採用率を誇りました。
(ちなみに、初見では全く評価してませんでした)

明日の瞥見 中盤(1)の大誤算その13
初見では全く評価してませんでしたが、パーマネントを多くコントロールしている状況で通せたらほぼ勝ちといえるほどの大きなアドバンテージを得られる可能性があるためか、実際にはパーマネントの数を水増ししやすいデッキに入れ、続唱で踏み倒す専用のデッキが少数ながら結果を出したほどの活躍はしました。

調和の神童 中盤(1)の誤算その5
初見では瞬唱などとのシナジーを期待してましたが、実際にはモダンの赤系ビートダウンのごく一部やかなりマイナーなシャーマンデッキに採用されるに留まりました。

鉱山の崩壊 初見では「マグマの陥没孔と入れ替わる可能性がある程のカードパワーはありそう」だと思ってましたが、既にマグマの陥没孔自体の採用率が低かったためか、モダンですら採用実績は全くと言っていいほどなかったです。

黒曜石の焦がし口 中盤(1)の大誤算その14
トロン相手に間に合わない可能性があると思っていたため初見ではほとんど評価してませんでしたが、4ターン目のトロン完成には間に合う可能性が高かったり、先に広がりゆく海を貼ってカバーしたりできるためか、実際の採用率は(主にサイドではあったものの)それなりに高かったです。
(先手4ターン目にウルザ地形が揃いそうな場合、ウルザ地形が2種類揃っているであろう後手3ターン目に出せれば、3マナ4/4飛行+土地破壊とかなり優秀なクリーチャーになれる点が評価されたのかも)

敏捷なこそ泥、ラガバン 中盤(1)の大誤算その15
初見でも高く評価してましたが、1マナ2/1と軽く、戦闘ダメージを与えるたびに宝物トークン生成&対戦相手のライブラリートップ拝借が行えるうえに、2マナで疾駆して奇襲できる点が大きく評価されたためか、エレメンタル・ゴブリンあたりを除くモダンの赤いビートダウンにはまず入るほどの採用率を誇ったほか、レガシーの青赤Delverの基本パーツになった上にジェスカイ石鍛冶でも高い採用率を誇りました。
それどころか、モダン・レガシーの両方でこれの名を冠した「カウンターモンキー」というデッキを成立させたほどの1枚でした。
(一方、ライフを削る能力自体はそこまで高くないせいか、モダンのバーンでの採用率はかなり低かったです)
これだけラガバンが暴れまわっているのを見て「そのうち、モダンやレガシーで禁止になるのではないか」と思ってしまいました。

一攫千金 中盤(1)の大誤算その16
1マナ使って宝物トークンを生み出す効果を強いと思えなかったため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、モダンでは1マナで一時的に使えるマナを増やせる効果が貴重だったためか(これと同じ能力を持つ野生の朗詠者は、クリーチャーなので除去されやすい)、実際にはベルチャーの基本パーツになったほか、(不屈の独創力のコストとマナ加速を兼ねるためか)不屈の独創力デッキへの採用実績もありました。

邪悪な熱気 中盤(1)の大誤算その17
昂揚を満たさなければショックの下位互換にしかならないためか、初見では血編み髪の匪賊が入りそうなデッキにしか入らないだろうと判断しました。
しかし、ドラゴンの怒りの媒介者同様にデッキ構築に少し気を使えば昂揚を満たすのはそう難しくなかったためか、モダンではカウンターモンキー・ジャンド・グリクシスシャドウあたりで高い採用率を誇ったほか、レガシーの青赤Delverやカウンターモンキーあたりでもなかなかの採用率を誇りました。
(昂揚さえ満たせば「相手ライフを回復せず、プレインズウォーカーに対処できる剣鋤」のように使えるのも大きかったか)

火炎の裂け目 中盤(1)の誤算その6
既に稲妻のらせんやボロスの魔除けが存在するためバーンにすらこれが入る枠はないと思ってましたが、「対象を取らない2マナ4点火力」という点が評価されたためか、ごく少数ながらこれを採用したバーンデッキが結果を出していたのを見かけました。

ゴブリンの砲撃 クリーチャーを生贄に捧げて1点飛ばしつつ、追放除去を空振りさせることができるためか、マイナーながらゾンビデッキやジャンドサクリファイスのサクリ台として活躍したほか、少数ながら鱗親和に1枚された実績がありました。

ゴリラのシャーマン 何に対策しているのかわかりませんが、グルールムーンやジェスカイ石鍛冶のごく一部にこれが採用されていたのを見かけました。

帝国の徴募兵 中盤(1)の誤算その7
キキジキコンボではなかなかの採用率を誇った点はだいたい予想通りでしたが、それよりもデッキ内のほとんどのクリーチャーをサーチできる人間デッキへの採用数(割合は同じぐらいだった)の方が多かったです。
(あと、デスタクにも少数ながら採用されていたのを見かけました)

残虐の執政官がモダンどころかレガシーのリアニメイトデッキでも活躍し、ドラゴンの怒りの媒介者が低マナ域を主軸とした赤いデッキ(バーン除く)で大暴れし、激情が赤を含むわりと幅広いデッキに採用されたりと、初見でほとんど評価してなかったカードの大活躍を知ることができました。
モダンホライゾン2の評価の反省(白・青)
モダンホライゾン2の評価の反省(白・青)
モダンホライゾン2の評価の反省(白・青)
※この日記は主にレガシー・モダンの環境を想定しています
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/202106050018185959/

黒・赤編はこちら
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緑・多色編はこちら
https://eternalblue.diarynote.jp/202112181832093050/

アーティファクト・土地・BOX特典編はこちら
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永久の優雅 数自体は少なかったものの、モダンの砂の殉教者が入ったデッキ(ホワイトサンド)には採用されていました。

電結の投槍兵&電結のネズミ狩り 前半の誤算その1
白マナが必要な上に、同ブロックに無色1マナで出せる接合持ちの微光蜂、ザーバスが出てきたためか、実際にはネズミ狩りの方が電結の働き手と入れ替わりで採用されうる程度に留まりました。
(投槍兵の方は、ほとんど採用実績がなかったです)

花咲く沈静 前半の大誤算その1
1マナ構え続ける必要がある上に、効果が地味に見えたため初見では全く評価してませんでしたが、うまいことバーンの火力呪文に合わせれば反復込みで1マナとは思えないほどの大きなライフアドバンテージを得られるためか、モダンの白を含むコントロールデッキなどのサイドに1、2枚差しされていたのを結構見かけました。

エスパーの歩哨 「早いターンに出せばアドバンテージを取れる可能性が高い、白1マナのアーティファクトクリーチャー」であるおかげで、白メインのアーティファクト系デッキであるモダンのハンマータイムの基本パーツになったほか、レガシーでも少数ながら親和などに採用されたりしてました。

虹色の終焉 前半最大の誤算
2マナのパーマネントを対象に取るならまだしも、3マナのパーマネントを対象に取る場合には3色からなる3マナを払わなければならないのを気にして、初見では全く評価してませんでしたが、
・白1マナでラガバン、霊気の薬瓶、精力の護符あたりに
・白含んだ2色からなる2マナで石鍛冶、タルモゴイフ、森の知恵、レンと六番、虚空の杯(X=1)あたりに
・3色からなる3マナで血染めの月や3マナテフェリー、三なる宝球あたりに
対処できるうえに、2マナのサリアを出されても「白1マナと別の色の1マナの計2マナを支払い、実質支払うマナの数を増やさずサリアを追放する」ことができ、追放するため対処しにくい破壊不能なエンチャントにも問題なく対処できる点を買われたためか、今では「白くて3色以上のマナを出せるなら入れる」どころか、色を足してでも入れるほどの採用率を誇るまでになりました。
(モダン以下の環境では低マナ域の強力なパーマネントが多いのが、これの採用率が高くなった理由と言えるでしょう。このカードの初動は100円いかないぐらいだったそうですが、ここで抑えることに成功した人は果たしてどれだけいたやら)

信仰の復活 前半の誤算その2
墓地から大量展開したいなら、エンチャントよりサイクリング持ちが多いクリーチャーを使った死せる生デッキでいいためか、実際にはモダンのエンチャントレスのごく一部のサイドに1枚差しされる程度に留まりました。

ヴェクの聖別者 改めて振り返ってみたら、
・墓地対策と見るなら黒と赤のカードにしか影響しないため復讐蔦を止められず、死せる生相手に役に立つかは構築次第なものの、モダンの発掘やリアニメイト相手ならこれでも十分対策になる
・プロテクション(黒)と(赤)のおかげで火力、致命的な一押し、衰微あたりが効かない上にラガバン、速槍、死の影あたりをノーリスクで止めてくれる
この2点が評価された上に、2マナなのでルールスを相棒にする際に問題にならないためか、モダンのハンマータイムのサイドの常連になったほか、レガシーでもこれをサイドに入れたデッキが少数存在していました。
(発掘・リアニメイトともに白マナが入っていることが多いので虹色の終焉で追放されてしまうものの、2マナのクリーチャーに対処するために白除去を入れさせることができるだけでも上等といえるでしょう)

セラの使者 前半の大誤算その2
リアニメイトに入れるにしても既にイオナが存在する上に、1種類のカードタイプにしかプロテクションを付けてくれないので、初見では全く評価してませんでしたが、
・イオナと違って既に戦場に存在するパーマネントにも耐性を付けてくれる(例:「クリーチャー」と宣言すればこちらのクリーチャーが全てブロックされなくなる上に戦闘ダメージも受けなくなり、「土地」と宣言すればヴァラクートを完封できる)
・伝説のクリーチャーではないのでカラカスで戻されず、モダンでも無名の墓→頑強or不吉な儀式の僧侶からリアニメイト可能
以上の2点を評価されたためか、儚い存在を入れないタイプのモダンのリアニメイトの釣る先や不屈の独創力から出てくる先として1枚差しされた(前者は基本パーツになったが、後者の採用率は半分ぐらいだった)ほか、レガシーのリアニメイトへの採用率も高い1枚となりました。

孤独 前半の大誤算その3
初見では「0マナで撃てるとはいえ、カード2枚を使って剣鋤を撃つのも…」と思っていたので、全く評価してませんでしたが、
・タフネス2のクリーチャーなので護衛募集員でサーチ可能
・「エレメンタル」クリーチャーの誘発型能力による除去なので、否定の力で弾かれず、エムラも追放可能
・他に白いカードが1枚必要とはいえ、0マナで撃てる追放除去というだけで相手の先手1ターン目やフルタップ時には役に立つ
以上の点を評価されたためか、実際にはモダンの青白コントロールやエレメンタルデッキ・儚い存在を入れたタイプのリアニメイトや、レガシーのデスタクの基本パーツとして活躍するなどしていました。
(なお、価格の方も初動から高騰したもよう)

永久のドラゴン モダン・レガシーのコントロールデッキに少数ながら採用されてましたが、モダンの青白コントロールでの採用率よりもレガシーでのヨーリオンを相棒にしたデスタクでの採用率の方が高かったのは意外でした。

浄化の印章 ルールスとの相性の良さを評価されたためか、モダンのハンマータイムでは置物破壊の選択肢としてなかなかの採用率を誇っていました。

独房監禁 前半の誤算その3
高い防御能力を評価されてかレガシー同様、モダンのエンチャントレスでも基本パーツとして採用されてました。
(なお、他のデッキには採用されてなかったもよう)


激しい叱責 前半の大誤算その4
初見ではスタイフルノート用のカードとしてしか評価してませんでしたが、実際には死の影を一時的に13/13にするためにも採用されたほか、ヘイトベアーの妨害や誘発型能力を無効化できるためか青系コントロールやモダンのカウンターモンキー、レガシーのANTや全知デッキなどのデッキに幅広く採用されていました。
(基本的にはサイドに入っていることが多かったですが、メインデッキにシナジーを形成するカードが入っていたらメインから採用されてました)

正気破砕 対象を取らない上に青トリプルシンボルが出なくても2マナでサイクリングしつつ4枚切削できるためか、モダンのライブラリーアウトデッキの基本パーツになったのは予想通りでしたが、後にターシャズ・ヒディアス・ラフターが出てくるまでは不可視の一瞥と併用されてました。

堅固な証拠 前半の大誤算その5
初見では全く評価してませんでしたが、青1マナで撃てるこれ1枚でラガバンを止められる0/3トークンと手掛かりトークンを生成できるためか、実際にはモダンで不屈の独創力のコストとして活躍していました。
(どちらのトークンにも対処されなければ、5マナ払っての不屈の独創力で2体のファッティを出せるのも評価点か)

避け難い裏切り 前半の誤算その4
初見ではトレイリア西部からのサーチ先として1枚差しされそうな気がしてましたが、「続唱や予言によりなどに頼ってまで、相手のライブラリーからクリーチャーを出す効果」が有効な相手が少なかったためか、相性がいいはずの続唱デッキにすら採用されていたのはまれでした。
(なお、予言によりとのシナジーはほとんど考えられてなかったもよう)

濁浪の執政 前半の誤算その5
青赤Delverに入ったことは予想通りで、カウンターモンキー(Delver系デッキから秘密を掘り下げる者を抜いたようなデッキ。ここでも基本パーツになった)や青系コントロール、モダンのフェニックス系デッキにも採用されてましたが、探査コストの都合もあって4枚積まれることもあったことまでは予想できませんでした。
(これが登場して以来、天上の餌あさりの採用率は大きく下がってしまいました)

リシャーダの荷運び 前半の大誤算その6
1マナで出せる上に、リシャーダの港と同じ起動型能力と島渡りを持つ点を評価してましたが、起動型能力を使うと攻撃できなくなる点が気になったためか、モダン・レガシー共にマーフォークデッキでの採用率は低かったです。

緻密 前半の大誤算その7
意志の力・否定の力同様ピッチで撃てるとはいえ、クリーチャーかプレインズウォーカーしか対象に取れないため、初見では全く評価してませんでしたが、
・4マナのカードなので3マナの続唱呪文でめくれず、他に青いカードが1枚必要とはいえ0マナで撃てる打ち消しのようなもの(再利用されやすいが、夏の帳で防がれない)である
点を評価されたためか、モダンの死せる生デッキの8割ぐらいで採用されたほか、カウンターモンキーのサイド(2割ほど)やサイ続唱(4割ほど)、エレメンタル(35%ほど)のレシピに採用されていたのも見かけました。

待機 前半の誤算その6
青1マナでクリーチャーを追放できるとはいえ、2ターン後には速攻を持って戻ってきてしまうので、初見では全く評価してませんでした。
しかし、「青1マナで使える」点が評価されたためか、少数ながらモダンの青単マーフォークや青単トロンなどの一部のサイドに採用されていたのを見かけました。

海と空のシヴィエルン 前半の誤算その7
初見では3マナかつ伝説ということもあってマーフォークに2枚入るほどだと思ってましたが、稲妻に耐えるサイズを有する上に単体で殴るだけでもカードを1枚引けるためか、モダンのマーフォークの基本パーツになった(伝説なのに4枚積まれるほど)ほか、カラカスと真の名の宿敵が存在するレガシーのマーフォークでも半分ぐらいのレシピにこれが採用されていました。
(レガシーの方は、さすがに1枚差しされるぐらいに留まりましたが)

思考の監視者 前半の大誤算その8
これを評価した時点では物読みがそこまで活躍しているという話を聞かなかったので、初見では全く評価してませんでしたが、
・軽いアーティファクトを並べる専用のデッキなら唱えるのも難しくなく、クリーチャーなので頭蓋囲いを装備して殴ることができる
・同ブロックに滞留者の相棒、イラクサ嚢胞、タップインアーティファクト土地に加え、あのウルザの物語が収録されたのもあってアーティファクト系デッキ自体が大幅に強化された
以上の点が考慮されたためか、モダンの親和やウルザフード、レガシーのエムリーやサイが入ったアーティファクトデッキの基本パーツとして3、4枚積まれました。
 
激浪の形成師 前半の誤算その8
初見では広がりゆく海と比較してましたが、実際にはマーフォークのシナジーこそ受けられるもののクリーチャーであるため対処されやすいのが気になったためか、モダン・レガシー共にマーフォークデッキの基本パーツとして4枚積まれたものの、他のデッキへの採用実績は全くといっていいほどありませんでした。

対抗呪文 前半の大誤算その9
青2マナで撃てる確定カウンターとして、コントロールデッキに採用されたことは予想通りでしたが、モダンのカウンターモンキーのようなクロックパーミッションデッキにすら基本パーツとして4枚積まれたことまでは予想できませんでした。

退去の印章 1マナのエンチャントなのでルールスで使いまわせる点を評価されたためか、少数ながらルールスを使ったタイプの死の影系デッキなどに1、2枚採用されていたのを見かけました。

不可思議 前半の大誤算その10
モダンで無名の墓を使うリアニメイトデッキのフィニッシャー(セラの使者、残虐の執政官あたり)は元から飛行を持っている上に、無名の墓も入れずに1枚差しであろうこれを墓地に落とすのは困難だったためか、採用実績はほとんどなかったです。

正直言って、初見では全く評価してなかった虹色の終焉や孤独がここまで強いとは思いませんでした。
ストリクスヘイヴン:魔法学院の評価の反省 
ストリクスヘイヴン:魔法学院の評価の反省 
ストリクスヘイヴン:魔法学院の評価の反省 
※この日記は主にレガシー・モダンの環境を想定しています
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/202104041912205199/


賢い光術師 今回の誤算その1
モダンのニウメイガスデッキの基本パーツとして採用されたのは予想通りでしたが、除去に弱く召喚酔いするためかストームデッキに入らなかったことや、モダンの果敢ビートダウン(赤白のタイプ)の基本パーツになった点では予想を外しました。
(果敢デッキは赤青が主流だと思ってましたが、今考えてみたらモダンのバーンは赤白が主流で果敢と速攻を持つ僧院の速槍が基本パーツとして入っており、魔技が2回誘発すれば速攻こそないものの4/5になって速槍のサイズを超えるので、使われるのは必然だったといえるか)

居残りの渦 1マナで多くの土地でないパーマネントを妨害できるので、使われる可能性がありそうだと思ってましたが、3マナ払ったら対処されてしまうためかモダン・レガシー共に採用実績はなかったです。

精鋭呪文縛り 今回の大誤算その1
3マナ3/1飛行に加えてついた手札への干渉能力が「手札1枚のマナコストを2上げるだけか…」と思っていたため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、この手のカードには珍しく自身が倒されても効力が残る点を買われたためか、モダンの人間やデスタクなどに4枚積まれることもあったほか、レガシーのデスタクにも護衛募集員からサーチできる点を生かしてか1、2枚採用されていたのを見かけました。

