イコリア:巨獣の棲処の評価の反省
2020年10月2日 mtg-カード評価の反省
※この日記は主にレガシーの環境を想定しています
過去にした評価:
白
ドラニスの判事 ウーロに有効なためか、モダンの人間やデスタクにメインから採用されることもあったほか、レガシーのデスタクのサイドなどにも採用されていたのを少し見かけました。
ラバブリンクの冒険者 プロテクションがうまく噛み合えばかなり優秀なクリーチャーになりうるためか、モダンの人間のサイドに採用されていたのを少し見かけました。
青
心を一つに 採用率は低かったものの、グリクシスや青赤系のDelverデッキに入ったところだけは予想通りでした。
(ルールスが禁止になる前は、秘密を掘り下げる者を採用せず、ルールスを相棒にした上で若き紅蓮術士を採用したグリクシスカラーのデッキにも3枚採用されたりしていました)
相棒にエラッタがかかった後は、モダンの青赤果敢に1、2枚採用されていたのをほんの少しだけ見かけました。
(僧院の速槍or損魂魔道士とスプライトのドラゴンor嵐翼の精体で条件を満たせる点を評価されたのでしょう)
サメ台風 今回の大誤算その1
正義の命令が使われていないのもあって、初見では全く評価してませんでした。
しかし、実際には「マナが十分にあれば、アドバンテージを得つつ、インスタントタイミングで打ち消されにくい大型の飛行クリーチャーを出せる」点を買われたためか、モダンやレガシーの石鍛冶系デッキやコントロールデッキ(モダンの青トロン含む)に幅広く採用されたほか、レガシーではエンチャントレスに採用されるのみならず、これをキーカードに据えた「サメ補充」といったデッキが成立するにまで至りました。
(とはいえ、エンチャントレス・サメ補充ともに数は少なかったですが)
黒
無情な行動 ストンピィで採用されたのは見かけませんでしたが、モダンのジャンドや黒赤果敢、レガシーのグリクシスDelverあたりのサイドに1枚差しされていたのをほんの少しだけ見かけました。
赤
踏み穴のクレーター 今回の誤算その1
サイクリング付きとはいえ、速攻とトランプルを与えるためにカード1枚を使った上に、1マナ余らせる価値はないと判断されたためか、モダンの横断シャドウの一部に採用されるに留まりました。
銅纏いののけ者、ルーカ 今回の大誤算その2
コストが赤のダブルシンボルを含む5マナという点が気になったためか、実際にはモダンのグルールムーンの一部などで採用されるに留まりました。
(既に反逆の先導者、チャンドラが存在するのがいけなかったか。なお、レガシーでは全くと言っていいほど採用されてなかったもよう)
爬虫類の反射 サイクリングできなければただの置物にしかならないせいか、使われているレシピを確認できませんでした。
予測不能な竜巻 サイクリングできなければ置物でしかない5マナのエンチャントというのが気になったためか、全くと言っていいほど使われているレシピを確認できませんでした。
(死せる生デッキのサイドには入りそうな気がしたんですが、5マナ出せるならサイクリング持ちのクリーチャーを素出しして殴った方が早いというでしょうか?)
さまよう怪物、イダーロ 初見では全く評価してなかったものの、2マナでサイクリングすればカードを1枚引け、4回目以降はインスタントタイミングで打ち消されにくい2マナ8/8トランプル・速攻として扱えるためか、モダンの青赤コントロールや赤単氷雪(この二つは同一人物によるものだが)、レガシーの赤単エルドラージに採用されていたのをほんの少しだけ見かけました。
(バウンスされても、再びサイクリングすればすぐに戦場に戻せるものウリか)
緑
水晶壊し 今回の大誤算その3
モダンでは鱗親和のサイドに入るなどしましたが、(戦闘能力こそ高いものの)再利用の賢者と違って変容しないと能力が誘発しないためか、レガシーでは全くと言っていいほど使われていませんでした。
タイタノス・レックス 今回の大誤算その4
サイクリングするのに緑を含む2マナ払わなければならないのが気になったためか、モダンの死せる生デッキですら採用率は低かったです。
怪物の代言者、ビビアン 今回の大誤算その5
5マナという重さがネックになったためか、レガシーでは極一部で使われていたものの、モダンでは採用されているレシピを確認出来ませんでした。
(メリット能力を持つカウンターを乗せられない点を除けば、同じ+1能力を持つ原初の狩人、ガラクが使われていない時点で気づくべきだったか?)
萎れ 今回の誤算その2
サイドへの採用率こそ中々だったものの、メインから置物を割りたいという状況がそんなになかったのか、メインから採用されていたのは見なかったです。
多色
ドラニスのクードロ将軍 今回の大誤算その6
初見では全く評価してませんでしたが、3マナ3/3の「人間」のロードである上に、墓地対策もでき、アドバンテージこそ失うもののファッティを除去できるのが評価されたためか、モダンの人間デッキにメインから2、3枚採用されていたのを確認できました。
眷者の神童、キナン 今回の誤算その3
モダンではマナクリかマナアーティファクトが入ったドルイドコンボやウルザフードに4枚積まれることもありましたが、なぜかレガシーではほとんど採用されてませんでした。
(単純に枠がなかったんでしょうか?)
伝承のドラッキス 変容しなければ能力が誘発しないためか、モダン・レガシーともに採用されていたのを確認できませんでした。
創造の歌 今回の大誤算その7
個人的にはチェインコンボデッキのキーパーツとして期待していましたが、これを置くのに4マナかかる上に、ターン終了時に手札を捨てなければならないのは相当きついデメリットだと思われたためか、実際の採用率はかなり低かったです。
スプライトのドラゴン 嵐翼の精体が出たあたりからは、モダンの青赤果敢やレガシーの青赤Delverに4枚積まれるほどの採用率を誇りましたが、出た当初は今ほどではなかったです。
思考の旋風 今回の大誤算その8
同マナ域の創造の歌と違ってデメリットこそないものの、カードを1枚引くだけでは途中で途切れやすいためか、モダンですら全くといっていいほど採用されてませんでした。
軍団のまとめ役、ウィノータ 初見では全く評価してませんでしたが、専用構築をすればアングラスの匪賊がめくれて一気に決着をつけられるほどの爆発力を有するようになるためか、モダン・レガシー共にこれをキーカードとしたデッキが一部で活躍していました。
(さすがにモダンの方が、採用率は高いですが)
天頂の閃光 今回の大誤算その9
波動機バーンのキーパーツになるとは思っていたんですが、肝心の波動機自体を見かけなかったので…
悪魔の職工 今回の大誤算その10
初見ではリクルート能力を高く評価してましたが、能力の起動にかかるマナコストが高かったためか、あるいは既にサーチカードが十分存在するためか、モダン・レガシー共に採用されていたのを見なかったです。
相棒
深海の破滅、ジャイルーダ 今回の大誤算その11
初見では相棒の偶数縛りがきつく見えたことや、墓地対策が刺さることが気になったので全く評価してませんでした。
しかし、(エラッタ前に)専用構築をすれば、モダンならマナ加速の力を借りてゲーム外からこれを出し1ショットキルを狙えるほか、レガシーならライオンの瞳のダイアモンド×2の力を借りてゲーム外からこれを出し1キルを狙うことすらできるためか、モダン・レガシー共に「ジャイルーダ・コンボ」が話題になりました。
(エラッタ後は採用率が大幅に落ちたものの、それでも一部で使われているあたり、ジャイルーダ恐れるべし、といったところか)
湧き出る源、ジェガンサ 今回の大誤算その12
初見では相棒の縛りの条件についてよくわからなかったため注目していませんでしたが、実際にはダブルシンボル以上のカードをデッキに入れなければ問題なく相棒にできるためか、5色ニヴ=ミゼットや(エラッタ前の)モダンの人間デッキにゲーム外から呼べる戦力兼血染めの月対策として採用されたり、(エラッタ後に)モダンの緑トロンやレガシーの12Postに大瀑布やゴロスと組み合わせて採用されたり、モダンのジェスカイの隆盛コンボや赤単果敢に採用されたりしていました。