レオニンの光写し 今回の大誤算その2
魔技能力を見て「インスタント・ソーサリーの多いデッキならクリーチャーの数が少ないはずだから、この能力は合わないのでは?」と思っていたため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、他にクリーチャーが1体でもいれば魔技1回の誘発で最低2点は打点を増やせる点を買われたためか、モダンの赤白果敢やニウメイガスデッキあたりに採用されていたのを見かけました。


再造形 相手の罠の橋・虚空の杯といった厄介な置物や危険なクリーチャーを4/4のバニラに変えたり、逆に自分のアーティファクトを4/4にして強化することもできたためか、ごく少数ではあったもののレガシーの青単全知・ウルザズレガシー・ペインターのサイドに入っていたのが確認できました。

方程式の求解 3マナのソーサリーである点が気になったため初見では全く評価してませんでしたが、それでもソーサリー・インスタントを確定サーチできる点が評価されたためか、レガシーの全知デッキ・最後の審判・ストームデッキ(深淵への覗き込み型)のようなソーサリーがキーカードのコンボデッキに1、2枚差しされていたのを少数ながら確認できました。

オリークの誘惑 青トリプルシンボルの4マナのソーサリーであるものの、通りさえすれば3マナ以下のクリーチャーかプレインズウォーカーを奪える点が高く買われたためか、モダンの青白コントロールのサイドに1枚差しされていたのを極少数ながら見かけました。
(もし時を解す者、テフェリーを奪えたら、自分ではなく相手だけがソーサリータイミングでしか呪文を唱えられなくなるのが大きいか)

才能の試験 採用されていたレシピの数こそ少なかったものの、風景の変容や実物提示教育といった狙い目の対象があったためか、モダン・レガシー共にビートダウンからコントロールまで色々なデッキのサイドに入っていたのを確認できました。


悪意の熟達 今回の大誤算その3
1ドローさせてしまうものの2マナで(マナが余ったら4マナで)ほとんどのクリーチャー・プレインズウォーカーに対処できる点を買って、初見では中々高い評価をつけてました。
しかし「2マナで撃ったら1枚引かれてしまう」点が気になったためか、実際には主にモダンのライブラリーアウトや死せる生のサイドに入る可能性がある程度の採用実績しかありませんでした。

オニキス教授 6マナという重さが気になったためか、ストームに入らないどころか採用実績自体がほとんどありませんでした。

セッジムーアの魔女 今回の大誤算その4
初見では僧院の導師の存在が気になったため、あまり高い評価をつけてませんでした。
しかし、実際にはモダンの黒赤ビートダウン(インスタント・ソーサリーが多いタイプ)の基本パーツとして採用されたり神託者コンボのサイドに入ったほか、レガシーでも黒系リアニメイトのサイドやフェニックスアライブなどの黒系のインスタント・ソーサリーが多いデッキにメインから入ったりしてました。
(黒系デッキが僧院の導師のために、白を足さなくてもいいのも大きいか)


陰謀の理論家 今回の大誤算その5
初見では「レガシーで禁止になった戦慄衆の秘儀術師の代わりとして活躍できる可能性がありそうだ」となかなか高い評価をつけていました。
しかし、攻撃した際にカードを引くのに1マナと1ディスカードが必要なのが気になったためか、モダン・レガシー共に採用実績はほとんどなかったです。

授業初日 モダン・レガシーでの採用実績はありませんでしたが、パウパーでこれを唱えた後に騒鳴の嵐で出てきた大量のリストークン(2/2速攻)で瞬殺するリスストームが暴れすぎたせいで、2021/9/8に騒鳴の嵐が禁止カードに指定されてしまいました。

多色
刃の歴史家 色拘束こそ強いものの、4マナで出せるため素出しがそこまで難しいわけではなく、軍団のまとめ役、ウィノータでめくれたらノーコストで一気に打点を上げてくれるため、モダンのウィノータデッキに1枚差しされてました。

選別の儀式 4マナとやや重いものの、通れば2マナ以下の土地でないパーマネントを破壊しつつ何点か黒か緑マナが返ってくるので、モダンのヨーグモス医院や恐血鬼・ゴブリンの砲撃が入ったジャンドカラーのデッキのサイドに入っていたのが少数ながら確認できました。

表現の反復 今回最大の誤算
初見では「青赤Delverのようなデッキに、アドバンテージを稼げるかどうか分からない2マナのソーサリーが入るのか?」と思っていました。
しかし、土地を出していない状況で撃てば3枚の中から土地を出してアドバンテージを稼げる可能性が高かったためか、実際にはモダンのカウンターモンキーや青赤果敢・レガシーの青赤Delverを始めとした、幅広い青赤系のデッキに採用されていました。
(特に、青赤果敢や青赤Delverでは基本パーツと呼べるほどでした)

断割 今回の大誤算その6
白と黒が入れば「プレインズウォーカーを破壊できる解呪」として解呪と入れ替わりはしましたが、採用率は高いとは言えませんでした。

プリズマリの命令 今回の大誤算その7
モダンではコントロールデッキのほか、不屈の独創力デッキに小型クリーチャーの除去・ルーター・アーティファクト破壊・独創力のタネと全てのモードを生かしたカードとして、続唱デッキに「断片無き工作員などでめくれない除去札」として採用されたりしていました。
しかし、レガシーでは3マナというコストが重かったのか、採用率はかなり低かったです。
(なお、Delverデッキへの採用実績はほとんどなかったもよう)

引き裂き 今回の大誤算その8
初見ではクリーチャー・プレインズウォーカーに3点与えられ、エンチャント・アーティファクトも破壊できる点を買って「メインから入る」と評価していました。
しかし、2マナのソーサリーである点が気になったためか、実際にはサイドに入っているのがほとんどで、採用率もそこまで高いとは言えませんでした。

身震いする発見 今回の誤算その2
初見では「色さえ合えばモダンのドレッジに入るんだが…」と思ってましたが、実際にはそんな心配をよそにモダンのドレッジの基本パーツになってました。

消失の詩句 太陽冠のヘリオッドを狙えるのが大きかったのか、モダンでは白黒石鍛冶や5色ニヴ=ミゼットなどに採用されてました。
(採用率自体は、それなりに高かったです)

ヴェロマカス・ロアホールド 今回の大誤算その9
素出しするには7マナと重く、踏み倒すならエムラあたりでいいと思っていたので、初見では全く評価してませんでした。
しかし、速攻の力で出したターンに攻撃することができればライブラリーの上から7枚のうち、(素の状態では)マナ・コストが5以下のソーサリーである時間のねじれを唱えて追加ターンを得られる可能性があるためか、このコンボを搭載した「ドラゴンワープ」というデッキが成立する要因となりました。

ウィザーブルームの初学者 ストームデッキで活躍することはありませんでしたが、レガシーで2マナのソーサリーである煙霧の連鎖と組み合わせて自分を対象に取り続けて無限ドレインを行うデッキが出た当初に話題になりました。
(MTGを始める前に刷られ、かつこれまで見向きもされなかった煙霧の連鎖とのコンボを予想するのは無理なので、大誤算だというのはやめました)

ウィザーブルームの命令 初見では全く評価してませんでしたが、2マナのソーサリーで墓地からの土地カード回収・マナコストが2以下の土地やクリーチャー以外の破壊・タフネス1のクリーチャーの除去・2点ドレインのうちから2つの効果を選べるためか、黒緑系のビートダウンやコントロールに採用されていたのを少しだけ見かけました。

無色・アーティファクト・土地
殲滅学入門 土地でないパーマネントならなんでも追放できるものの、コストが無色とはいえ5マナと重い上に相手にカードを引かせてしまうためか、モダン・レガシー共に採用実績はありませんでした。

モードを持つ両面カード
光輝の学部長、シャイル 今回の誤算その3
タップしただけでそのターンに戦場に出たクリーチャー全てに+1/+1カウンターを置ける能力は高く買ってましたが、他にライバルが多かったためか、モダン・レガシー共に採用実績はありませんでした。

全く評価してなかった表現の反復が、モダン・レガシーの多くのデッキで活躍するほどのパワーカードだと判断できなかったのが一番痛かったです。
カルドハイムの評価の反省
カルドハイムの評価の反省
カルドハイムの評価の反省
※この日記は主にレガシー・モダンの環境を想定しています
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https://eternalblue.diarynote.jp/202101230038283264/


ドゥームスカール 今回の大誤算その1
事前に予顕すれば3マナで全体除去ができるので、モダンの白系コントロールで活躍しそうだと思ってましたが、既に(神ジェイスの力を借りれば1マナで撃ちやすくなる)終末や4マナとはいえ打ち消されない至高の評決が存在するためか、実際にはモダンのごく一部のデッキに採用されるに留まりました。

シュタルンハイムの解放 天使への願いを押しのけることができなかったためか、モダン・レガシー共に採用されていたのをほとんどといっていいほど見かけませんでした。

堕ちたる者の案内者 今回の大誤算その2
1マナ2/1とはいえ、飛んでない上にトークンを出すのに2マナかかるためか、モダンのスピリットデッキにも採用されていませんでした。


多元宇宙の警告 今回の誤算その1
事前に予顕すれば2マナかつインスタントタイミングで占術2からの2ドローができるためか、モダンホライゾン2が来るまでのモダンの青系コントロールデッキなどに1、2枚採用されていたのをちらほら見かけました。


スケムファーの報復者 トークンでないエルフが死亡するたびに(強制ではあるものの)1点ライフロスすることで1ドローしてアドバンテージを得られる可能性があるためか、モダンのエルフデッキの一部でこれが採用されてました。
(メインかサイドかは、レシピ次第でした)


ティボルトの計略 今回の大誤算その3
これを有効に使うためのデッキ構築がかなり癖が強い物になる(例:これとこれの打ち消し対象になる3マナ続唱呪文、これの効果で唱える大型呪文でデッキのスロットを埋め尽くす必要があり、2マナ以下の呪文どころか意志の力・否定の力すら入れられない)上に、打ち消し呪文を1回撃たれただけで厳しくなると思っていたため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、実際には勝率が高いからではなく、続唱呪文を引けるかどうかで勝負が決まるのは面白くないと判断されたためか、2021/2/15にモダンで禁止になってしまいました。
(前にも書きましたが、それを言うなら地底街の密告人&欄干のスパイ・グリセルブランド・ゴブリンの放火砲あたりがノータッチなのはおかしいと個人的には思ってます)


エルフの戦練者 2マナ2/2と中々のサイズ・1ターンに1回、エルフを出すたびに1/1のエルフを出す能力・(出すのがかなり難しいが)7マナ出せれば全体強化でフィニッシャーにもなれる「エルフ」である、と2マナのエルフとしてはかなり強い能力を持っているためか、予想通りにモダンのエルフに居場所が見つかりました。
(ついでに、レガシーのエルフには入らないというのも予想通りでした)

偉大なる存在の探索 今回の誤算その2
初見ではコントロールデッキに入りそうな気がある程度していましたが、実際にはモダンのヨーグモス医院・レガシーのエンチャントレスやアルーレンのごく一部に採用されていた程度でした。

仮面の蛮人 今回の大誤算その4
2マナの多相持ちとはいえ、置物破壊のために墓地のクリーチャーカードを1枚追放しなければならないため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、部族デッキならその条件を満たすのが簡単なためか、ゴブリンやモダンのエレメンタルあたりに採用されていたのが(モダンホライゾン2発売後も)ちらほら見かけました。

領界渡り 今回の大誤算その5
初見では部族デッキ必須の1枚だと思ってましたが、実際にはモダンのエルフ・スリヴァーでの採用率こそ高かったものの、枠がなかったためか他の部族デッキでの採用率は低かったです。
(モダンのゴブリンには緑を足してでも入りそうな気がしたんですが…)

蛇皮のヴェール 今回の大誤算その6
初見では全く評価してませんでしたが、緑1マナで自分のクリーチャー1体に呪禁と+1/+1「カウンター」を付与できるためか、モダンの感染の約半分、鱗親和の1/4ほどのレシピに採用されてました。

秘密を知るもの、トスキ 今回の大誤算その7
打ち消し・破壊耐性に加え、4マナの沿岸の海賊行為の能力(ドローは強制だが、自身がダメージを与えてもカードを引ける)を持つとはいえ、4マナ1/1とサイズが貧弱な上、攻撃強制のせいで絆魂持ちに突撃してライフアドバンテージを与えてしまう点が気になったため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、打ち消し耐性のおかげでほぼ確実に戦場に出せ、破壊耐性のおかげで場持ちがいい上に(剣鍬・流刑・マイナス修正あたりには注意)単体でも殴り続けてアドバンテージを取りやすい(横に並んでいればさらにお得に)ためか、モダン・レガシー共にある程度の採用実績が見られました。
(レガシーの食物連鎖のサイドに1枚差しされていたのを、一番多く見ました)

多色
ナーフィ王の裏切り 今回の大誤算その8
コストが3マナとやや重く、クリーチャーやプレインズウォーカーを唱えるまでに1ターンのタイムラグがある上に、単体ではいい呪文を唱えられるかが運に左右されるためか、モダン・レガシー共に採用実績はなかったです。

アーティファクト
英雄たちの送り火 今回の大誤算その9
ほぼ部族限定とはいえ、プレイするコスト・起動型能力のコスト共に2マナと軽いためか、ETB能力の使い回しでアドバンテージを稼げるモダンのゴブリンなどに採用されていたのが少数見られました。

風化したルーン石 2マナで墓堀りの檻の上位種のような働きをしてくれる点が評価されたためか、虚空の杯を採用するデッキに採用されていたのが少しだけ見られました。

土地
(青系タップイン氷雪土地)氷河の氾濫原(青白)・氷のトンネル(青黒)・霧氷林の滝(青緑) 今回の大誤算その10
2色土地とはいえタップインだったため全く評価してませんでしたが、氷雪である点を買われたためか、モダンで氷牙のコアトルと併用して1枚差しされていたのをわりと見かけました。

高地の森 採用率は低かったですが、不屈の独創力を採用したタイプのヴァラクートデッキに2枚ほど採用されていたのは確認できました。

モードを持つ両面カード
航海の神、コシマ/領界船 両面カードという強みがあるためか、モダンでの採用実績は一応見られました。
(なぜ採用されたのかは分かりませんでしたが)

死の神、イーガン/死の玉座 今回の大誤算その11
初見では「確定で入るとは言えないものの、そこそこ活躍する」と思ってましたが、伝説な上にアップキープごとに墓地のカードを2枚追放するのはけっこう苦労するのか、モダンですらほとんど採用実績がなかったです。

嘘の神、ヴァルキー/星界の騙し屋、ティボルト 今回の大誤算その12
3マナの続唱呪文や白日の下にから星界の騙し屋、ティボルトを出せるとは思ってなかったため、初見では全く評価してませんでしたが、実際には白日の下にや(ルール改定までの)続唱から星界の騙し屋、ティボルトを出すデッキがモダン・レガシー共にかなり結果を出していました。
(調べてみたら、モダンで白日の下にと組み合わせたデッキが一番結果を出していたことが分かりました)
本来なら「今回最大の誤算」となるところでしたが、ルールの勘違いが評価ミスの原因なのでやめました。

語りの神、ビルギ/豊潤の角杯、ハーンフェル 今回最大の誤算
表面は除去されやすいクリーチャーであり、裏面は5マナと重いこともあって初見では全く評価してませんでした。
しかし、表面は呪文を唱えるために赤マナを増やせ、裏面は手札を捨てるだけで2枚分の衝動的ドローを行えるためか、実際には主にレガシーのストームデッキ(ANTではない、ほぼ赤単のやつ)のキーパーツとして4枚積まれてました。

樹の神、エシカ/虹色の橋 今回の誤算その3
トロンやPostで虹色の橋を出すぐらいならゴロスの起動型能力でアドバンテージを取った方が早いためか、モダン・レガシー共に採用実績は全くと言っていいほどありませんでした。

(両面アンタップイン2色土地)樹皮路の小道/潮水路の小道(青緑)・荒廃踏みの小道/灼熱踏みの小道(黒赤)・闇孔の小道/蛇孔の小道(黒緑)・連門の小道/霧門の小道(白青) 今回の大誤算その13
初見ではゼンディカーの夜明けで出た小道同様に評価していましたが、既にファストランド・ショックランドが存在するためか、実際には清水の小道や河川滑りの小道以外の小道と同じく、モダンでも採用率は高くなかったです。

初見ではカードパワーが控えめな印象を受けましたが、振り返ってみたらモダンで禁止になったティボルトの計略・モダンのエルフにすんなり入ったエルフの戦練者&領界渡り・続唱のルール改定が行われる原因になった上に、その後も白日の下にと併用された嘘の神、ヴァルキー/星界の騙し屋、ティボルト・レガシーの赤単ストームのキーパーツとなった語りの神、ビルギ/豊潤の角杯、ハーンフェルと、下環境に影響を与えたカードは少数ながら存在したのが確認できました。

ゼンディカーの夜明けの評価の反省
ゼンディカーの夜明けの評価の反省
ゼンディカーの夜明けの評価の反省
※この日記は主にレガシー・モダンの環境を想定しています
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エメリアのアルコン 今回の大誤算その1
モダンのデスタクでの採用率が高かった上に、ヘリオッドカンパニーにも20%ぐらいのレシピでサイドに中隊やエラダムリーの呼び声でサーチ用としてか1枚差しされていました。
とはいえ、自分も毎ターンに1つしか呪文を使えなくなる上に3マナというコストが気になったためか、あるいは枠がなかったためか、それ以外でのデッキへの採用率は低かったです。
(白系ストンピィの必須パーツになりそうな気はしたんですが、そもそも白系ストンピィ自体がほとんど結果を出してなかったので…)

フェリダーの撤退 今回の誤算その1
4マナと重い上に上陸しないと効果がないため全く評価してませんでしたが、逆に言えば上陸さえすれば2/2トークンを出せるためか(フェッチランドを使えば、一気に2体出せる)、実際にはモダンの土地コントロールのメインに1、2枚入ったり、レガシーのスノーオーコのようなコントロールデッキなどのメインやサイドに1枚差しされたりしていたレシピを少しだけ見かけました。

光輝王の野心家 今回の誤算その2
初見では能力の発動がアップキープからだと勘違いしてたのか全く評価してませんでしたが、実際には出たターンの戦闘開始時から+1/+1カウンターを置けるためか、モダンのヘリオッドカンパニーや人間デッキなどに採用されていたのをある程度見かけました。

スカイクレイブの大鎚 今回の大誤算その2
装備コストが重く、既に火と氷の剣があったためか全く評価してませんでしたが、3マナで+2/+2の修正と飛行・先制攻撃を与えるオーラのようにも扱えたためか、実際には石鍛冶からのサーチ先としてモダンのデスタクには1枚差しするのが基本のようになってました。