(エラッタ前は、大瀑布やゴロスが入ってなくてもモダンのトロンに相棒として採用されていたぐらいでした)
孤児護り、カヒーラ エラッタ前ですらエレメンタルデッキの相棒として確定したわけではありませんでしたが、ノンクリーチャーデッキなら問題なく相棒にできるためか、エラッタ前のモダンの青白コントロールで相棒として使われていたのを少しだけ見かけました。
夢の巣のルールス 今回最大の誤算
初見ではDelver系やANTに入れるとしても(何を墓地から戻すんだ?)と思ったり、デスタクやマーベリックには3マナ以上のパーマネントが入るため相棒として使うのは難しいと思っていたので、そこまで評価はしてませんでした。
しかし、実際にはゲーム外からルールスを出す→墓地からミシュラのガラクタを唱えると動いた後に即除去されても2枚分のアドバンテージを取れる上に、ANT・Delver系・バーンのようなデッキなら(インスタント・ソーサリーに制限はかからないので)大した問題もなく相棒にできたためか、2020/5/18にレガシーどころか(制限にしても意味がないためか)ヴィンテージですら禁止になってしまいました。
(エラッタ後も、モダンの黒赤果敢、青黒ライブラリアウト、ドルイドコンボあたりでは相棒として採用されているようです。というか、モダンで禁止になったオーコを諦めてでも入るってどんだけカードパワーが高いのか…)
獲物貫き、オボシュ 今回の大誤算その13
初見では相棒の奇数・土地縛りや、5マナかかることのが気になったので全く評価してませんでした。
しかし、実際には5マナと重いものの出せさえせれば一気に決着をつけられるかもしれない上に、マナフラ受けにもなる「相棒」である点が評価されたためか、主にモダンのグルールムーンや(エラッタ後に)赤単果敢で相棒として採用されていたのを結構見かけました。
(とはいえ、エラッタによって採用率が落ちたのも事実ですが)
空を放浪するもの、ヨーリオン 今回の大誤算その14
初見では相棒の縛り(デッキを80枚以上にすること)や(出せばブリンクを誘発させられるとはいえ)5マナ4/5飛行という微妙な戦闘能力が気になって、全く評価してませんでした。
しかし、出せさえすればETB能力持ちのパーマネント(コアトル・護衛募集員・天測儀など)を追放してアドバンテージを取れる可能性がある上に、4/5飛行として活躍させられるためか、実際にはモダン・レガシー共に(エラッタ前・後問わず)コントロールデッキで中々の採用率を誇ったほか、レガシーではアルーレンに半分以上の確率で相棒として採用されたほどでした。
(実際に、赤単エルドラージでZENOさんのヨーリオン入りアルーレンと当たった際、貴族の教主の賛美が乗った5/6飛行アタックだけにやられたぐらいですし)
黎明起こし、ザーダ 今回の大誤算その15
初見では厳かなモノリスや玄武岩のモノリスとの無限マナコンボに気付かなかったのもあって、全く評価してませんでした。
しかし、専用構築をするならまず入るであろう歩行バリスタ・創造カーン・前述のモノリス2種はもちろんのこと、インスタント・ソーサリーも相棒の条件に引っかからないためか、これを相棒に据えた「ザーダ・コンボ」が作成されたほどでした。
(その後、ザーダ・コンボの勝率が高すぎたせいか、2020/5/18にレガシーで禁止になってしまいましたとさ。めでたしめでたし?)
アーティファクト
オゾリス 今回の大誤算その16
初見では全く評価してませんでしたが、実際には+1/+1カウンターが乗ったクリーチャーが多く入った鱗親和のキーパーツになりました。
土地
インダサのトライオーム、ケトリアのトライオーム、ラウグリンのトライオーム、サヴァイのトライオーム、ゼイゴスのトライオーム フェッチランドでサーチできる上に、3色のマナを出せるのが幸いしたためか、どれもモダンのコントロールデッキに採用されてました。
(採用率は、ケトリア>ゼイゴス>ラウグリン>インダサ>サヴァイの順でした)
サイクリング枠のカード
波動機自体を見なかったため、これらのカードも見かけませんでした。
今回大誤算以上の誤った評価をしたカードのうち、相棒以外のカードは評価を高くしすぎたのが多かった一方、相棒の評価は全体的に低くしすぎたのが多かったです。
(「ゲーム開始時から手札破壊が効かない領域に、1枚分の手札をもっている」というのを軽く見すぎていました。2020/6/1に3マナ払って手札に加えなければならなくなったため弱体化しましたが、それでもヨーリオンやモダンでのルールスの採用率は高かったです)
2020/9/28にスタンダードでウーロが禁止されましたが、プレイしてないのでノーコメントで
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/202004122204469212/
白
ドラニスの判事 ウーロに有効なためか、モダンの人間やデスタクにメインから採用されることもあったほか、レガシーのデスタクのサイドなどにも採用されていたのを少し見かけました。
ラバブリンクの冒険者 プロテクションがうまく噛み合えばかなり優秀なクリーチャーになりうるためか、モダンの人間のサイドに採用されていたのを少し見かけました。
青
心を一つに 採用率は低かったものの、グリクシスや青赤系のDelverデッキに入ったところだけは予想通りでした。
(ルールスが禁止になる前は、秘密を掘り下げる者を採用せず、ルールスを相棒にした上で若き紅蓮術士を採用したグリクシスカラーのデッキにも3枚採用されたりしていました)
相棒にエラッタがかかった後は、モダンの青赤果敢に1、2枚採用されていたのをほんの少しだけ見かけました。
(僧院の速槍or損魂魔道士とスプライトのドラゴンor嵐翼の精体で条件を満たせる点を評価されたのでしょう)
サメ台風 今回の大誤算その1
正義の命令が使われていないのもあって、初見では全く評価してませんでした。
しかし、実際には「マナが十分にあれば、アドバンテージを得つつ、インスタントタイミングで打ち消されにくい大型の飛行クリーチャーを出せる」点を買われたためか、モダンやレガシーの石鍛冶系デッキやコントロールデッキ(モダンの青トロン含む)に幅広く採用されたほか、レガシーではエンチャントレスに採用されるのみならず、これをキーカードに据えた「サメ補充」といったデッキが成立するにまで至りました。
(とはいえ、エンチャントレス・サメ補充ともに数は少なかったですが)
黒
無情な行動 ストンピィで採用されたのは見かけませんでしたが、モダンのジャンドや黒赤果敢、レガシーのグリクシスDelverあたりのサイドに1枚差しされていたのをほんの少しだけ見かけました。
赤
踏み穴のクレーター 今回の誤算その1
サイクリング付きとはいえ、速攻とトランプルを与えるためにカード1枚を使った上に、1マナ余らせる価値はないと判断されたためか、モダンの横断シャドウの一部に採用されるに留まりました。
銅纏いののけ者、ルーカ 今回の大誤算その2
コストが赤のダブルシンボルを含む5マナという点が気になったためか、実際にはモダンのグルールムーンの一部などで採用されるに留まりました。
(既に反逆の先導者、チャンドラが存在するのがいけなかったか。なお、レガシーでは全くと言っていいほど採用されてなかったもよう)
爬虫類の反射 サイクリングできなければただの置物にしかならないせいか、使われているレシピを確認できませんでした。
予測不能な竜巻 サイクリングできなければ置物でしかない5マナのエンチャントというのが気になったためか、全くと言っていいほど使われているレシピを確認できませんでした。
(死せる生デッキのサイドには入りそうな気がしたんですが、5マナ出せるならサイクリング持ちのクリーチャーを素出しして殴った方が早いというでしょうか?)
さまよう怪物、イダーロ 初見では全く評価してなかったものの、2マナでサイクリングすればカードを1枚引け、4回目以降はインスタントタイミングで打ち消されにくい2マナ8/8トランプル・速攻として扱えるためか、モダンの青赤コントロールや赤単氷雪(この二つは同一人物によるものだが)、レガシーの赤単エルドラージに採用されていたのをほんの少しだけ見かけました。
(バウンスされても、再びサイクリングすればすぐに戦場に戻せるものウリか)
緑
水晶壊し 今回の大誤算その3
モダンでは鱗親和のサイドに入るなどしましたが、(戦闘能力こそ高いものの)再利用の賢者と違って変容しないと能力が誘発しないためか、レガシーでは全くと言っていいほど使われていませんでした。
タイタノス・レックス 今回の大誤算その4
サイクリングするのに緑を含む2マナ払わなければならないのが気になったためか、モダンの死せる生デッキですら採用率は低かったです。
怪物の代言者、ビビアン 今回の大誤算その5
5マナという重さがネックになったためか、レガシーでは極一部で使われていたものの、モダンでは採用されているレシピを確認出来ませんでした。
(メリット能力を持つカウンターを乗せられない点を除けば、同じ+1能力を持つ原初の狩人、ガラクが使われていない時点で気づくべきだったか?)