スカイクレイブの亡霊 今回の大誤算その3
能力自体は初見の時点で結構評価していたとはいえ、3マナとやや重めなこともあって護衛募集員などからのサーチ先として採用されるとしか思ってませんでした。
しかし、実際にはレガシーのデスタクで必須パーツとして3、4枚、モダンの青白石鍛冶・スピリット・ヘリオッドカンパニーに4枚積まれたりしたほか、色々なデッキに採用されたほどでした。
(正直言って、4マナ以下の土地でのトークンでもないパーマネントを追放する能力を軽く見すぎてました)


当惑させる難題 「2マナのキャントリップ付きのランプ・フェッチランド対策エンチャント」としては優秀だったためか、モダンの青単トロン・青白石鍛冶・青白コントロールなどのサイドに3、4枚採用されていたのを少し見かけました。

荒れ狂う騒音 今回の誤算その3
初見では強行とライブラリーを削れる枚数が同じだったため「これが入らなくてもおかしくないかも」と書いてしまいましたが、青単色で撃てる上に対象を取らないのが強かったのかモダンのライブラリーアウトデッキに高い確率で2~4枚採用されていました。

遺跡ガニ 予想通り、モダンのライブラリーアウトデッキに面晶体のカニと4枚ずつ併用されてました。

泥棒スカイダイバー モダンで液鋼の塗膜とのシナジーを考慮して4枚積まれたり、レガシーのエスパーバイアルやマーフォークのサイドにアーティファクト対策のサイドとして採用されていたのを少し見かけました。


血の長の渇き ソーサリーとはいえ1マナでタルモやレンと六番を除去できるほか、4マナ払えばほとんどのクリーチャー・プレインズウォーカーに対処できるためか、主にモダンの黒系のデッキで致命的な一押しと共に採用されてました。

大群への給餌 2マナソーサリーかつライフロスがあるとはいえ、黒単でほとんどのクリーチャーやエンチャントに対処できるためか、モダンの黒系のデッキ(ほとんどは緑や白が入っていない)のサイドに採用されていたのを結構見かけました。
(ごく少数ながら、レガシーでも黒単・黒赤リアニメイトやフェニックスアライブのサイドに入っていたのも見かけました)

スカイクレイブの災い魔 お互いのライフが16まで減っていれば4/4になるためか、死の影が入ってないデッキに入っていたのも少しだけ確認できましたが、基本的にはモダンで死の影と共に4枚ずつ併用されてました。
(一方、レガシーでの採用率はかなり低かったです)

スカイクレイブの影 今回の誤算その4
恐血鬼や銀打ちのグールの壁が厚かったためか、発掘に採用されていたのは確認できませんでした。

上陸枠
アクームのヘルハウンド&山火事の精霊 予想通り両方ともモダンの上陸Zooの基本パーツとして採用されたほか、ヘルハウンドはごく少数ながらラクドスシャドウに採用されていたのも見かけました。
(採用率は、1マナかつ赤単色のヘルハウンドの方が高かったです)

赤 
浄化の野火 2マナでウルザ地形を割りつつドローできるのが予想通りに強かったのか、モダンの赤入りのデッキのサイドへの採用率は高かったです。
(ソーサリーなので、果敢を誘発させたり、瞬唱で使い回せるのも大きかったか)

マグマの媒介者 今回の大誤算その4
「あなたの墓地にインスタントやソーサリーであるカードが4枚以上あるかぎり、マグマの媒介者は+3/+1の修整を受ける」の一文に囚われていたため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、素で2マナ1/3とサリアやゴブリンの先達を止められるほどのサイズがあり、タップ能力で墓地を肥やしつつ手札の質を高めてくれ、墓地が肥えてきたら4/4のアタッカーとして活躍してくれるためか、モダンの赤黒ビートダウン・白黒赤ジャンク・スカルシュートなどに採用されたほか、ごく少数ながらレガシーのDelver系デッキに採用されていたのも確認できました。

乱動する渦 今回の大誤算その5
与えるダメージが小さいため初見では全く評価してませんでしたが、2マナで出せる上に赤1マナでコーの火歩き・ウーロ・殴打頭蓋などのライフゲインを無効化でき、重ね引きしても無駄にならないためか、モダン・レガシーのバーンのサイドにかなりの割合で入っていたのが確認できました。

ヴァラクートの探検 今回の大誤算その6
初見では全く評価してませんでしたが、上陸するたびにアドバンテージを取れ、使いきれなかった分は1枚当たり1点の本体火力になってくれるためか、レガシーの土地単にほぼ必須パーツのように採用されてました。
(土地単なら、踏査・輪作・エルフの開墾者などで1ターンに置ける土地の数を増やせるのが採用されている理由か)

むら気な猛導獣 今回の大誤算その7
初見ではデメリットに目を瞑ったり、逆に利用できたりするためバーンや上陸Zooでの採用率は高そうだと思ってました。
しかし、戦闘ダメージを与えるたびに土地を1枚戻すのは結構きついデメリットになったためか、採用率は予想を大きく下回り、価格も初動の半分以下に落ちてしまいました。
(相性の良さそうな上陸Zooにすら、入らないことが結構多いとは思わなかったです)


豊穣の碑文 今回の誤算その5
初見では全く評価してませんでしたが、2マナで+1/+1カウンターの2個乗せ・ライフゲイン・格闘のいずれかが行える(5マナ払えば全て)ためか、少数ながらモダンの鱗親和やエルフなどのメインやサイドに入っていたのが確認できました。

多色

海門の擁護者、リンヴァーラ 今回の大誤算その8
3マナ3/3飛行+生け贄に捧げれば自軍に破壊不能or呪禁付与のおかげで「除去対策にもなる飛行アタッカー」としてクリーチャーデッキに入りそうな気がしてましたが、枠がなかったためかモダン・レガシー共に採用実績がありませんでした。

創造の座、オムナス 今回最大の誤算
キャントリップ能力を持つとはいえ、黒以外の4色を要求する点や、上陸しなければバニラ同然なのが気になったため初見では全く評価してませんでした。
しかし、4マナかつ色拘束がきついとはいえ上陸できずにすぐ除去されてもアドバンテージは得られ、1回上陸できれば4点回復できるためバーンなどに強く、同一ターンに2回上陸できればフリースペルのように扱えるためか、実際にはモダンの土地コントロールなど(死者の原野・ウーロ禁止前)に必須パーツのように2、3枚採用され、原野・ウーロ禁止後もコントロールデッキやエレメンタルデッキあたりに採用されたのみならず、レガシーのスノーオーコや(オーコ・天測儀禁止後の)コントロールデッキにすら1、2枚採用されたレシピを少数ながら見かけたほどの採用率を誇っていました。

空飛ぶ思考盗み 飛行持ちのため相手のライブラリーを切削しやすく、相手の墓地にカードが8枚以上あればならず者のパワーを強化してくれるためか、マイナーではあるもののモダンの青黒切削には必須パーツとして4枚積まれていました。

アーティファクト
見捨てられた碑 5マナというコストが気になったためか、レガシーのエルドラージストンピィに入っていたのは見かけなかったものの、出せさえすれば無色クリーチャーに+2/+2修整・無色マナ増産・無色呪文を唱えるたび2点回復と大きな恩恵を得られるためか、モダンのエルドラージトロンに1~3枚、レガシーのエルドラージポストに1、2枚採用されていたのをそれなりの割合で見かけました。

土地
這い回るやせ地 クリーチャー化にも+1/+1カウンターを2個置くのにも4マナつぎ込む必要がある(4マナで両者を一気に行うことはできるが)ものの、十分なマナさえあれば大型クリーチャーとしても扱えるためか、モダンのエルドラージトロンやレガシーのエルドラージポストあたりに1枚差しされていたのを少数ながら見かけました。

モードを持つ両面カード
枝重なる小道、陽光昇りの小道、清水の小道、岩山被りの小道、針縁の小道、河川滑りの小道 今回の大誤算その9
初見では「置いたら2色のうち1色のマナしか出せなくなるものの、常にアンタップインで出せる土地」としてかなり評価していました。
しかし、3枚目以内に出せばアンタップインで出せるファストランド・2点払う必要があるもののフェッチランドからアンタップインで持ってこれるショックランドが既に存在するためか、実際にはアドグレイスや四肢切断が入った青トロン用の青黒の清水の小道と青赤果敢・青赤ストーム・キキジキコンボ用の青赤の河川滑りの小道以外の採用率はモダンでもかなり低かったです。

スパイやベルチャー用の「ライブラリー内では土地ではないが、土地としても使えるカード」枠
エメリアの呼び声 今回の大誤算その10
色が白ということもあってベルチャー・スパイにも入らないと思ってましたが、アンタップインで出せ神聖の力戦用の白マナを出せるのが重宝されたためか、モダンのスパイでは必須パーツのような扱いを受けてました。

玻璃池のミミック 今回の大誤算その11
(2点払う必要があるとはいえ)既にファイレクシアの変形者がいたため、初見では全く評価してませんでしたが、青マナが出るタップイン土地としても使えマナスクリューの回避もできるためか、実際にはモダンのバント・スピリット・サヒーリコンボ・マーフォークなどに複数積まれたのを結構見かけたほか、ごく少数ながらレガシーのマーフォークに採用されていたのすら見かけました。

海門修復 今回の大誤算その12
従来のスパイやベルチャーと色が合わないため、初見では全く評価してませんでしたが、「意志の力・否定の力のコストとして使える」「アンタップイン可能な土地」という個性を持つためか、モダンのベルチャーやスパイに「ライブラリー内では土地扱いされない土地」として採用されたり、コントロールデッキにも1枚差しされたりしたのを結構見た
ほか、レガシーの全知デッキにも(全知を出した後のドローソースの役割も兼ねてか)これが採用されていたのをそれなりに見かけました。

シルンディの幻視 今回の大誤算その13
海門修復としてタップイン確定なため、初見では全く評価してませんでしたが、インスタントとして見ても「3マナでライブラリーの上6枚からインスタントかソーサリーを加えられる」となかなかの性能を有するためか、モダンの青赤ストームなどにこれが採用されていたを結構見かけました。

アガディームの覚醒 今回の誤算その6
スパイで採用されたことだけは当たってましたが「3点払ってアンタップインで出しつつ、いざとなったら死の影などを釣り上げるソーサリーとしても使える」ためか、モダンの死の影デッキに1枚差しされたのは予想できませんでした。

ブラックブルームのならず者&カザンドゥのマンモス 今回の誤算その7
ライバルがアンタップインで出せたり、表面もそれなりに強いなどの利点があったためか、むかしむかしでサーチできるというだけではスパイやベルチャーに採用されることはなかったようです。
(一応、カザンドゥのマンモスはモダンのヴァラクートなどに1、2枚入った実績がごく少数ながらありましたが…)

ハグラの噛み殺し 今回の大誤算その14
除去・土地のどちらの面で見ても、ライバルに劣る気がしたので初見では全く評価してませんでしたが「マナが余れば、クリーチャー除去としても使える土地」という個性を評価されたためか、主にモダンのスパイに高い割合で複数積まれていたのが確認できました。

ペラッカの捕食 今回の大誤算その15
手札破壊・土地のどちらの面で見ても、ライバルに劣る気がしたので初見では全く評価してませんでしたが「マナが余れば、範囲こそ狭いものの手札破壊としても使える土地」という個性を評価されたためか、モダンのスパイに高い割合で複数積まれたほか、ごく少数ながらレガシーのヘルムコンボやスパイにも採用されていたのが確認できました。

髑髏砕きの一撃 今回の大誤算その16
ベルチャーに採用されたことだけは当たってましたが「マナが十分にあれば、相手のクリーチャー・プレインズウォーカーを一掃でいる可能性がある」という点を評価されてか、レガシーの赤単プリズンや赤単エルドラージへの採用は予想できませんでした。
(赤単プリズンに4枚積まれたのを見たときは「マナフラ受けになる上に、血染めの月が出てればデメリットなくアンタップインで出せるのを評価したのか?」と思いました)

棘平原の危険 今回の誤算その8
ベルチャーに採用されたことだけは当たってましたが「1マナ1点火力としても使える土地」という個性は(ごく少数ながら)モダンの赤単果敢に採用されうるほどだったのは予想できませんでした。

ヴァラクートの覚醒 今回の大誤算その17
3マナインスタントのモードがなかなか強かったのためか、モダンではベルチャーやスパイよりもコントロール系のデッキに採用された方のが圧倒的に多かったです。

バーラ・ゲドの復活 今回の大誤算その18
既に新たな芽吹きが存在するためか、なぜか初見では全く評価してませんでしたが、実際にはモダンのベルチャーに高い確率で採用されてました。

絡みつく花面晶体 今回の誤算その9
土地としても使える「エレメンタルのマナクリーチャー」だったためか、モダンではベルチャーやスパイのほか、ヴァラクート・エレメンタル・ネオブランドに採用されていたのも見かけました。

変わり樹の共生 今回の大誤算その19
レガシーではほどスパイ専用パーツということでよかったものの、「マナが余ればライブラリーの上7枚からクリーチャーを出せる、アンタップインで出せる土地」という個性を評価されたためか、モダンではアミュレットタイタンやヴァラクートなどにも1、2枚採用されていたのを結構見かけました。

スカイクレイブの亡霊や創造の座、オムナスのカードパワーを見誤ったほか「ライブラリー内では土地ではないが、土地としても使えるカード」の表面の強さを全く見てなかったのが今回の反省で改めて分かりました。
基本セット2021の評価の反省
基本セット2021の評価の反省
基本セット2021の評価の反省
※この日記は主にレガシーの環境を想定しています
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/202006212239457248/


無私の救助犬 今回の大誤算その1
モダンでも既にルーンの与え手が存在したため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、実際には与え手と違って出したターンから重要なクリーチャーを破壊から守れるためか、モダンのデスタクやドルイドコンボに入っていたのをそれなりに見かけました。
(ルールスで使い回せるのも、採用された一因か)

封じ込める僧侶(モダン) 2マナとやや重いものの、コスト踏み倒し対策できるのはやはり強かったためか、サイドに1、2枚差しされていたのを結構見かけました。

天界の語り部 今回の誤算その1
初見ではモダンのソウルシスターズのサーチ先ぐらいにしか思ってませんでしたが、砂の殉教者の効果を1回使うだけで4/4飛行を出せるようになる可能性が高かったためか、実際には4枚積まれるほどの強さはあったようです。


トレイリアの大魔導師、バリン 今回の大誤算その2
初見では全く評価してませんでしたが、クリーチャーかプレインズウォーカーをCiP能力でバウンスできる「3マナのクリーチャー」である点を買われたためか、実際にはレガシーのアルーレンやエスパーバイアルあたりに1枚差しされていたのをそれなりに見かけました。

大慌ての棚卸し 2枚目以降が強いためか、蓄積した知識がないモダンの青白や荒野の再生コントロールなどにこれが4枚差しされていたのをそれなりに見かけました。

鎖霊 優秀なライバルが多かったせいか「モダンの青白スピリットに可能性はありそう」の部分は当たってましたが、3、4枚入るレシピも少しながら確認できました。

嵐翼の精体 今回の大誤算その3
モダンでは青赤果敢の必須パーツとも呼べるほどでしたが、既に戦慄衆の秘儀術師が存在したためか、レガシーでの採用率は予想よりはるかに低かったです。

崇高な天啓 今回の大誤算その4
初見では注目すらしてませんでしたが、6マナとはいえ打ち消し・もみ消し・ドロー・バウンスの全てを行える「インスタント」だったためか、実際にはレガシーの全知デッキのサイドに1枚差しされてました。
(全知デッキをよく使っていた上に、即時却下は評価したのに、これを評価しなかったのはかなり痛かったですね…)

波起こし 今回の大誤算その5
初見では青系リビングエンドにはまず入ると思ってましたが、起動型能力のコストが2マナとやや重いためか、採用されてないレシピも確認できました。


取り除き 今回の誤算その2
「緑の入らないデッキに入る」点はほぼ予想通りでしたが、コストが2マナとやや重い上に4マナ以上は対象外なのが気になったのか、採用枚数が1、2枚に抑えられたり、メインからは入らないレシピも結構見かけました。

不気味な教示者(モダン)今回の大誤算その6
万能サーチカードではあるものの、3マナ+3点ライフロスが相当重いコストだったのか、実際にはごく一部のアドグレイスで採用されたに留まりました。

深淵への覗き込み 今回の大誤算その7
7マナということもあって初見では全く評価してませんでしたが、大量ドローできる「ソーサリー」である点が評価されたためか、レガシーのANTに燃え立つ願いからのサーチ先として1枚差しされていたのを結構見かけました。

銀打ちのグール 今回の大誤算その8
ライフゲインしないと墓地から復活しないため初見では全く評価してませんでしたが、這い寄る恐怖や強打のらせん1枚で条件を達成できるためか、実際にはモダンの発掘にかなりの割合で採用されてました。

村の儀式 今回の大誤算その9
ホガークあたりと相性がいいドローソースとして評価してましたが、枠がなかったのか、あるいはクリーチャーをコストにするのが予想以上に痛かったのか、実際にはほとんど採用実績がなかったです。


チャンドラの焼却者 今回の大誤算その10
1ターン目炎の印章or裂け目の稲妻→2ターン目3点火力に続けて出せるため、低めの評価をした後に初動(430円)で4枚買いました。
しかし、事前に火力を撃つのが前提のカードであったためか、実際には「幻影の天使と同じ運命を辿ってもおかしくはなさそう」の部分だけが当たってしまったようなものでした。
(とはいえ、爆発力は高いためかモダンのバーンでは20%ほどの採用率は誇ってましたが)

人目を引く詮索者 除去に弱いものの、2ターン目これ→3ターン目ボガードの先触れ(トップをキキジキにしてコピーしまくった後、最後に投石攻撃の副官をトップにする)と出せば無限ダメージで勝てるためか、前評判通りにモダンのゴブリンデッキの必須パーツになりました。

冠滅ぼしのガドラク 今回の大誤算その11
アーティファクトを4枚並べなければ攻撃できないものの、並べやすい親和には入ると思ってましたが、枠がなかったためか採用されているレシピを見かけなかったです。


長老ガーガロス 予想通りの対ビートダウン性能を誇ったためか、ヴァラクートのような土地コントロールの他にも、グルールムーンなどのサイドにも1、2枚採用されてました。

激情の共感者(モダン)緑マナのみで原始のタイタンをサーチできるためか、モダンのアミュレットコンボの一部でこれが採用されていたのを見かけました。

ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル 今回の大誤算その12
初見では全く評価してませんでしたが、実際には採用率こそそれほどではなかったものの、生き残りさえすればアーカムの天測儀・思案・定業・森の知恵・自ターンでのコアトルや相手ターンの渦まく知識で2/2トークンを出せるためか、レガシーのアルーレン・スノーオーコあたりのメインや、全知デッキのサイドに1、2枚採用されたほか、モダンでもごく一部で採用されていたのが確認できました。

多色
議事会の導師 今回の誤算その3
+1/+1カウンターの置き方が硬化した鱗と同じだったため、緑白型の鱗親和…ではなく、緑白ヘリオッドカンパニー(硬化した鱗あり、なしの両方)に4枚積まれてました。
(これからは、鱗親和と硬化した鱗デッキは別物として見ることにします)

尊敬される語り手、ニアンビ 今回の大誤算その13
初見では注目してませんでしたが、魔の魅惑がある状況なら洞窟のハーピーとの組み合わせで無限ライフを得られるためか、アルーレンの必須パーツ(1枚差し)になってました。

天球の見張り 今回の大誤算その14
自身がスピリットでなかったためか、あるいは枠がなかったためか、モダン・レガシー共に採用実績はなかったです。

アーティファクト
精神迷わせの秘本 今回最大の誤算
黄昏のピラミッドが活躍してなかったためこれも全く評価してませんでしたが、マナがなくても占術だけはできる上に、効果を4回使えば自身が追放されるかわりに4点回復できる点が買われたためか、実際にはモダンのエルドラージトロンに複数積まれたほか、レガシーでもPostなどに1、2枚差しされることがあったほどでした。

エルドレインのむかしむかしやオーコ、テーロス還魂記の死の国からの脱出・イリーシア木立のドライアド・ウーロ、イコリアの相棒(特にヴィンテージですら禁止になったルールス)ほどではないものの、振り返ってみたら「モダン以下の環境で使われたカードが意外と多いな…」と思いました。
(とはいえ、それが普通なのでしょうが。あと、今回も相変わらず評価を間違えてばかりいますね…)
イコリア:巨獣の棲処の評価の反省
イコリア:巨獣の棲処の評価の反省
イコリア:巨獣の棲処の評価の反省
※この日記は主にレガシーの環境を想定しています
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/202004122204469212/


ドラニスの判事 ウーロに有効なためか、モダンの人間やデスタクにメインから採用されることもあったほか、レガシーのデスタクのサイドなどにも採用されていたのを少し見かけました。

ラバブリンクの冒険者 プロテクションがうまく噛み合えばかなり優秀なクリーチャーになりうるためか、モダンの人間のサイドに採用されていたのを少し見かけました。


心を一つに 採用率は低かったものの、グリクシスや青赤系のDelverデッキに入ったところだけは予想通りでした。
(ルールスが禁止になる前は、秘密を掘り下げる者を採用せず、ルールスを相棒にした上で若き紅蓮術士を採用したグリクシスカラーのデッキにも3枚採用されたりしていました)
相棒にエラッタがかかった後は、モダンの青赤果敢に1、2枚採用されていたのをほんの少しだけ見かけました。
(僧院の速槍or損魂魔道士とスプライトのドラゴンor嵐翼の精体で条件を満たせる点を評価されたのでしょう)

サメ台風 今回の大誤算その1
正義の命令が使われていないのもあって、初見では全く評価してませんでした。
しかし、実際には「マナが十分にあれば、アドバンテージを得つつ、インスタントタイミングで打ち消されにくい大型の飛行クリーチャーを出せる」点を買われたためか、モダンやレガシーの石鍛冶系デッキやコントロールデッキ(モダンの青トロン含む)に幅広く採用されたほか、レガシーではエンチャントレスに採用されるのみならず、これをキーカードに据えた「サメ補充」といったデッキが成立するにまで至りました。
(とはいえ、エンチャントレス・サメ補充ともに数は少なかったですが)


無情な行動 ストンピィで採用されたのは見かけませんでしたが、モダンのジャンドや黒赤果敢、レガシーのグリクシスDelverあたりのサイドに1枚差しされていたのをほんの少しだけ見かけました。


踏み穴のクレーター 今回の誤算その1
サイクリング付きとはいえ、速攻とトランプルを与えるためにカード1枚を使った上に、1マナ余らせる価値はないと判断されたためか、モダンの横断シャドウの一部に採用されるに留まりました。

銅纏いののけ者、ルーカ 今回の大誤算その2
コストが赤のダブルシンボルを含む5マナという点が気になったためか、実際にはモダンのグルールムーンの一部などで採用されるに留まりました。
(既に反逆の先導者、チャンドラが存在するのがいけなかったか。なお、レガシーでは全くと言っていいほど採用されてなかったもよう)

爬虫類の反射 サイクリングできなければただの置物にしかならないせいか、使われているレシピを確認できませんでした。

予測不能な竜巻 サイクリングできなければ置物でしかない5マナのエンチャントというのが気になったためか、全くと言っていいほど使われているレシピを確認できませんでした。
(死せる生デッキのサイドには入りそうな気がしたんですが、5マナ出せるならサイクリング持ちのクリーチャーを素出しして殴った方が早いというでしょうか?)

さまよう怪物、イダーロ 初見では全く評価してなかったものの、2マナでサイクリングすればカードを1枚引け、4回目以降はインスタントタイミングで打ち消されにくい2マナ8/8トランプル・速攻として扱えるためか、モダンの青赤コントロールや赤単氷雪(この二つは同一人物によるものだが)、レガシーの赤単エルドラージに採用されていたのをほんの少しだけ見かけました。
(バウンスされても、再びサイクリングすればすぐに戦場に戻せるものウリか)


水晶壊し 今回の大誤算その3
モダンでは鱗親和のサイドに入るなどしましたが、(戦闘能力こそ高いものの)再利用の賢者と違って変容しないと能力が誘発しないためか、レガシーでは全くと言っていいほど使われていませんでした。

タイタノス・レックス 今回の大誤算その4
サイクリングするのに緑を含む2マナ払わなければならないのが気になったためか、モダンの死せる生デッキですら採用率は低かったです。

怪物の代言者、ビビアン 今回の大誤算その5
5マナという重さがネックになったためか、レガシーでは極一部で使われていたものの、モダンでは採用されているレシピを確認出来ませんでした。
(メリット能力を持つカウンターを乗せられない点を除けば、同じ+1能力を持つ原初の狩人、ガラクが使われていない時点で気づくべきだったか?)

萎れ 今回の誤算その2
サイドへの採用率こそ中々だったものの、メインから置物を割りたいという状況がそんなになかったのか、メインから採用されていたのは見なかったです。

多色
ドラニスのクードロ将軍 今回の大誤算その6
初見では全く評価してませんでしたが、3マナ3/3の「人間」のロードである上に、墓地対策もでき、アドバンテージこそ失うもののファッティを除去できるのが評価されたためか、モダンの人間デッキにメインから2、3枚採用されていたのを確認できました。

眷者の神童、キナン 今回の誤算その3
モダンではマナクリかマナアーティファクトが入ったドルイドコンボやウルザフードに4枚積まれることもありましたが、なぜかレガシーではほとんど採用されてませんでした。
(単純に枠がなかったんでしょうか?)

伝承のドラッキス 変容しなければ能力が誘発しないためか、モダン・レガシーともに採用されていたのを確認できませんでした。

創造の歌 今回の大誤算その7
個人的にはチェインコンボデッキのキーパーツとして期待していましたが、これを置くのに4マナかかる上に、ターン終了時に手札を捨てなければならないのは相当きついデメリットだと思われたためか、実際の採用率はかなり低かったです。

スプライトのドラゴン 嵐翼の精体が出たあたりからは、モダンの青赤果敢やレガシーの青赤Delverに4枚積まれるほどの採用率を誇りましたが、出た当初は今ほどではなかったです。

思考の旋風 今回の大誤算その8
同マナ域の創造の歌と違ってデメリットこそないものの、カードを1枚引くだけでは途中で途切れやすいためか、モダンですら全くといっていいほど採用されてませんでした。

軍団のまとめ役、ウィノータ 初見では全く評価してませんでしたが、専用構築をすればアングラスの匪賊がめくれて一気に決着をつけられるほどの爆発力を有するようになるためか、モダン・レガシー共にこれをキーカードとしたデッキが一部で活躍していました。
(さすがにモダンの方が、採用率は高いですが)

天頂の閃光 今回の大誤算その9
波動機バーンのキーパーツになるとは思っていたんですが、肝心の波動機自体を見かけなかったので…

悪魔の職工 今回の大誤算その10
初見ではリクルート能力を高く評価してましたが、能力の起動にかかるマナコストが高かったためか、あるいは既にサーチカードが十分存在するためか、モダン・レガシー共に採用されていたのを見なかったです。

相棒
深海の破滅、ジャイルーダ 今回の大誤算その11
初見では相棒の偶数縛りがきつく見えたことや、墓地対策が刺さることが気になったので全く評価してませんでした。
しかし、(エラッタ前に)専用構築をすれば、モダンならマナ加速の力を借りてゲーム外からこれを出し1ショットキルを狙えるほか、レガシーならライオンの瞳のダイアモンド×2の力を借りてゲーム外からこれを出し1キルを狙うことすらできるためか、モダン・レガシー共に「ジャイルーダ・コンボ」が話題になりました。
(エラッタ後は採用率が大幅に落ちたものの、それでも一部で使われているあたり、ジャイルーダ恐れるべし、といったところか)

湧き出る源、ジェガンサ 今回の大誤算その12
初見では相棒の縛りの条件についてよくわからなかったため注目していませんでしたが、実際にはダブルシンボル以上のカードをデッキに入れなければ問題なく相棒にできるためか、5色ニヴ=ミゼットや(エラッタ前の)モダンの人間デッキにゲーム外から呼べる戦力兼血染めの月対策として採用されたり、(エラッタ後に)モダンの緑トロンやレガシーの12Postに大瀑布やゴロスと組み合わせて採用されたり、モダンのジェスカイの隆盛コンボや赤単果敢に採用されたりしていました。
(エラッタ前は、大瀑布やゴロスが入ってなくてもモダンのトロンに相棒として採用されていたぐらいでした)

孤児護り、カヒーラ エラッタ前ですらエレメンタルデッキの相棒として確定したわけではありませんでしたが、ノンクリーチャーデッキなら問題なく相棒にできるためか、エラッタ前のモダンの青白コントロールで相棒として使われていたのを少しだけ見かけました。

夢の巣のルールス 今回最大の誤算
初見ではDelver系やANTに入れるとしても(何を墓地から戻すんだ?)と思ったり、デスタクやマーベリックには3マナ以上のパーマネントが入るため相棒として使うのは難しいと思っていたので、そこまで評価はしてませんでした。
しかし、実際にはゲーム外からルールスを出す→墓地からミシュラのガラクタを唱えると動いた後に即除去されても2枚分のアドバンテージを取れる上に、ANT・Delver系・バーンのようなデッキなら(インスタント・ソーサリーに制限はかからないので)大した問題もなく相棒にできたためか、2020/5/18にレガシーどころか(制限にしても意味がないためか)ヴィンテージですら禁止になってしまいました。
(エラッタ後も、モダンの黒赤果敢、青黒ライブラリアウト、ドルイドコンボあたりでは相棒として採用されているようです。というか、モダンで禁止になったオーコを諦めてでも入るってどんだけカードパワーが高いのか…)

獲物貫き、オボシュ 今回の大誤算その13
初見では相棒の奇数・土地縛りや、5マナかかることのが気になったので全く評価してませんでした。
しかし、実際には5マナと重いものの出せさえせれば一気に決着をつけられるかもしれない上に、マナフラ受けにもなる「相棒」である点が評価されたためか、主にモダンのグルールムーンや(エラッタ後に)赤単果敢で相棒として採用されていたのを結構見かけました。
(とはいえ、エラッタによって採用率が落ちたのも事実ですが)

空を放浪するもの、ヨーリオン 今回の大誤算その14
初見では相棒の縛り(デッキを80枚以上にすること)や(出せばブリンクを誘発させられるとはいえ)5マナ4/5飛行という微妙な戦闘能力が気になって、全く評価してませんでした。
しかし、出せさえすればETB能力持ちのパーマネント(コアトル・護衛募集員・天測儀など)を追放してアドバンテージを取れる可能性がある上に、4/5飛行として活躍させられるためか、実際にはモダン・レガシー共に(エラッタ前・後問わず)コントロールデッキで中々の採用率を誇ったほか、レガシーではアルーレンに半分以上の確率で相棒として採用されたほどでした。
(実際に、赤単エルドラージでZENOさんのヨーリオン入りアルーレンと当たった際、貴族の教主の賛美が乗った5/6飛行アタックだけにやられたぐらいですし)

黎明起こし、ザーダ 今回の大誤算その15
初見では厳かなモノリスや玄武岩のモノリスとの無限マナコンボに気付かなかったのもあって、全く評価してませんでした。
しかし、専用構築をするならまず入るであろう歩行バリスタ・創造カーン・前述のモノリス2種はもちろんのこと、インスタント・ソーサリーも相棒の条件に引っかからないためか、これを相棒に据えた「ザーダ・コンボ」が作成されたほどでした。
(その後、ザーダ・コンボの勝率が高すぎたせいか、2020/5/18にレガシーで禁止になってしまいましたとさ。めでたしめでたし?)

アーティファクト
オゾリス 今回の大誤算その16
初見では全く評価してませんでしたが、実際には+1/+1カウンターが乗ったクリーチャーが多く入った鱗親和のキーパーツになりました。

土地
インダサのトライオーム、ケトリアのトライオーム、ラウグリンのトライオーム、サヴァイのトライオーム、ゼイゴスのトライオーム フェッチランドでサーチできる上に、3色のマナを出せるのが幸いしたためか、どれもモダンのコントロールデッキに採用されてました。
(採用率は、ケトリア>ゼイゴス>ラウグリン>インダサ>サヴァイの順でした)

サイクリング枠のカード
波動機自体を見なかったため、これらのカードも見かけませんでした。

今回大誤算以上の誤った評価をしたカードのうち、相棒以外のカードは評価を高くしすぎたのが多かった一方、相棒の評価は全体的に低くしすぎたのが多かったです。
(「ゲーム開始時から手札破壊が効かない領域に、1枚分の手札をもっている」というのを軽く見すぎていました。2020/6/1に3マナ払って手札に加えなければならなくなったため弱体化しましたが、それでもヨーリオンやモダンでのルールスの採用率は高かったです)

2020/9/28にスタンダードでウーロが禁止されましたが、プレイしてないのでノーコメントで
テーロス還魂記の評価の反省
テーロス還魂記の評価の反省
テーロス還魂記の評価の反省
※この日記は主にレガシーの環境を想定しています
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/202001120019466599/


太陽の宿敵、エルズペス 脱出コストが6マナ+白のカード4枚と重いものの、長期戦になれば何度でも出せるためか、モダンの小悪疫・石鍛冶・青白コントロールあたりに1、2枚採用されていたのを割と見かけました。

太陽冠のヘリオッド モダンでは歩行バリスタと組み合わせてドルイドコンボに採用されていたのを結構見かけましたが、強力なコンボデッキが多いレガシーではさすがにそこまでは見かけませんでした。


水底のクラーケン 今回の誤算その1
白入りなら僧院の導師を使えばよく、そもそも白が入ってなくても借り手・宿敵・三人衆と同マナ域にライバルが多いためか、採用されていたのを見かけませんでした。

海の神のお告げ 謎めいた命令で使い回せる上に、2マナとはいえインスタントタイミングで定業の効果を得られるためか、イコリアでヨーリオンが出る前にもモダンでは青単トロンや青系コントロールに採用されていたのを割と見かけました。
(イコリアが出た後は相性がいいヨーリオンと共に使われた他、モダンでは信託者コンボデッキに4枚積まれることもあるなどしたためか、出る前よりも採用率が上がりました)

タッサの神託者 今回の大誤算その1
ライブラリーを空にしたあとにこれの効果を通せば勝てるためか、「セルフデッキデス系デッキの新たな勝ち手段として採用してみてもいいかもしれない」どころか、レガシー・モダン共に「セルフデッキデス系デッキの新たな勝ち手段として幅広く採用された」ほどの採用率を誇っていました。
(例:モダンならアドグレイス・真実を覆すものと組み合わせた信託者コンボ・死の国からの脱出と研磨基地が入った脱出基地、レガシーならセファリッド・ブレックファースト・最後の審判・パラダイム・シフトやThought Lashが入った神託者コンボ・The Spy・思考停止やライオンの瞳のダイアモンド、死の国からの脱出が入った死の国ストームあたり)


塵へのしがみつき 今回の大誤算その2
既に根絶や外科的があるため使われるとは思ってませんでしたが、脱出で使い回せるためか、実際はイコリアでルールスが出るまでもレガシーのコントロールのメインやサイド、Delver系デッキのサイドに割と1枚差しされたほか、モダンでも細々と使われてました。
その後、イコリアでルールスが出てからはレガシーでの採用率は少し上がっただけに留まったものの、モダンではビートダウンからコントロールに至るまで採用率が大きく上がりました。
(ルールスとの併用が多かったので、このカードにしたらルールス様々、といったところでしょうか)


アゴナスの雄牛 予想通りにモダンの発掘に2、3枚入ったりしたほか、レガシーの発掘にも1、2枚入ることが結構あったほどの採用率は誇っていました。

パーフォロスの介入 今回の大誤算その3
色拘束が薄く、X=3で撃てばタルモやアンコウ・+2能力を1回撃っただけのオーコをも焼けるためか、2マナランドが多いレガシーの赤単エルドラージのメインに、確実といっていいほどこれが1、2枚入っていたのが確認できました。
(墓地が肥えにくいためか、マグマの陥没孔は入ってなかった模様)

嵐の伝令 自身が速攻を持つのもあってか、墓地に落としたエルドラージの徴兵と組み合わせた赤単ホロウワンが結果を出していたのを、ほんの少しだけ確認できました。

嵐の怒り 難題やプレインズウォーカーも焼き払えるためか、モダンのヴァラクートなどのサイドにこれが入っていたのを少しだけ確認できました。

死の国からの脱出 今回最大の誤算
初見ではコストの脱出3を見て「墓地にカードが12枚あっても、使えるのは3枚だけか…」と思っていた上に、既に炎の中の過去があったのもあって、ほとんど評価していませんでした。
しかし、実際には脱出コストさえ払えば何度でも墓地のカードを使い回せるためか、モダンで研磨基地でコストの支払いを賄った「脱出基地」デッキが成立したほか、レガシーではライオンの瞳のダイアモンド&思考停止で脱出コストを賄いつつ無限マナを発生させ、思考停止・稲妻・ぶどう弾あたりでとどめを刺す「ブリーチ・ストーム」が成立しました。
結局、「ブリーチ・ストーム」は勝率がどんどん高くなっていった上に、将来のことを考えられたためか、2020/3/9に死の国からの脱出は禁止になってしまいましたとさ。(めでたしめでたし?)
(ちなみに、私は「ブリーチ・ストーム」が暴れ出してからも「ライオンの瞳のダイアモンド・思考停止は墓地にあってもいいとはいえ3枚コンボである上に、墓地対策に引っかかる」点が気になったため、(リアニメイト・全知デッキのことも考えて)禁止になるとは思ってませんでした。他の人とは考えがズレてるんでしょうか)