萎れ 今回の誤算その2
サイドへの採用率こそ中々だったものの、メインから置物を割りたいという状況がそんなになかったのか、メインから採用されていたのは見なかったです。
多色
ドラニスのクードロ将軍 今回の大誤算その6
初見では全く評価してませんでしたが、3マナ3/3の「人間」のロードである上に、墓地対策もでき、アドバンテージこそ失うもののファッティを除去できるのが評価されたためか、モダンの人間デッキにメインから2、3枚採用されていたのを確認できました。
眷者の神童、キナン 今回の誤算その3
モダンではマナクリかマナアーティファクトが入ったドルイドコンボやウルザフードに4枚積まれることもありましたが、なぜかレガシーではほとんど採用されてませんでした。
(単純に枠がなかったんでしょうか?)
伝承のドラッキス 変容しなければ能力が誘発しないためか、モダン・レガシーともに採用されていたのを確認できませんでした。
創造の歌 今回の大誤算その7
個人的にはチェインコンボデッキのキーパーツとして期待していましたが、これを置くのに4マナかかる上に、ターン終了時に手札を捨てなければならないのは相当きついデメリットだと思われたためか、実際の採用率はかなり低かったです。
スプライトのドラゴン 嵐翼の精体が出たあたりからは、モダンの青赤果敢やレガシーの青赤Delverに4枚積まれるほどの採用率を誇りましたが、出た当初は今ほどではなかったです。
思考の旋風 今回の大誤算その8
同マナ域の創造の歌と違ってデメリットこそないものの、カードを1枚引くだけでは途中で途切れやすいためか、モダンですら全くといっていいほど採用されてませんでした。
軍団のまとめ役、ウィノータ 初見では全く評価してませんでしたが、専用構築をすればアングラスの匪賊がめくれて一気に決着をつけられるほどの爆発力を有するようになるためか、モダン・レガシー共にこれをキーカードとしたデッキが一部で活躍していました。
(さすがにモダンの方が、採用率は高いですが)
天頂の閃光 今回の大誤算その9
波動機バーンのキーパーツになるとは思っていたんですが、肝心の波動機自体を見かけなかったので…
悪魔の職工 今回の大誤算その10
初見ではリクルート能力を高く評価してましたが、能力の起動にかかるマナコストが高かったためか、あるいは既にサーチカードが十分存在するためか、モダン・レガシー共に採用されていたのを見なかったです。
相棒
深海の破滅、ジャイルーダ 今回の大誤算その11
初見では相棒の偶数縛りがきつく見えたことや、墓地対策が刺さることが気になったので全く評価してませんでした。
しかし、(エラッタ前に)専用構築をすれば、モダンならマナ加速の力を借りてゲーム外からこれを出し1ショットキルを狙えるほか、レガシーならライオンの瞳のダイアモンド×2の力を借りてゲーム外からこれを出し1キルを狙うことすらできるためか、モダン・レガシー共に「ジャイルーダ・コンボ」が話題になりました。
(エラッタ後は採用率が大幅に落ちたものの、それでも一部で使われているあたり、ジャイルーダ恐れるべし、といったところか)
湧き出る源、ジェガンサ 今回の大誤算その12
初見では相棒の縛りの条件についてよくわからなかったため注目していませんでしたが、実際にはダブルシンボル以上のカードをデッキに入れなければ問題なく相棒にできるためか、5色ニヴ=ミゼットや(エラッタ前の)モダンの人間デッキにゲーム外から呼べる戦力兼血染めの月対策として採用されたり、(エラッタ後に)モダンの緑トロンやレガシーの12Postに大瀑布やゴロスと組み合わせて採用されたり、モダンのジェスカイの隆盛コンボや赤単果敢に採用されたりしていました。
(エラッタ前は、大瀑布やゴロスが入ってなくてもモダンのトロンに相棒として採用されていたぐらいでした)
孤児護り、カヒーラ エラッタ前ですらエレメンタルデッキの相棒として確定したわけではありませんでしたが、ノンクリーチャーデッキなら問題なく相棒にできるためか、エラッタ前のモダンの青白コントロールで相棒として使われていたのを少しだけ見かけました。
夢の巣のルールス 今回最大の誤算