終わりなき巣網のアラスタ 4マナではあるものの、緑頂点でサーチできる上に到達で秘密を掘り下げる者や4/5のタルモを止められる上に、相手がインスタント・ソーサリーを唱える度に1/2到達を出せるためか、レガシーのエンチャントレス・エルフあたりに1枚差しされていたのを少しだけ見かけました。

運命を紡ぐ者 今回の誤算その2
エンチャントとクリーチャーを打ち消しから守ってくれる上に、緑頂点からサーチできる「エンチャント」であったためか、レガシーのエンチャントレスにはメインから1、2枚採用されたほどでした。

イリーシア木立のドライアド 今回の大誤算その4
初見ではモダンのヴァラクートの選択肢やアミュレットタイタンでの5枚目の梓になると思っていたぐらいでしたが、稲妻に耐えられる上に追加の土地を1枚置け、土地6枚からヴァラクートを噴火させられるのが相当便利だったためか、実際にはモダンのタイタンヴァラクートやアミュレットタイタンどころか、レガシーのヴァラクートでも必須パーツになるほどでした。
(特にモダンのアミュレットタイタンでは、伝説でないためか梓を差し置いて4枚積まれるほどでした)

セテッサの勇者 素の状態では稲妻1発で落ちる上に、開花の幻霊が使われていなかったため全く評価してなかったものの、緑頂点からサーチでき、エンチャントを出し続けたら強化しつつアドバンテージを稼げるためか、実際にはレガシーのエンチャントレスに採用されることがあるだけのカードパワーはあったようです。

多色
悪夢の詩神、アショク +1能力でライブラリーアウトにも貢献できる2/3トークンを出せる「青黒5マナの」プレインズウォーカーがある点が評価されたためか、モダンでこれを採用したコントロールデッキをちらほら見かけました。

終わりなき踊りのガリア 2マナ2/2速攻+3体以上のクリーチャーで攻撃すればアドバンテージを得られる能力を評価されたためか、クリーチャーが並びやすいモダンの奇襲隊レッドなどに採用されていたのが確認できました。

運命の神、クローティス 今回の大誤算その5
初見ではバーンに採用されると思ってましたが、実際にはバーンに採用されたことは全くと言っていいほどなく(特に、レガシーでは緑マナを要求するのがネックになったか)、モダンではグルールムーン・赤緑ランデス・ジャンドのような中速のデッキに採用されたほか、レガシーでは主に青赤緑Delverやオーコ入りの多色コントロールのサイド(たまにメイン)に1枚(たまに2枚)差しされたりしていました。
(採用率はモダン・レガシー共に中々の物でしたが、モダンでの採用率の方がはるかに高かったです)

死の飢えのタイタン、クロクサ 今回の誤算その3
モダンではマナフラ受けも兼ねてジャンドに必須パーツレベルで採用されていたほか、レガシーでも死の国からの脱出入りのグリクシスDelverや一部のジャンドなどに採用されていました。
(モダンでは、他にもグリクシス死の影や黒赤コントロールなどにも採用されてました。なお、レガシーのグリクシスコントロールにはほとんど採用されてなかったもよう)

エイスリオスの番犬、クノロス 3マナの墓地対策できる警戒・威迫・絆魂持ちの3/3である点がある程度評価されたためか、モダンで白黒エルドラージ・5色ニヴ=ミゼットなどのサイドに1枚差しされたほか、レガシーでもダークマーベリック・アグロロームなどのサイドに1枚差しされてました。

圧倒的洞察 つけたクリーチャーに対処されなければ、ライフ・手札の両方で大きなアドバンテージを取れる可能性があるためか、モダンの呪禁オーラの必須パーツになってました。

自然の怒りのタイタン、ウーロ 今回の大誤算その6
初見では脱出コストが重いと感じたため、モダンのシミックタイタンやアミュレットタイタン、レガシーのNic Fitあたりに採用されるぐらいだと思ってました。
しかし、実際には長期戦になれば脱出コストを払うのは比較的容易だと判断されたためか、モダン・レガシーのコントロールデッキに幅広く採用されていました。

アーティファクト
影槍 モダンでは火氷剣を始めとした剣シリーズや殴打頭蓋があるため全く評価してませんでしたが、出して装備するまでにコストが計3マナと軽く、トランプルと絆魂のおかげでダメージレースで有利に立ちやすくなるためか、実際にはモダンのハンマータイムなどに1、2枚採用されたほか、レガシーでもごく一部で採用されていたのを見かけました。

魂標ランタン 今回の大誤算その7
既に墓地対策カードが質・量ともに豊富に存在する中、虚空の力戦・忌み者・外科的のように先手1ターン目の墓地利用を止められず、檻や僧侶のように他の用途に使えるわけでもなく、トーモッドの墓所のように0マナで出せるわけではないのもあって、全く評価してませんでした。
しかし、実際には自分の墓地利用などを阻害せずタップだけで墓地対策でき、墓地対策する必要がなくなればドローに変えられるためか、モダン・レガシー共にサイドに採用されていたのを結構見かけました。

神託者やウーロ・ドライアドが必須パーツクラスの採用率を誇ったことや、死の国からの脱出がレガシーで禁止になるほど暴れることを予測できなかったのが今回の主な反省点でした。
エルドレインの王権の評価の反省
エルドレインの王権の評価の反省
エルドレインの王権の評価の反省
※この日記は主にレガシーの環境を想定しています
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/201909280005394842/

評価ランクの基準(レガシーのみ)はこちら

ランクS:その環境の多くのデッキに採用されるほど汎用性が高い
例:夏の帳

ランクA:汎用性はランクSのカードほど高くないもののそれなりに見かけるか、その環境のメタの上位のデッキのキーパーツとして活躍する
例:氷牙のコアトル

ランクB:メタの中位ぐらいには存在しそうな、特定のデッキのキーパーツとしては活躍する
例:最高工匠卿、ウルザ

ランクC:ひょっとしたらこれを採用したデッキと当たるかもしれない
例:明日の見張り

ランクD:よほどのことがない限り採用されることはない
例:新生化(モダンではB)


きらきらするすべて エンチャントやアーティファクトが多く出ていれば2マナのオーラとしては破格の修正を得られるためか、モダンの呪禁オーラや親和にこれが採用されているのをそれなりに見かけました。
(呪禁オーラの場合、単体除去に耐性があるものの単体では弱い呪禁クリーチャーと、破格の修正を与えてくれるもののオーラゆえの脆さがあるこれとが、互いの欠点を補い合っていたから採用されたのでしょう)
ランク レガシー:D→D

魅力的な王子 1つ1つの能力が強いわけではないものの、占術2でのライブラリー操作・3点ゲイン・明滅能力による石鍛冶、護衛募集員の使い回しや薬瓶と組み合わせた除去回避とできることが多いためか、モダンのデスタク・白黒エルドラージ・人間に採用された他、レガシーのデスタクにも1枚差しされているのを結構見かけました。
ランク レガシー:D→C

耳の痛い静寂 ストームがあまり存在しないためか、モダンでの採用率は予想より低かったものの、レガシーではほぼ予想通りの採用率を誇っていました。
ランク レガシー:B→B

ガラスの棺 発明品の唸りや大いなる創造者、カーンから持ってこれる除去である点を買われたためか、モダンのソプターコントロールやレガシーのサルベイジャーコンボのサイドに1枚差しされていたのを見かけました。
ランク レガシー:D→C


厚かましい借り手 今回の大誤算その1
既に同マナ域にヴェンディリオン三人衆や真の名の宿敵が存在する上に、バウンスに2マナ+3/1飛行・瞬速を出すのに3マナかかるのは重いと思っていたので、全く評価してませんでした。
しかし、実際には「置物に触れる上に、3/1飛行・瞬速を出すこともできる呪文」である点が評価されたためか、Delver系のテンポデッキを初めとした幅広いデッキに1、2枚採用されていました。
ランク レガシー:D→A

湖に潜む者、エムリー 今回の誤算その1
モダンのウルザ系のデッキや、レガシーのペインターに4枚積まれたところまでは大体予想通りでした。
しかし、レガシーでテゼレッターの代わりに台頭したっぽいウルザズレガシー(レガシーのウルザ系デッキ)に4枚積まれたことは予想できなかったほか、採用率自体も予想していたより少し高かったです。
ランク レガシー:C→B

マーフォークの秘守り 深みへの冒険で墓地肥やしを行った後、復讐蔦のトリガーとなるクリーチャー「呪文」の数に数えることもできるためか、モダンのクラブヴァインに4枚積まれていたのを確認できました。
ランク レガシー:D→D

神秘の論争 今回の大誤算その2
赤を含まないデッキでも、確定ではないものの1マナで青の呪文を弾ける点を評価されたためか、モダンの青いデッキのサイドに幅広く採用されたほか、レガシーの奇跡やウルザズレガシーのサイドにまで採用されたりしていました。
ランク レガシー:D→B

魔法の井戸 出た時に占術2を行える1マナの「アーティファクト」である点を買われたためか、モダンのソプターコントロールやウルザフード、ウルザパラドックスやジェスカイの隆盛コンボあたりに1,2枚ほど採用されていたのを割と見かけました。
ランク レガシー:D→D


大釜の使い魔 今回の誤算その2
戦場に出すだけで「対象を取らない」1点ドレインを行える上に、オーコや金のガチョウとのシナジーもあるためか、レガシーのアルーレンのフィニッシャーとして1枚採用されていました。
ランク レガシー:D→C

願い爪のタリスマン レガシーのANTに入ったことは当たってましたが、ターンを返したら相手にサーチを許してしまうのは相当痛いためか、それ以外のデッキで採用された例はほとんどなかったです。
ランク レガシー:B→B


砕骨の巨人 今回の大誤算その3
火力として見たらほぼ2マナ2点でしかないため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、実際には「虚空の杯(X=1)に引っかからない2マナ2点火力を撃った後、3マナ4/3のクリーチャーとして使える」点を買われ、2マナランドが多く入ったレガシーの赤単プリズンや赤単エルドラージに3、4枚採用されるほどでした。
(厚かましい借り手といい、これといい重要な出来事カードの評価をことごとく外してますね…)
ランク レガシー:D→B

アイレンクラッグの妙技 初見では使われる可能性すら感じませんでしたが、調べてみたらレガシーのベルチャーに燃え立つ願いからのサーチ先として1枚差しされていたのが少しだけ確認できました。
ランク レガシー:D→D

谷の商人 モダンで信仰無き物あさりが禁止になった後の発掘やグリセルシュートに、これが3、4枚積まれていたのが確認できました。
ランク レガシー:D→D


金のガチョウ 今回の大誤算その4
既に貴族の教主・極楽長・ラノワールのエルフが存在する上に、単体ではマナ能力を2ターン連続で使うことができないのもあって、初見では全く評価してませんでした。
しかし、実際には食物トークンを生み出す能力のおかげでマナフラッド受けになれ、アーティファクトシナジーを作れる上に、飛行持ちのタフネス2という点が評価されたためか、モダンのウルザフードやレガシーのアルーレンなどに採用されていたのを結構見かけました。
(レガシーでは、貴族の教主とどちらが優先されたかはデッキによる、といったところでした)
ランク レガシー:D→B

むかしむかし 今回の大誤算その5
初手にないと0マナで撃つのは厳しいことや、既にニッサの誓いや古きものの活性が存在したのもあって、初見では全く評価してませんでした。
しかし、実際には「初手にあれば土地としてもクリーチャーとしてもカウントできる上に、2マナで撃っても上から5枚見れるから十分強い」と評価されたためか、モダンやレガシーの土地コンボデッキ・クリーチャーデッキに幅広く採用されていました。
(その結果、モダンでは禁止カードになってしまいました。レガシーでは緑マナ発生源がElvish Spirit Guideしかないエルドラージにすら採用されていましたが、青が絡むとさすがに採用率は低かったです)
もし後述のオーコの評価に失敗してなかったら、これが「今回最大の誤算」となってもおかしくなかったぐらいでした。
ランク レガシー:D→A(参考:モダンでのランクはS)

探索する獣 今回の大誤算その6
初見では4マナかつ剣鍬であっさり除去されるのもあって、全く評価してませんでした。
しかし、実際には速攻で奇襲をかけつつ、接死で大型クリーチャーとも相討ちを取れ、トークンにブロックされず、軽減不能なおかげで宿敵をも突破でき、本体とプレインズウォーカーを一度に攻撃できるためか、緑頂点からのサーチ先として1枚差しされていたのをちらほら見かけました。
ランク レガシー:D→B

僻境生まれの保護者 マナを豊富に出せればフィニッシャーになれるためか、レガシーのエルフに1枚差しされていたのを少し見かけました。
ランク レガシー:D→C

多色
湖での水難 今回の大誤算その7
相手の墓地にカードが4枚以上あれば、ほぼ「クリーチャー除去もできる対抗呪文」として使えるためか、主にモダン・レガシーのコントロールデッキに1、2枚入っているのを結構見かけました。
ランク レガシー:D→B

王冠泥棒、オーコ 今回最大の誤算
オーコについては以下の禁止改訂の際に既に書いたので、ここではあえて触れないことにしました。
参考記事1(スタンダード編)
https://eternalblue.diarynote.jp/201911192256517957/

参考記事2(モダン編)
https://eternalblue.diarynote.jp/202001152312204250/

この評価は、タルモや宝船を大して評価しなかった時以上の「これまでの最大の誤算」といってもおかしくないぐらいひどかったです。
(初見のタルモは強さが分かりにくかったし、宝船は「探索を押しのけて採用されることはない」止まりでしたが、オーコはなぜか全く評価してなかったので…)
ランク レガシー:D→S(参考:モダンでのランクはS)

アーティファクト
ジンジャーブルート 1マナ1/1速攻+1マナでほぼブロックされなくなる能力を持つ「アーティファクト」クリーチャーという点を買われたためか、これを複数入れたモダンの親和のレシピを少し確認できました。
ランク レガシー:D→D

石とぐろの海蛇 今回の誤算その3
2マナランドの力を借りてX=4以上で出せば、到達で秘密を掘り下げる者を止め、トランプルで宿敵を突破し、プロテクション(多色)で大梟・コアトル・オーコ・3マナテフェリーに妨害されない点を買われたためか、レガシーのPost・ペインター・無色のストンピィあたりにこれが採用されていたのをちらほら見かけました。
ランク レガシー:D→C

土地
ギャレンブリグ城 出せるマナの量を1つ増やしてくれるとはいえ「クリーチャー呪文か能力のためにしか使えない」点が気になったため全く評価してませんでしたが、出したマナでちょうど原始のタイタンを出せるためか、モダンのヴァラクートやアミュレットタイタンのような原始のタイタンが入った土地コンボデッキでは必須パーツといえるほどの採用率を誇りました。
ランク レガシー:D→D(参考:モダンでのランクはA)

神秘の聖域 今回の大誤算その8
「他の島を3枚以上コントロールしている」という条件を満たすのが難しいと思ったため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、実際には島であるためフェッチランドでサーチできる上に、デュアルランドやショックランドを使えば条件を満たすのはそこまで難しくなかったためか、主にモダン・レガシーのコントロールデッキに幅広く採用されていました。
(例:モダンでの謎めいた命令の使い回し、レガシーの奇跡に入れて奇跡呪文を使い回すなど)
この評価は、氷牙のコアトルを評価した時と似てますね…
ランク レガシー:D→B(参考:モダンでのランクはA)

オーコの評価がひどすぎたのはいうまでもないですが、それを抜きにしても全く評価してなかったカードがB以上の評価になったケースが多かったのが目立ちました。
(下手したら、今までで一番評価のレベルがひどかったといえるかも)
基本セット2020の評価の反省
基本セット2020の評価の反省
基本セット2020の評価の反省
※この日記は主にレガシー・モダンの環境を想定しています
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/201906302339565065/


評価ランクの基準(レガシーのみ)はこちら

ランクS:その環境の多くのデッキに採用されるほど汎用性が高い
例:否定の力

ランクA:汎用性はランクSのカードほど高くないもののそれなりに見かけるか、その環境のメタの上位のデッキのキーパーツとして活躍する
例:難題の予見者

ランクB:メタの中位ぐらいには存在しそうな、特定のデッキのキーパーツとしては活躍する
例:血染めの太陽

ランクC:ひょっとしたらこれを採用したデッキと当たるかもしれない
例:老練の探険者

ランクD:よほどのことがない限り採用されることはない
例:バザールの交易魔道士


塩水生まれの殺し屋 相手ターンの終わりに出し、相手ターン中に火力・除去・打ち消しあたりを撃っていれば自然と大きくなれるためか、数こそ少なかったものの青系コントロールデッキに採用されているのを見かけました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D

抽象からの抽出 今回の誤算その1
効果こそ強いものの、4マナのソーサリーということもあって使われることはないだろうと思ってました。
しかし、実際にはモダンの風景の変容デッキの一部で採用されたほか、3マナナーセットの影響を受けない点を買われたためかレガシーの全知デッキに2枚ほど採用されていたのを割と見かけました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→C

幽体の船乗り 1マナの瞬速持ちのスピリットという点を買われたためか、モダンのスピリットデッキなどにこれが採用されていたのをそれなりに見かけました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D 

物語の終わり 2マナとやや重いものの「プレインズウォーカーを弾けるもみ消し」という点がそれなりに評価されたためか、モダンの一部のデッキ(主にサイド)にこれが採用されていたのを見かけました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D 


夜の騎兵 モダンでもヨーグモス医院自体の数が少なかったため、全体的な採用率は低かったものの、不死持ちが多く入ったヨーグモス医院に1枚差しされることはそれなりにありました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D 

害悪な掌握 2マナとはいえ、レンと六番やオーコにも対処できるためか、数こそ少なかったもののモダンでこれをサイドに入れたデッキが結果を出していたのを見かけました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D 

朽ちゆくレギサウルス 今回の大誤算その1
3マナ7/6という高いマナレシオを誇るとはいえ、毎ターン手札を1枚捨てるデメリットが無視できないほど大きかったためか、実際にはモダンの黒単や、モダン・レガシーの墓地利用デッキのサイドボードに採用されるに留まりました。
(ただし、墓地利用デッキのサイドへの採用率はそれなりでしたが)
ランク モダン:B→C レガシー:B→C

対称な対応 今回の大誤算その2
単体で使えば、サーチしたカードを先に使えるのが相手からになってしまうのが痛かったためか、実際には書庫の罠とのシナジーが生きるモダンのライブラリーアウトデッキに採用される程度に留まりました。
ランク モダン:B→C レガシー:B→D

傲慢な血王、ソリン 今回の誤算その2
そもそも吸血鬼デッキ自体が環境に存在しなかったためか、このカード自体がほとんど使われていませんでした。
ランク モダン:C→D レガシー:C→D


炎の侍祭、チャンドラ 今回の誤算その3
3ターン目に出した場合はタイムラグこそあるものの、-2能力で火力・衰微・土地破壊呪文などを(素の状態なら2回まで)使い回せるためか、モダンの赤緑ランデスやジャンドなどにこれが採用されていたのをちらほら見かけました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D

目覚めた猛火、チャンドラ 今回の大誤算その3
当初は6マナと重い上に、勝つまでに時間がかかることもあって全く評価してませんでしたが、実際にはモダン・レガシーの赤単プリズンにメインから採用されたほか、モダンの赤緑ランデスやヴァラクートなど、レガシーの赤単エルドラージなどに幅広く採用されていました。
(赤単プリズン以外には主にサイドに1枚差しされるぐらいでしたが、赤単プリズンにはメインから2枚以上入ることもあるほどでした)
ランク モダン:D→B レガシー:D→B

丸焼き 今回の大誤算その4
時を解す者、テフェリー・ドミナリアの英雄、テフェリー・神ジェイス・同盟者ギデオンあたりを打ち消されることなく確実に焼き払えるのは相当強かったためか、モダンでの採用率は予想を大きく上回りました。
(一方、赤霊破・紅蓮破が存在するためかレガシーでの採用率は低かったです)
ランク モダン:C→B レガシー:C→C

発火の力線 今回の誤算その4
対戦相手が単体火力・単体除去・手札破壊を撃つたびに2点飛ばしてくれる能力がバーン・除去コン・手札破壊デッキ対策として有効なためか、モダンのスライやバーンにこれが採用されていたのをそれなりに見かけました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D

雷族の呼び覚まし 今回の誤算その5
モダンでこれと稲妻の骨精霊を組み合わせたエレメンタルデッキが、結果を出していたのを結構見かけました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D


エルフの開墾者 今回の大誤算その5
1マナ3/4として考えるのを抜きにしても、既に土地サーチには輪作・森の占術・生ける願いが存在する上に、能力の起動に2マナ+タップが必要なのが気になってたために、出た時は全く評価してませんでした。
しかし、実際にはとりあえず1マナで出せる上に、輪作同様にインスタントタイミングで土地を出して墓地対策(ボジューカの沼)・エムラ対策(カラカス)・コンボパーツの暗黒の深部&演劇の舞台・布告避け(カルニの庭)・プロテクション付与(セジーリのステップ)と幅広い仕事ができるためか、実際にはレガシーの暗黒の深部デッキに4枚積まれるほどのカードパワーを誇っていました。
(ホガークデプスでは、ホガークの召集コストとしても使われていたようです)
ランク モダン:D→C レガシー:D→A

豊穣の力線 モダンでは緑信心などの一部で採用されるに留まりましたが、パイオニアでは緑信心を強化しすぎたためか禁止になってしまいました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D

呼応した呼集 全知からの狡猾な願いでこれにつなげればエムラ+悪意の大梟or氷牙のコアトルをまとめてサーチできるためか、全知デッキにエラダムリーの呼び声の代わりにこれを採用したレシピを割と見かけました。
ランク モダン:D→D レガシー:D→C

変容するケラトプス 4マナとやや重い上に剣鍬相手には無力なものの、打ち消されない上にプロテクション(青)を持ち、緑1マナで速攻・トランプル・到達を得られるために神ジェイス・オーコ・テフェリーの効果を受けず、秘密を掘り下げる者を止められ、宿敵・大梟・コアトルを突破できるためか、少数ながらレガシーの青緑全知のサイドボードなどに入っていたのが確認できました。
ランク モダン:D→D レガシー:D→C

夏の帳 今回最大の誤算
「打ち消し・黒除去対策としてモダンの緑系トロンやヴァラクートのサイドに入る」ことだけは当たってましたが、実際には打ち消し・手札破壊・苦悶の触手のいずれにも刺さるためか、モダン・レガシーともに「緑が入るなら多くのデッキに最低でもサイド、下手したらメインから入る」ほどの採用率を誇っていました。
(今では青緑全知を組むなら、メインから3枚は入れたいぐらいです)
ランク モダン:B→S レガシー:C→S

多色
乱動の座、オムナス&発現する浅瀬 今回の誤算その6&7
両者とも全く評価してませんでしたが、前者は火力飛ばし&強化を行えるエレメンタルとして1枚、後者はエレメンタルデッキの手札補充&マナ加速要員として4枚採用されていたのが確認できました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D

アーティファクト
不屈の巡礼者、ゴロス モダンのヴァラクートで採用されたという話は聞きませんでしたが、無色5マナで出せる点を買われたためか、モダンのアミュレットタイタン(メインかサイドに1枚差し)やレガシーのPost系デッキに採用されていたのを確認できました。
(5マナということもあってか、採用率は低かったですが)
ランク モダン:C→C レガシー:D→C

祖先の象徴 モダンのマーフォークデッキには採用されませんでしたが、長期戦用としてかゴブリンが半分以上を占めるモダンのゴブリンデッキのサイドに1、2枚採用されていたのがそれなりに確認できました。
ランク モダン:C→C レガシー:D→D

多用途の鍵 モダンでは全くと言っていいほど採用されてませんでしたが、厳かなモノリス・玄武岩のモノリス・スランの発電機といったマナアーティファクトに頼る無色のPost系デッキにはこれが採用されていました。
(クリーチャーで殴る際に、アンブロッカブルにしてくれる下の能力にお世話になった人もいるかも?ただ、真髄の針などへの対策として1枚は通電式キーと散らしていたのも見かけました)
ランク モダン:D→D レガシー:D→C

神秘の炉 今回の誤算その8
モダンでは親和よりもエルドラージトロン(主に創造カーンからのサーチ先として1枚)、レガシーではPostよりもサルベイジャーコンボ・ウルザズレガシー・茶単あたりに採用されることの方が遥かに多かったです。
(モダンでの採用率は予想通りでしたが、レガシーでは思ったよりも少し採用率が低かったです。なお、ヴィンテージではMUDとの相性が良すぎて制限になってしまったもよう)
ランク モダン:B→B レガシー:B→C

土地
死者の原野 今回の大誤算その6
モダン以下では土地を7枚並べる頃にはまず勝負が決まると思っていたため、全く評価してませんでした。
しかし、名前の異なる土地を7枚出せたら後は延々と2/2のゾンビトークンを出し続けられる能力が魅力的だと思われたためか、実際には廃墟の地や幽霊街が存在するモダンのアミュレットタイタンやヴァラクートのみならず、ハルマゲドンや不毛が存在するレガシーの土地単にまで追加の勝ち手段として採用されていました。
(ちなみに、風景の変容やゴロスとの相性が良すぎたスタン、約束の刻と組み合わせて採用されたパイオニアでは、対処が難しかったためか禁止されました)
ランク モダン:D→A レガシー:D→C

正直言って、評価した時点では夏の帳が「緑が入るなら多くのデッキに(場合によってはメインから)入る」ことになるとは予想できませんでした。
(当時は、色が緑だったのもあって「色対策としてサイドに入ることがある」としか思ってなかったので…)
モダンホライゾンの評価の反省(多色・無色・アーティファクト・土地) 
モダンホライゾンの評価の反省(多色・無色・アーティファクト・土地) 
モダンホライゾンの評価の反省(多色・無色・アーティファクト・土地) 
※この日記は主にレガシー・モダンの環境を想定しています
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/201906091531467495/

多色
斬雲スリヴァー 自身の全てのスリヴァーに飛行と速攻を与えられますが、複数出してもあまり意味がないためか「色さえ合えばスリヴァーデッキに4枚積まれる」とまではいきませんでした。 
ランク モダン:C→C レガシー:C→C

エラダムリーの呼び声 後半の誤算その1
モダンのドルイドコンボなどに採用されているのを割と見かけましたが、トップメタではなかったためかランクがAになるほどの採用率はなかったです。
ランク モダン:A→B

甦る死滅都市、ホガーク 後半最大の誤算
初見ではモダンの発掘デッキのどの枠にこれを入れたらいいか分からなかった上に「探査コストを払うのは簡単だが、召集コストを払うのはけっこう難しそうだ」と思っていたため全く評価してませんでした。
しかし、実際には供給者・墓所這い・屍肉喰らいといった1マナの「黒の」ゾンビ達や黄泉からの橋(禁止前)、復讐蔦らと共に採用されたホガークヴァインが高い勝率を誇るぐらい暴れ回ったせいで(場合によっては、狂気の祭壇と合わせてライブラリーアウトを狙えた)、とうとう8/30にモダンで禁止になってしまいました。
(レガシーでも発掘や「ホガークデプス」といったデッキに入り、それなりに結果を出していたのが確認できました)
ランク モダン:D→S レガシー:D→B

氷牙のコアトル 後半の大誤算その1
接死を得るための「他の氷雪パーマネントを3つ以上コントロールしている」という条件が「基本土地を冠雪にしてアーカムの天測儀を採用するだけでいい」とそれほど難しく思われなかったためか、実際にはモダンのバントカラーのデッキや風景の変容デッキ、レガシーでもアルーレンや食物連鎖、多色コントロールや全知デッキまで割と幅広く採用されていました。
(キャントリップだけなら、出すだけでできるのも高ポイントか)
ランク モダン:C→B レガシー:C→B

ケイヤの手管 後半の大誤算その2
初見でも「有効な相手用(バーンやカナスレなど)としてサイドに差しておくのはありだと思う」とだけは思ってましたが、クリーチャー除去・墓地対策・1/1飛行の生産・ライフ回復のうちの2つを1枚でこなせるのは結構強かったためか、モダンでのサイドへの採用率は予想を大きく超えました。
ランク モダン:C→B レガシー:C→C

反体制魔道士、ケス 後半の大誤算その3
消耗戦用のサイドボードとして期待してましたが、同マナ域に神ジェイスが存在する上に、出したターンから機能するわけではない点が気になったためか、実際にはモダンの5色ニヴ=ミゼットなどにわずかに採用されるに留まりました。
ランク モダン:B→C

稲妻の骨精霊 出た当初の採用率は低かったですが、基本セット2020に収録された雷族の呼び覚ましとのシナジーが強力なためか、モダンでは採用率がそれなりに増えてきました。
(そのため、誤算にはしませんでした)
ランク モダン:C→B レガシー:C→D

飛び道具の達人 出た当初はゴブリンデッキの数自体が少なかったですが、基本セット2020にゴブリンの首謀者が収録されてからはクリーチャーorプレインズウォーカー用の火力を有する「ゴブリン」として、採用率がそれなりに増えてきました。
(そのため、これも誤算にはしませんでした)
ランク モダン:C→B レガシー:C→C

自然の詠唱 後半の大誤算その4
解呪と散らす目的があるためか、実際には緑を含まないコントロールデッキにも採用されることもあるほどでしたが、採用率自体は低かったです。
ランク モダン:B→C レガシー:B→C

不確定な船乗り 後半の大誤算その5
多相であることが幸いしたためか、実際にはモダンではスピリットや人間などといった部族デッキで幅広く採用されていました。
ランク モダン:C→B レガシー:C→C

レンと六番 後半の大誤算その6
初見で「+1能力でフェッチランドや不毛などを回収して、-1能力でタフネス1のクリーチャーを焼く」ことができる点だけは評価してましたが、実際に入るデッキにモダン・レガシー両方での多色コントロール・モダンのジャンド・レガシーの青赤緑Delverの名前を挙げなかったのは完全に誤算でした。
(レガシーで基本でない土地やタフネス1のクリーチャーに頼るデッキを衰退させたとはいえ、11/18にこれがレガシーで禁止になった時には少し驚きました)
ランク モダン:B→A レガシー:B→S

アーティファクト
狂気の祭壇 後半の大誤算その7
初見ではコンボに使うことが想像できなかっため全く評価してませんでしたが、実際にはモダンのホガークデッキで墓地肥やし・黄泉からの橋と組合わせたゾンビトークンの生産・ライブラリーアウト狙いのフィニッシャーとして採用されていたのを割と見かけました。
ランク モダン:D→B

アーカムの天測儀 後半の大誤算その8
冠雪基本土地1マナで出せる「氷雪アーティファクトである、アドバンテージを失わない1マナのマナフィルター」は相当強かったためか、実際には氷牙のコアトルを採用していないモダン・レガシーのコントロール・コンボデッキにすら採用されるほどでした。
ランク モダン:C→A レガシー:D→B

土地
隔離されたステップ 後半の大誤算その9
他のサイクリングランドが優先されたためか、全くと言っていいほど採用されてませんでした。
ランク モダン:B→D

孤立した砂州 後半の大誤算その10
土地を伸ばす方が優先されるためか青白系コントロールでは採用されておらず、採用率も低かったですが、モダンの睡蓮ストームやレンと六番入りのデッキ、レガシーの(レンと六番が禁止になる前の)多色コントロールや青赤緑Delverに採用されていたのを少し見かけました。
ランク モダン:B→C

平穏な茂み 後半の大誤算その11
ジャンドではやせた原野、発掘では忘れられた洞窟が優先されたためか、このカードの採用率は低かったです。
ランク モダン:B→C

焦熱島嶼域、育成泥炭地、冠水樹林帯 後半の誤算その2
アンタップインで出せる上に、土地が余ってきたらドローに変えられるのはやはり強かったのか、モダン・レガシー共に色の合うデッキに1、2枚差しされていたのをけっこう見かけました。
(特に、モダンでの採用率は予想以上でした)
ランク モダン:B→A レガシー:B→B

無声開拓地 後半の大誤算その12
モダンでの採用率は予想通りでしたが、レガシーでは白黒がメインのデッキをあまり見かけなかったためか、採用率は予想よりもかなり低かったです。
ランク モダン:B→B レガシー:B→C

灼陽大峡谷 後半の大誤算その13
モダンではバーンに4枚積まれることもあるほど採用率が高かったですが、レガシーでは赤白がメインのデッキがほとんどないためか(赤白ペインターは活躍しているのだろうか?)、ほとんど採用されていませんでした。
ランク モダン:B→A レガシー:B→D

ヘリオッドの高潔の聖堂 後半の大誤算その14
モダンでエンチャントに頼るデッキ、レガシーでエンチャントレス自体の数が少なかったためか、モダン・レガシー共に採用率はかなり低かったです。
(血染めの月や太陽とのディスシナジーも、モダンで全くと言っていいほど採用されてなかった理由の一つになるのでしょう)
ランク モダン:B→D レガシー:B→D

虹色の眺望 後半の誤算その3
ショック&デュアルランドをサーチできない点が気になる3色以上のデッキ(レガシーの青赤緑Delverなど)が多かったためか、採用率は思ったよりは低かったです。
ランク モダン:S→A レガシー:S→A

ホガークがモダンで禁止になるほど大暴れしたこと、レガシーで禁止になったレンと六番が青赤緑Delverにまで入ったこと、アーカムの天測儀がモダン・レガシーレベルのカードであることを見抜けなかったのが特に痛かったですね…
モダンホライゾンの評価の反省(黒・赤・緑)
モダンホライゾンの評価の反省(黒・赤・緑)
モダンホライゾンの評価の反省(黒・赤・緑)

※この日記は主にレガシー・モダンの環境を想定しています
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/201906072331061185/


屍肉喰らい 中盤の誤算その1
「黒の」「1マナのゾンビ」という点でホガーク・墓所這いと抜群の相性を誇ったためか、モダンではホガーク禁止前はホガークデッキ、禁止後はクラブ・ヴァイン(面晶体のカニ入りの復讐蔦デッキ)の基本パーツとして予想以上に活躍したほか、レガシーでもホガークデッキの基本パーツとして採用されていました。
ランク モダン:B→A レガシー:B

変わり身ののけ者 1マナのアンブロッカブルである「忍者」である点に注目されたためか、レガシーの忍者デッキに忍術の種や百合子・巧妙な潜入者の能力のトリガーとして採用されていたのを見かけました。
(実際にこれを採用した忍者デッキに完敗しました)
ランク モダン:D→D レガシー:D→C

真冬 中盤の大誤算その1
シングルシンボルな上に、冠雪土地やアーカムの天測儀を使えば全体に-3/-3修正を与えるぐらいは難しくないためか、モダンやレガシーのコントロール(+一部のコンボ)デッキにそれなりの割合で採用されていました。
ランク モダン:D→B レガシー:D→C

疫病を仕組むもの 中盤の大誤算その2
居場所は主にサイドボードであるとはいえ、仕組まれた疫病のことを考えたら「黒ければまずサイドに入る」ほどの採用率を誇ることは予測できませんでした。
(接死を持つとはいえ、自身が3マナ2/2と除去耐性がないクリーチャーである点が気になったため、初見の評価は「採用される可能性はありそう」止まりでした)
ランク モダン:C→A レガシー:C→A

投石攻撃の副官 コストこそ4マナと重いものの、蛙投げの旗騎士・ゴブリンの戦長でコストを軽くできる上にゴブリンの首謀者・女看守で手札に加えられ、出せさえすればマナコストを払うことなく最低3点ドレインできるためか、モダン・レガシーのゴブリンデッキに2枚ほど採用されていたのを割と確認できました。
(ゴブリンの首謀者が出るまではゴブリンデッキの数が少なかったので、誤算にはしませんでした)
ランク モダン:C→B レガシー:C→C

スランの医師、ヨーグモス コストこそ4マナと重めなものの、不死・頑強持ちと組み合わせればアドバンテージを失うことなく-1/-1カウンターを乗せられ、黒2マナ+手札1枚で増殖を行えばさらに相手クリーチャーを弱体化させられるためか、主にモダンの「ヨーグモス医院」という専用のデッキのキーパーツとして採用されていました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D


炎のアリア 中盤の大誤算その3
戦場に出した時に相手に10点のライフを与えてしまうことや、先出ししないと効果が薄くなってしまうため全く評価してませんでした。
しかし、先出しして割られさえしなければ(相手ライフを30点削ることを想定するなら)他のソーサリー・インスタントを8回唱えれば勝てる上に、墓地に依存しないためか、実際にはモダンの青赤ストームやイゼットフェニックスなどの追加の勝ち手段として採用されていました。
ランク モダン:D→B レガシー:D→D