初見ではDelver系やANTに入れるとしても(何を墓地から戻すんだ?)と思ったり、デスタクやマーベリックには3マナ以上のパーマネントが入るため相棒として使うのは難しいと思っていたので、そこまで評価はしてませんでした。
しかし、実際にはゲーム外からルールスを出す→墓地からミシュラのガラクタを唱えると動いた後に即除去されても2枚分のアドバンテージを取れる上に、ANT・Delver系・バーンのようなデッキなら(インスタント・ソーサリーに制限はかからないので)大した問題もなく相棒にできたためか、2020/5/18にレガシーどころか(制限にしても意味がないためか)ヴィンテージですら禁止になってしまいました。
(エラッタ後も、モダンの黒赤果敢、青黒ライブラリアウト、ドルイドコンボあたりでは相棒として採用されているようです。というか、モダンで禁止になったオーコを諦めてでも入るってどんだけカードパワーが高いのか…)
獲物貫き、オボシュ 今回の大誤算その13
初見では相棒の奇数・土地縛りや、5マナかかることのが気になったので全く評価してませんでした。
しかし、実際には5マナと重いものの出せさえせれば一気に決着をつけられるかもしれない上に、マナフラ受けにもなる「相棒」である点が評価されたためか、主にモダンのグルールムーンや(エラッタ後に)赤単果敢で相棒として採用されていたのを結構見かけました。
(とはいえ、エラッタによって採用率が落ちたのも事実ですが)
空を放浪するもの、ヨーリオン 今回の大誤算その14
初見では相棒の縛り(デッキを80枚以上にすること)や(出せばブリンクを誘発させられるとはいえ)5マナ4/5飛行という微妙な戦闘能力が気になって、全く評価してませんでした。
しかし、出せさえすればETB能力持ちのパーマネント(コアトル・護衛募集員・天測儀など)を追放してアドバンテージを取れる可能性がある上に、4/5飛行として活躍させられるためか、実際にはモダン・レガシー共に(エラッタ前・後問わず)コントロールデッキで中々の採用率を誇ったほか、レガシーではアルーレンに半分以上の確率で相棒として採用されたほどでした。
(実際に、赤単エルドラージでZENOさんのヨーリオン入りアルーレンと当たった際、貴族の教主の賛美が乗った5/6飛行アタックだけにやられたぐらいですし)
黎明起こし、ザーダ 今回の大誤算その15
初見では厳かなモノリスや玄武岩のモノリスとの無限マナコンボに気付かなかったのもあって、全く評価してませんでした。
しかし、専用構築をするならまず入るであろう歩行バリスタ・創造カーン・前述のモノリス2種はもちろんのこと、インスタント・ソーサリーも相棒の条件に引っかからないためか、これを相棒に据えた「ザーダ・コンボ」が作成されたほどでした。
(その後、ザーダ・コンボの勝率が高すぎたせいか、2020/5/18にレガシーで禁止になってしまいましたとさ。めでたしめでたし?)
アーティファクト
オゾリス 今回の大誤算その16
初見では全く評価してませんでしたが、実際には+1/+1カウンターが乗ったクリーチャーが多く入った鱗親和のキーパーツになりました。
土地
インダサのトライオーム、ケトリアのトライオーム、ラウグリンのトライオーム、サヴァイのトライオーム、ゼイゴスのトライオーム フェッチランドでサーチできる上に、3色のマナを出せるのが幸いしたためか、どれもモダンのコントロールデッキに採用されてました。
(採用率は、ケトリア>ゼイゴス>ラウグリン>インダサ>サヴァイの順でした)
サイクリング枠のカード
波動機自体を見なかったため、これらのカードも見かけませんでした。
今回大誤算以上の誤った評価をしたカードのうち、相棒以外のカードは評価を高くしすぎたのが多かった一方、相棒の評価は全体的に低くしすぎたのが多かったです。
(「ゲーム開始時から手札破壊が効かない領域に、1枚分の手札をもっている」というのを軽く見すぎていました。2020/6/1に3マナ払って手札に加えなければならなくなったため弱体化しましたが、それでもヨーリオンやモダンでのルールスの採用率は高かったです)
2020/9/28にスタンダードでウーロが禁止されましたが、プレイしてないのでノーコメントで
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