ゴブリンの技師 中盤の誤算その2
モダンでは予想通りの採用率となりましたが、レガシーではペインターやソプターコントロールの数自体が少なかったため、このカードの採用率は予想より低いものとなりました。
(オーリオックの廃品回収者をサーチできない上に、僧院の導師の方が優先されるためか、サルベイジャーコンボでは採用されてなかったです)
ランク モダン:B→B レガシー:B→C

ゴブリンの女看守&パシャリク・モンス 出た当初はゴブリンデッキの数自体が少なかったですが、基本セット2020にゴブリンの首謀者が収録されてからは前者はゴブリンのサーチ手段、後者は死にやすいゴブリン用の火力内蔵クリーチャーとして(投石攻撃の副官と組み合わせればなお良し)、採用率がそれなりに増えてきました。
(そのため、これらも誤算にはしませんでした)
ランク モダン:C→B レガシー:C→C

溶岩の投げ矢 中盤の大誤算その4
土地を1枚失うものの、これ1枚+赤1マナでインスタントを2回使ったことにできるためか、モダンの果敢ビートダウンにこれが3、4枚これが積まれていたのをけっこう見かけました。
(他に、モダンのイゼットフェニックスに1、2枚差されることもあったようです)
ランク モダン:D→B

マグマの陥没孔 中盤最大の誤算
出た当初は全く評価してませんでしたが、墓地さえ肥やせば赤1マナでグルマグのアンコウや4/5のタルモどころか、+2能力から入った神ジェイスをも焼き払えるためか、モダン・レガシーのコントロールやDelver系デッキを始めとした多くのデッキに1、2枚採用されていました。
(モダン・レガシーで墓地を肥やすことが簡単なのは、宝船・探索の時に学んだはずなのに、なぜこんな評価をしてしまったのでしょうか…)
ランク モダン:D→A レガシー:D→A

鉱石鱗の守護者 中盤の大誤算その5
いくらモダン・レガシーで墓地を肥やすことが簡単とはいっても、早いターンに大量の土地を墓地に送るのは難しかったためか、モダン・レガシー共に採用されていたのを見かけませんでした。
(初見でのランクをマグマの陥没孔と逆にしていれば、割とマシにはなったんですが…)
ランク モダン:B→D レガシー:C→D

略奪 中盤の大誤算その6
「赤単色でデメリットなく、アーティファクトも破壊できる土地破壊」という点が評価されたためか、モダンでは赤緑ランデスどころか赤系のコントロールデッキに結構な割合でサイドには採用されていました。
ランク モダン:C→B

歴戦の紅蓮術士 中盤の大誤算その7
コストが3マナとやや重いため全く評価してませんでしたが、他の手札が1枚以下の時に出せばアドバンテージを取れる上に、そうでなくても手札の質の向上か1/1を1、2体出すことはできるためか、モダンのマルドゥパイロマンサー・グルールムーン・ジャンドや、レガシーの赤単プリズン・ペインターなどにそれなりに採用されていたのを確認できました。
ランク モダン:D→A レガシー:D→C


溜め込み屋のアウフ 中盤の誤算その3
モダンでウルザ・トロン・親和系デッキ、レガシーでANTなどに有効な常在型能力を持つ「2マナ2/2のクリーチャー」である点が予想以上に高く評価されたためか、実際にはクリーチャーサーチ手段を持たないモダンのジャンドや人間、レガシーのDelver系デッキなどのサイドボードにも採用されていました。
ランク モダン:B→A レガシー:B→B

衝撃の足音 中盤の誤算その4
初見では全く評価してませんでしたが、実際には数こそ少なかったもののモダンで予言によりとのシナジーを生かした予言によりデッキの勝ち手段の一つや、死せる生デッキのサブプランとして採用された他、レガシーでも戦慄衆の秘儀術師・断片無き工作員あたりと組み合わせて極一部で採用されていました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→C

呪詛呑み 中盤の大誤算その8
出した後にソーサリータイミングで3マナつぎ込んでようやくプロテクション(インスタント)持ちの4/4になれる点を見て、初見では秘密を掘り下げる者・タルモ・宿敵あたりと比較して悠長さを感じていました。(Lvしている最中に除去されたらテンポを失うと思ったのもあって)
しかし、とりあえず1マナ2/1と出せる上に、タイミングを選んでうまくLvアップさせれば剣鍬・一押しで除去できない4/4になれる点を評価されたためか、実際にはモダンのジャンドや赤緑ランデス、レガシーのDelver系デッキなどに割と採用されていました。
ランク モダン:D→B レガシー:D→B

厚鱗化 中盤の大誤算その9
初見ではモダン・レガシー共に感染デッキには4枚積まれてもおかしくないと思っていた中、モダンではほとんどの場合3、4枚積まれていました。
しかし、レガシーでは感染デッキの数自体が少なかった上に、スロットの都合か入らなかったり、入ったとしても1、2枚差される程度の採用率でした。
ランク モダン:B→B レガシー:B→C

嵐の乗り切り 中盤の大誤算その10
2マナ構え続けるのはけっこう大変そうだと思っていたので、初見ではモダンでも大して評価してませんでした。
しかし、火力を1発撃たれたのに合わせるだけで6点回復できる上に、致死量のぶどう弾に合わせればほぼ勝ちといえるほどになるためか、実際にはモダンのジャンド・ヴァラクート・トロンなどのサイドに幅広く採用されていました。
ランク モダン:C→B レガシー:D→D

宝船・探索・アンコウの活躍ぶりを目の当たりにしたにもかかわらず、マグマの陥没孔を全く評価してなかったのが一番痛かったですね…
(初見ではプレイヤーに撃てない点が気になっていたとしか思えませんでした。もしそれができたら禁止になってもおかしくなさそうですが)
モダンホライゾンの評価の反省(白・青)
モダンホライゾンの評価の反省(白・青)
モダンホライゾンの評価の反省(白・青)
※この日記は主にレガシー・モダンの環境を想定しています
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/201906072331061185/

評価ランクの基準(レガシーのみ)はこちら

ランクS:その環境の多くのデッキに採用されるほど汎用性が高い
例:Volcanic Island

ランクA:汎用性はランクSのカードほど高くないもののそれなりに見かけるか、その環境のメタの上位のデッキのキーパーツとして活躍する
例:引き裂かれし永劫、エムラクール

ランクB:メタの中位ぐらいには存在しそうな、特定のデッキのキーパーツとしては活躍する
例:スクリブのレインジャー

ランクC:ひょっとしたらこれを採用したデッキと当たるかもしれない
例:原始のタイタン(モダンならA)

ランクD:よほどのことがない限り採用されることはない
例:蒸気孔(モダンならS)


過大な贈り物 前半の大誤算その1
内にいる獣を有する緑と違って、白は元からパーマネント全般に対処しやすいためか採用率は低かったですが、(3/3を残してしまうものの)万能除去である点は評価されたためか、色さえ合えば極一部でサイドに採用されるだけのカードパワーはあったようです。
ランク モダン:B→C レガシー:D→C

ルーンの与え手 前半の誤算
モダンでは(「4枚積まれるのは間違いない」という点以外は)予想通りの採用率を誇りましたが、ルーンの母が存在するレガシーでは「白系ビートダウンに4枚積まれるのは間違いない」どころか、採用率自体も高いとはいえませんでした。
(レンと六番のせいで、デスタク自体が厳しかったのも要因か。とはいえ、レガシーのダークデプスではイス卿の迷路やカラカス対策としてかルーンの母より優先して採用されていましたが)
ランク モダン:A→A レガシー:A→B

薄氷の上 前半の大誤算その2
既に2マナの未達への旅が存在するものの、1マナと軽い上にフェッチランドを使えば氷雪土地をサーチするのは容易いためか、採用率は予想以上に高かったです。
(採用先はモダンの青白コントロールやデスタク、レガシーの青白石鍛冶やエンチャントレスあたりでした)
ランク モダン:C→B レガシー:D→C

イーオスのレインジャー長 前半の大誤算その3
死の影のサーチ・ドルイドコンボの完遂のサポート・ソーサリータイミングでのコンボや全体除去の1ターン限りの妨害とできることが多いためか(後者2つはイーオスのレインジャーでは不可)、モダンのドルイドコンボや死の影デッキにも居場所を見つけられたようです。
ランク モダン:C→A レガシー:D→D

慈悲深きセラ 前半の大誤算その4
既に0能力で2/2トークンを出せる同盟者ギデオンが存在するためか、採用率は予想よりも低かったです。
ランク モダン:B→C レガシー:C→D

遺棄の風 前半の大誤算その5
ソーサリーではあるものの、素で撃っても2マナの流刑として扱え、超過で撃てば相手のクリーチャーを一掃できる点を買われたためか、モダンのバントやデスタクのサイド(場合によってはメイン)に1、2枚差されていたのを割と見かけました。
ランク モダン:C→B レガシー:D→D


大魔導師の魔除け 前半の大誤算その6
青3マナとやや使いづらいものの、取り消しor2ドローor霊気の薬瓶や死の影の奪取とできることが多いためか、モダンでは3色以上のコントロールにすらこれが採用されていたのを見かけました。
ランク モダン:C→B レガシー:D→C

バザールの交易魔道士 前半最大の誤算
コストが3マナとやや重い上に、出た時に手札を2枚引いて3枚捨てるのが予想以上に大きな欠点だったためか、ドレッジや青単ストンピィにすら採用されてませんでした。
ランク モダン:B→D レガシー:C→D

永劫のこだま 前半の大誤算その7
ライオンの瞳のダイアモンドがあるレガシーではANTやウルザズレガシーで採用されることもそれなりにありましたが、モダンではジェスカイの隆盛コンボの一部で採用されるに留まりました。
(なお、納墓と共に入ったレシピは1件しか見なかったもよう)
ランク モダン:B→D レガシー:B→B

フェアリーの予見者 1マナ1/1飛行+出したら占術2というスペックを有するフェアリーである点が生きる、モダンの大建築家デッキや青黒フェアリー、レガシーの忍者の一部に採用されていました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D

否定の力 レガシーでも5枚目のWillとして、Delver系のデッキからコントロールまで幅広く採用されていました。
ランク モダン:S→S レガシー:A→S

ミラディン包囲戦 前半の大誤算その8
ミラディン軍の方には既に練達飛行機械職人、サイといったライバルが存在し、ファイレクシア軍の方も手札を入れ替えられるとはいえ勝利条件を満たすのが難しいためか、モダン・レガシー共に採用率は低かったです。
ランク モダン:B→C レガシー:C→D

再建 ハーキルの召還術と違って、プレイヤーを対象に取らないため神聖の力戦や夏の帳で防がれない点を買われたのか、モダンの青赤ストームや睡蓮の原野ストームなどのサイドに入っていたレシピがそれなりに確認できました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D

最高工匠卿、ウルザ アーティファクトを並べてさえいれば、CIP能力でトークンを出すだけでも十分強いためか、実際にはソプターコンボが入らなくても採用されることがあるほどでした。
(例:逆説的な結果と組み合わせたウルザパラドックス、ライオンの瞳のダイアモンド・永劫のこだま・3マナナーセット・創造カーンと組み合わせたウルザズレガシー)
ランク モダン:A→A レガシー:B→B

明日の見張り 戦場から離れた際に手札を増やせる「クリーチャー」である点が利点になる、モダンの儚い存在入りのバントやレガシーの食物連鎖・アルーレンあたりで採用されていたのが確認できました。
ランク モダン:C→C レガシー:C→C

狼狽の嵐 前半の大誤算その9
モダンではストーム系のデッキがあまり活躍していないためか、採用率は思ったよりも低かったです。
ランク モダン:B→C

カードパワーが高いカードが多かったので、前半(白・青)、中盤(黒・赤・緑)、
後半(多色・無色・アーティファクト・土地)の3つに分けることにしました。
灯争大戦の評価の反省
灯争大戦の評価の反省
灯争大戦の評価の反省
※この日記は主にレガシー・モダンの環境を想定しています
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/201904232301288763/

評価ランクの基準(レガシーのみ)はこちら

ランクS:その環境の多くのデッキに採用されるほど汎用性が高い
例:不毛の大地

ランクA:汎用性はランクSのカードほど高くないもののそれなりに見かけるか、その環境のメタの上位のデッキのキーパーツとして活躍する
例:秘密を掘り下げる者

ランクB:メタの中位ぐらいには存在しそうな、特定のデッキのキーパーツとしては活躍する
例:暗黒の深部

ランクC:ひょっとしたらこれを採用したデッキと当たるかもしれない
例:オーリオックの廃品回収者

ランクD:よほどのことがない限り採用されることはない
例:ボロスの魔除け(モダンならB)


高名な弁護士、トミク 今回の大誤算その1
当初は能力の方ばかりに注目していた上に、護衛募集員でサーチできないのもあってほとんど採用されないだろうと思ってました。
しかし「不毛・壌土からの生命・外科的などに対策できる2マナ2/3飛行」というスペックは中々優秀だったためか、実際にはデスタクやデークデプス(緑白)のメインに1、2枚差しされるぐらいのカードパワーはあったようです。
ランク モダン:C→D レガシー:C→B


永遠神ケフネト 今回の大誤算その2
誘発型能力で火力やドローソースといった、撃つタイミングを選ばないカードをめくらないといけないのが災いしたためか、モダン・レガシーともにほとんど結果を残していませんでした。
(レガシーはともかく、モダンですら採用率が低くなるとは思いませんでした)
ランク モダン:B→D レガシー:C→D

覆いを割く者、ナーセット 今回の誤算
モダン・レガシー共にコントロールデッキの3マナ域として採用されるところまでは予想通りでしたが、モダンで一日のやり直しと組み合わせたコンボデッキが結果を残したり、レガシーの全知デッキにまで採用されるところまでは予想できませんでした。
(初見では同マナ域に時を解す者、テフェリーがいたのもあって評価をBにしましたが、実際には青白系コントロールで併用されることも多かったのでAにしました)
ランク(モダン、レガシー共に):B→A


リリアナの勝利 今回の大誤算その3
宿敵、マリット・レイジトークン、エムラ、グリセルを結構見かけるレガシーでは予想通りの採用率を誇りましたが、モダンでは布告してまでクリーチャーを除去したい場面が少ないためか採用率は思ったよりもだいぶ低かったです。
ランク モダン:B→C レガシー:B→B


戦慄衆の秘儀術師 今回の大誤算その4
既に氷の中の存在・瞬唱・若き紅蓮術士などが存在する上に、攻撃しなければアドバンテージを取れないのもあって初見では高い評価をつけていませんでした。
しかし、瞬唱とは2マナで出しても機能する点(瞬唱なら稲妻を使い回すためには3マナ必要)で差別化を図れ、攻撃を通し続けることができれば墓地の稲妻・渦まく知識・(黒が入っていれば)囲いなどを使い回してアドバンテージを取り続けられるためか、実際には青赤Delverの必須パーツともいえるほどの採用率を誇っていました。
(なお、若き紅蓮術士と併用して採用されていたレシピもけっこうあった模様)
ランク モダン:C→B レガシー:C→A

戦慄衆の勇者、ネヘブ 今回の大誤算その5
赤系ストンピィに採用されそうな1枚だと思ってましたが、レガシーでわりと見かける赤単プリズンには罠の橋との相性が悪いためか採用されず、実際には赤単エルドラージに1枚差しされる程度に留まりました。
ランク モダン:B→D レガシー:B→C


樹上の草食獣 当初は見向きもしませんでしたが、実際にはモダンのアミュレットタイタンや赤緑ヴァラクートにも採用される可能性があるほどのカードパワーはあったようです。
(飛行持ちを含めたパワー2以下のクリーチャーの攻撃を止められるのも、採用理由の1つになったのかも)
ランク モダン:D→C レガシー:D→D

破滅の終焉 今回の大誤算その6
モダンでも既に召喚の調べがあったため全く評価してませんでしたが、実際にはドルイドコンボにクリーチャーのリクルートと無限マナからのフィニッシャーの仕事を1枚でこなすためのカードとして採用されていました。
ランク モダン:D→B レガシー:D→D

自然への回帰 「やや重いものの、墓地対策もできる」帰化である点を買われたのか、モダンの感染やレガシーの青赤緑Delverなどのサイドに入っていたのをそれなりに見かけました。
ランク(モダン、レガシー共に):D→C

多色
アングラスの暴力 既に戦慄堀りがあるので評価してませんでしたが、アーティファクトやエムラ、マリット・レイジトークン、宿敵にも対処できる点を買われたためか、モダン・レガシーでもちょくちょく採用されていたようです。
ランク(モダン、レガシー共に):D→C

残酷な祝賀者 アリストクラッツ自体を見かけなかったせいか、モダンですら結果を残しているのを見かけませんでした。
ランク モダン:C→D レガシー:D→D

ボーラスの壊乱者、ドムリ 野生の律動が活躍できなかったのを受けて、このカードも活躍できないと思ってましたが、実際にはパワーを+1する常在型能力・1マナ加速しつつ打ち消しに強くする+1能力・格闘を行う-2能力の全てが役に立つ、モダンの赤緑エルドラージなどに採用されることはあったようです。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D

新生化 今回の大誤算その7
異界の進化をモダンであまり見かけないこともあって、このカードも全く評価してませんでしたが、これが出てきて「実質、異界の進化8枚体制になった」おかげで、アロサウルス乗りをコストにしてこれor異界の進化を撃ってグリセルを出して勝つ「ネオブランド」がモダン環境で華々しくデビューしました。
(ただ、最近は活躍しているという話を聞きませんが)
ランク モダン:D→A レガシー:D→D

ニヴ=ミゼット再誕 5マナ6/6飛行と十分な戦闘能力を持つものの、出すのに5色のマナがいる上に、アドバンテージを取るのが難しそうに見えたため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、専用のデッキさえ組めれば莫大なアドバンテージを稼いでくれるためか、モダンでこれをメインに据えた「5色ニヴ=ミゼット」というデッキが(数こそ少ないものの)結果を出していたのが確認できました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D

時を解す者、テフェリー 今回の誤算2
メインからインスタントでの除去や打ち消し・置物に対策できる能力が(私が思っていたよりも)遥かに強かったためか、実際には青白系コントロールやコンボはもちろん、場合によってはビートダウンのメインからも当たり前のように採用されていました。
ランク モダン:A→A レガシー:B→B

暴君の嘲笑 低マナクリーチャーを除去できる上に、横にクリーチャーが並んでいてもマリット・レイジトークンに対処できる点を買われたためか、深部デッキが増えた頃から赤・緑を含むデッキにも採用されていたのを見かけました。
ランク(モダン、レガシー共に):C→C

夢を引き裂く者、アショク 今回の大誤算その8
同マナ域にナーセットやテフェリーといった、強力なプレインズウォーカーがいたため当初の評価は低めでした。
しかし、サーチを封じる効果が相当強かったためか、実際にはモダンはおろかレガシーでもサイドボードに結構見かけるほどの採用率を誇っていました。
(正直、色や役割の違いがあるとはいえ、ヴェールのリリアナ・ナーセット・テフェリーが存在しても採用されるアショクを侮っていました)
ランク(モダン、レガシー共に):C→B

支配の片腕、ドビン 今回の大誤算その9
青単・白単のストンピィには入ると思ってたんですが、拘束対象が狭いためか、3マナというコストが重く感じられたためか、結果を出しているレシピをほとんど見かけませんでした。
ランク(モダン、レガシー共に):B→C

崇高な工匠、サヒーリ 当初はほとんど結果を残してませんでしたが、モダンホライゾンでウルザが、エルドレインの王権でエムリーが出たあたりから着実に採用率を上げ続けた1枚となったようです。
(特に、エムリーが出たあたりから一気に採用率が上がった気がしました)
ランク(モダンホライゾン発売後) モダン:C→B レガシー:C→C

無色
大いなる創造者、カーン 今回最大の誤算
初見では無色とはいえ4マナなのが気になって評価を低くしてしまったものの、無色なのでモダン(トロンなど)・レガシー(ペインター、赤単プリズン、サルベイジャーコンボなど)共に出すのが割と簡単なうえに、出してしまえばコンボパーツのサーチからアーティファクト系デッキへの妨害、果ては虚空の杯の除去までこれ1枚でまとめて行えるためか、前述のデッキには必須ともいえそうなぐらい採用されていました。
(のべ10マナかかるとはいえ、マイコシンスの格子との実質1枚コンボで相手がマナを出すことすらできなくなるのもポイントか)
ランク モダン:C→A レガシー:D→B 

人知を超えるもの、ウギン 今回の大誤算その10
既に解放カーンや精霊ウギンが存在するのもあって、モダンのトロンでもほとんど採用されるとは思ってませんでした。
しかし、6マナとやや軽かったためか、実際にはモダンのエルドラージトロンや、レガシーのエルドラージポストあたりに解放カーンを押しのけて採用されうるだけのカードパワーはあったようです。
ランク モダン:D→B レガシー:D→C

爆発域 今回の大誤算その11
1マナのパーマネントを破壊するだけでも自身含めて4マナかかるものの、土地であるため打ち消されず、輪作や聖遺・森の占術や探険の地図などでサーチでき、壌土からの生命で使い回せるのは魅力的に映ったのか、モダン・レガシーの土地系デッキに幅広く採用された1枚となったようです。
ランク モダン:C→A レガシー:C→B 

モダン以下の環境でも活躍できるカードが多く出たためか、いつもよりカード評価の誤算率が高かったですね…
(特にプレインズウォーカーの評価は散々でした)
ラヴニカの献身の評価の反省
ラヴニカの献身の評価の反省
ラヴニカの献身の評価の反省
※この日記は主にレガシー・モダンの環境を想定しています
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/201901172023576420/


評価ランクの基準(レガシーのみ)はこちら

ランクS:その環境の多くのデッキに採用されるほど汎用性が高い
例:剣を鍬に

ランクA:汎用性はランクSのカードほど高くないもののそれなりに見かけるか、その環境のメタの上位のデッキのキーパーツとして活躍する
例:定業

ランクB:メタの中位ぐらいには存在しそうな、特定のデッキのキーパーツとしては活躍する
例:雲上の座

ランクC:ひょっとしたらこれを採用したデッキと当たるかもしれない
例:High Tide

ランクD:よほどのことがない限り採用されることはない
例:ロナス最後の抵抗


徴税人 死後1を持っているためか、モダンの人間デッキ以外でもサリアと併用されていたレシピが少しだけ見られました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D


水底の生術師 2マナでルーター能力付きの順応1を行える「1マナのマーフォーク」である点が評価されたためか、モダンのマーフォークに結構な割合で採用されていました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→C

プテラマンダー 今回最大の誤算
「これが活躍するなら、奇怪なドレイクも活躍しているはず」と思っていたので全く評価してませんでしたが、順応できなくてもとりあえず1マナ1/1飛行として使えるためか、実際にはモダンの青赤Delver(ウィザードシナジーを考慮しない場合)やイゼットフェニックスに採用された他、レガシーの青赤Delverには僧院の速槍を押しのけてまで採用されていました。
ランク モダン:D→B レガシー:D→B


雷電支配 今回の大誤算その1 
正直言って、評価した時は「あなたは、あなたの手札から点数で見たマナ・コストがX以下のカード1枚を、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。」の一文を見逃していたとしか思えませんでした。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D

舞台照らし バーンやアークライトレッドの他、レガシーのDelver系デッキや赤単ペインターに採用されていたのもわりと見かけました。
ランク モダン:B→B レガシー:C→C


荒野の再生 今回の大誤算その2 
初見では「4マナかけて、終了ステップに土地をアンタップするだけの置物が使われるとは思えない」と思ってましたが、出した直後の隙を消せる上に自分のターン+相手のターンで使えるマナの数が倍になるためか、実際にはこのカードの名前を冠したコントロールデッキ(神秘の指導入り)が結果を出していたのを少しだけ見かけました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D

多色
吸収 3マナとやや重いとはいえ、3点回復のおまけがついてくる打ち消し呪文というのが青白コントロールに合っていたのか、割合こそ低いもののこれを採用したレシピを見かけました。
ランク モダン:D→C

燃えがら蔦 「対戦相手が非クリーチャー呪文を唱えるたびに、そのプレイヤーに1点飛ばす」能力が評価されたのか、バーンどころかモダンのヴァラクートや土地破壊デッキ、果てはレガシーのエンチャントレスや土地単にすら入っていたのも確認できました。
(とはいえ、流石にコントロールデッキでの採用率は低かったですが)
ランク モダン:B→B レガシー:C→C

拘留代理人 今回の大誤算その3 
拘留の宝球の能力を持った「クリーチャー」である点が予想以上に優れていたのか、モダンの中隊デッキどころか人間・スピリットデッキにも採用されていました。
ランク モダン:C→A レガシー:D→C

成長のらせん 実際は風景の変容デッキよりも、荒野の再生コントロールに採用されることの方が多かったです。
ランク モダン:C→C レガシー:D→D

オルゾフの簒奪者、ケイヤ 今回の大誤算その4
初見では「+能力でできるとはいえ墓地対策するのに3マナは重いし、-能力で追放できるパーマネントの範囲は狭いし…」としか思ってませんでしたが、刺さる状況ではとことん刺さるためか、実際にはモダンのビートダウン・コントロールを問わず白黒系デッキのサイド(場合によってはメインから)にこれを入れて結果を出したデッキをそれなり見かけました。
ランク モダン:D→B レガシー:D→D

アゾリウスの造反者、ラヴィニア 今回の大誤算その5
刺さる状況が少なかったのか、あるいかライバルの壁を越えられなかったのか分かりませんが、実際には思ったより遥かに採用率が低かったのもあって、人間であることを生かせていたとは思えなかったです。
ランク モダン:B→C レガシー:B→C(参考:ヴィンテージ:A)

孵化/不和 採用率こそ低かったものの、これを入れたマーフォークやドルイドコンボ、大建築家デッキが結果を出していたのは確認できました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D

プテラマンダーが1マナで出せることを評価してなかったことと、雷電支配の一文を見逃していたこと、拘留代理人がクリーチャーであることを過小評価していたことの3点が今回の大きな反省点でした。
ラヴニカのギルドの評価の反省
ラヴニカのギルドの評価の反省
ラヴニカのギルドの評価の反省
※この日記は主にレガシー・モダンの環境を想定しています
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/201810012017582019/

評価ランクの基準(レガシーのみ)はこちら

ランクS:その環境の多くのデッキに採用されるほど汎用性が高い
例:瞬唱の魔道士

ランクA:汎用性はランクSのカードほど高くないもののそれなりに見かけるか、その環境のメタの上位のデッキのキーパーツとして活躍する
例:集団的蛮行

ランクB:メタの中位ぐらいには存在しそうな、特定のデッキのキーパーツとしては活躍する
例:ウルザの後継、カーン

ランクC:ひょっとしたらこれを採用したデッキと当たるかもしれない
例:練達飛行機械職人、サイ(モダンならA)

ランクD:よほどのことがない限り採用されることはない
例:献身のドルイド(モダンならA)


任務説明 今回の大誤算その1 
諜報2を持ち、Willや書庫の罠を代替コストで撃てる点が評価されたためか、既に瞬唱が存在するにもかかわらずモダンのライブラリーアウトやイゼットフェニックス、レガシーの奇跡の一部で(場合によっては瞬唱よりも優先して)採用されていたのを確認できました。
ランク モダン:D→B レガシー:D→C


這い寄る恐怖 今回の大誤算その2
初見では「ライブラリーから墓地に落ちただけで発動するとはいえ、3点ドレインだけで終わりなんて地味だな…」としか思ってませんでしたが、実際にはその(神聖の力戦をも無視した)3点ドレインのおかげでバーンに強い上にクリーチャーの攻撃が通らなくてもライフを減らせるおかげか、モダンのドレッジの基本パーツになっただけに留まらず、レガシーのドレッジの一部やマナレスドレッジにも採用されるだけのパワーカードでした。
(ドレッジでナルコメーバが基本パーツとして採用されている時点で、このカードにも高い評価をつけるべきだったか)
ランク モダン:D→A レガシー:D→C


弧光のフェニックス 今回最大の誤算
初見では「1ターンの間にインスタント・ソーサリーを3回唱えるのは結構難しい上に、それに成功しても3/2飛行・速攻が復活するだけでは…」としか思ってませんでしたが、専用のデッキ(魔力変を4枚積むだけではなく、はらわた撃ちまで採用されうるほど)を組めば意外と簡単に条件を達成できるためか、モダンのトップメタ「イゼットフェニックス」のデッキ名の由来にまでなるに留まらず、レガシーでも生き埋めと合わせて採用されることがあったほどでした。
(這い寄る恐怖とこれのどちらを「今回最大の誤算」にするか迷いましたが、レガシーでの採用率を考慮してこちらにしました)
ランク モダン:D→A レガシー:D→C

実験の狂乱 今回の大誤算その3
既にアンティキティー戦争が存在する上に、手札からカードをプレイできなくなる点が気になったため全く評価してませんでしたが、0・1マナのカードが多いモダンの親和にアドバンテージエンジンとしてそこそこ採用されていたほか、レガシーの土地単や赤単プリズンのサイドに稀に1枚差しされていたのが確認できました。
ランク モダン:D→B レガシー:D→C

ゴブリンのクレーター掘り 今回の大誤算その4
初見では優秀なサイド要員になると思ってましたが、すでに削剥が存在するためか採用率(特にモダンでの)は予想していたほどではなかったです。
ランク モダン:A→C レガシー:A→B

危険因子 今回の大誤算その5
再活込みで大きなアドバンテージを得られるとはいえ、3マナとやや重いのもあって初見ではレガシーのバーンやDelver系デッキにまで採用されるだけのカードパワーを持っているとまでは思ってませんでした。
ランク モダン:B→B レガシー:C→B

遁走する蒸気族 モダンのイゼットフェニックスには入らないものの、アークライトレッドの主力としては結構活躍していたようです。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D

多色
弾けるドレイク 今回の大誤算その6
同マナ域に神ジェイスや謎めいた命令が存在する上に、奇怪なドレイクの姿を見ないのもあって活躍するとは思ってませんでしたが、追放領域に存在するインスタント・ソーサリーの数も数えるため墓地対策に強く、戦場に出すだけでカードを引けるためかモダンのイゼットフェニックスに2枚ほど採用されていました。
ランク モダン:D→A レガシー:D→D

協約の魂、イマーラ 今回の大誤算その7
2マナ2/2とまずまずの戦闘能力を誇る上に、攻撃し続けるだけで1/1絆魂トークンを生み出せるのに活躍しないのは、攻撃しない限りトークンを生み出せないのが原因なのか、単純に枠がないのかぐらいしか想像できませんでした。
ランク モダン:B→D レガシー:B→D

火想者の研究 コントロール相手にサイドインするためか、イゼットフェニックスのサイドに2枚ほど入っているレシピを確認できました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D

秋の騎士 モダンではカウンターカンパニーどころか人間デッキのサイドにすら入り、レガシーでもマーベリックなどに1枚差しされたりしていましたが、流石にレガシーでの評価:Aはやりすぎでした。
ランク モダン:A→A レガシー:A→B

イゼット副長、ラル 今回の大誤算その8
+1能力で手札を増やせて、-3能力でクリーチャー除去もこなし、奥義を決めればほぼ勝てるためか、既に神ジェイスや反逆チャンドラが存在するにもかかわらずイゼットフェニックスや青赤系コントロールのサイド(場合によってはメインから)に1、2枚入っているレシピを確認できました。
(これといい、ドミナリアの英雄、テフェリーといい、「5マナのPWは重いから下環境では微妙」と判断してはいけないということですか)
ランク モダン:D→B レガシー:D→D

発見/発散 結果を出しているレシピの数自体は少ないものの、モダンのグリセルシュートに4枚積まれるほどのカードパワーは持っていたようです。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D

任務説明・弧光のフェニックス・実験の狂乱・弾けるドレイク・イゼット副長、ラルといった、イゼットカラーのカードの過小評価が特に目立ちましたね…

基本セット2019の評価の反省
基本セット2019の評価の反省
基本セット2019の評価の反省
※この日記は主にレガシー・モダンの環境を想定しています
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/201806241531399348/

評価ランクの基準(レガシーのみ)はこちら

ランクS:その環境の多くのデッキに採用されるほど汎用性が高い
例:剣を鍬に、渦まく知識、意思の力

ランクA:汎用性はランクSのカードほど高くないもののそれなりに見かけるか、その環境のメタの上位のデッキのキーパーツとして活躍する
例:石鍛冶の神秘家、実物提示教育、再活性、緑の太陽の頂点

ランクB:メタの中位ぐらいには存在しそうな、特定のデッキのキーパーツとしては活躍する
例:アンティキティー戦争、御霊の復讐&浅すぎる墓穴、雲上の座

ランクC:ひょっとしたらこれを採用したデッキと当たるかもしれない
例:超起源

ランクD:よほどのことがない限り採用されることはない
例:アゾールの門口/太陽の聖域


暴君への敵対者、アジャニ +1能力と-2能力の両方が噛み合っていたためか、モダンのスピリットやドルイドコンボデッキに1枚差しされていたのを少しだけ見かけました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D

疎外 霊気の薬瓶・秘密を掘り下げる者・1マナのマナクリーチャーあたりに対策するためか、モダンの青系コントロールデッキやレガシーのデスタクのサイドに1枚差しされていたのを少しだけ確認できました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→C

民兵のラッパ手 今回の大誤算その1
モダンの人間デッキに中隊が入ってないことを考えたらこれも入らないだろうと思ってましたが、実際には(自身も手札に加えられる)アドバンテージを取れる能力を持つ「人間」である点が評価されたためか複数積まれていました。
ランク モダン:C→A レガシー:D→C

悔恨する僧侶 今回の大誤算その2
実際には「白の」2マナ2/1で「飛行を持つ」「スピリット」であるという点でも軟泥と差別化できていたためか、大幅に強化されたモダンのスピリットデッキではもちろんのこと、レガシーのデスタクでも結構採用していたレシピが見られました。
ランク モダン:C→A レガシー:D→B


霧の呼び手 今回の大誤算その3
クリーチャーの踏み倒し対策ができる「マーフォーク」として期待していたんですが、1回しか防げないせいか採用実績はほとんどありませんでした。
ランク モダン:B→C レガシー:B→C

練達飛行機械職人、サイ 今回の大誤算その4
実際には純鋼ストームで採用されていなかったものの、モダンの発明品の唸りデッキやアイアンワークスに採用したレシピが多く見かけられたほか、数こそ少ないもののレガシーのペインター・サルベイジャーコンボ・親和のアドバンテージエンジンとして採用されていました。
ランク モダン:C→A レガシー:D→C

至高の幻影 今回の大誤算その5
「モダンのスピリットデッキには間違いなく4枚積まれるでしょう」の一文は合っていましたが、モダンのスピリットデッキをトップメタに押し上げたことまでは読めませんでした。
ランク モダン:B→A レガシー:C→C


惨劇の悪魔 今回の大誤算その6
白黒トークンでは活躍してくれると思っていましたが、マナコストが同盟者ギデオンと被るためか、流刑や紛争達成時の一押しであっさり落ちるためか採用されていたレシピを見かけませんでした。
ランク モダン:B→D レガシー:C→D

縫い師への供給者 今回最大の誤算
初見では全く評価していませんでしたが、実際にはモダンのブリッジヴァインの(復讐蔦を出しやすくする)優秀な1マナ枠として採用されたほか、レガシーの発掘やゾンバードメントでも採用されるだけのカードパワーを誇っていました。
(なお、這い寄る恐怖が出た後のドレッジには採用されてなかったもよう)
ランク モダン:D→A レガシー:D→C


高山の月 今回の大誤算その7
(モダン環境においては)赤1マナで特殊土地対策ができる点を買われたためか、実際には赤い土地系デッキやジャンドのみならず、血染めの月が入りそうなデッキのサイドボードにすら投入されていました。
ランク モダン:C→A レガシー:C→C

火の血脈、サルカン 3マナで唱えられ、+1能力でルーター能力やドラゴン呪文限定のマナ加速が使える点を評価されたためか、モダンの赤単氷雪などで採用されていたのを結構見かけました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D


エルフの部族呼び 「2マナの」エルフのロードであり、かつ6マナあれば(エルフの大ドルイドがいれば大体達成できるはず)自身をライブラリーからサーチできる点が評価されたのか、モダンで結果を出したエルフデッキの4割ほどに採用されていました。
ランク モダン:D→C レガシー:D→D

多色
破滅の龍、ニコル・ボーラス 今回の大誤算その8
青の4マナ域には既に謎めいた命令・精神を刻む方のジェイスといった強力すぎるライバルが存在したためか、モダンの(数少ない)青黒赤コントロールですら採用率は採用されたり、されなかったりといったところでした。
ランク モダン:B→C レガシー:C→D

今回の主な反省点は、民兵のラッパ手・練達飛行機械職人、サイ・縫い師への供給者の活躍を予測できなかったところでした。

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