基本セット2021の評価の反省
2020年12月31日 mtg-カード評価の反省 コメント (2)
※この日記は主にレガシーの環境を想定しています
過去にした評価:
白
無私の救助犬 今回の大誤算その1
モダンでも既にルーンの与え手が存在したため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、実際には与え手と違って出したターンから重要なクリーチャーを破壊から守れるためか、モダンのデスタクやドルイドコンボに入っていたのをそれなりに見かけました。
(ルールスで使い回せるのも、採用された一因か)
封じ込める僧侶(モダン) 2マナとやや重いものの、コスト踏み倒し対策できるのはやはり強かったためか、サイドに1、2枚差しされていたのを結構見かけました。
天界の語り部 今回の誤算その1
初見ではモダンのソウルシスターズのサーチ先ぐらいにしか思ってませんでしたが、砂の殉教者の効果を1回使うだけで4/4飛行を出せるようになる可能性が高かったためか、実際には4枚積まれるほどの強さはあったようです。
青
トレイリアの大魔導師、バリン 今回の大誤算その2
初見では全く評価してませんでしたが、クリーチャーかプレインズウォーカーをCiP能力でバウンスできる「3マナのクリーチャー」である点を買われたためか、実際にはレガシーのアルーレンやエスパーバイアルあたりに1枚差しされていたのをそれなりに見かけました。
大慌ての棚卸し 2枚目以降が強いためか、蓄積した知識がないモダンの青白や荒野の再生コントロールなどにこれが4枚差しされていたのをそれなりに見かけました。
鎖霊 優秀なライバルが多かったせいか「モダンの青白スピリットに可能性はありそう」の部分は当たってましたが、3、4枚入るレシピも少しながら確認できました。
嵐翼の精体 今回の大誤算その3
モダンでは青赤果敢の必須パーツとも呼べるほどでしたが、既に戦慄衆の秘儀術師が存在したためか、レガシーでの採用率は予想よりはるかに低かったです。
崇高な天啓 今回の大誤算その4
初見では注目すらしてませんでしたが、6マナとはいえ打ち消し・もみ消し・ドロー・バウンスの全てを行える「インスタント」だったためか、実際にはレガシーの全知デッキのサイドに1枚差しされてました。
(全知デッキをよく使っていた上に、即時却下は評価したのに、これを評価しなかったのはかなり痛かったですね…)
波起こし 今回の大誤算その5
初見では青系リビングエンドにはまず入ると思ってましたが、起動型能力のコストが2マナとやや重いためか、採用されてないレシピも確認できました。
黒
取り除き 今回の誤算その2
「緑の入らないデッキに入る」点はほぼ予想通りでしたが、コストが2マナとやや重い上に4マナ以上は対象外なのが気になったのか、採用枚数が1、2枚に抑えられたり、メインからは入らないレシピも結構見かけました。
不気味な教示者(モダン)今回の大誤算その6
万能サーチカードではあるものの、3マナ+3点ライフロスが相当重いコストだったのか、実際にはごく一部のアドグレイスで採用されたに留まりました。
深淵への覗き込み 今回の大誤算その7
7マナということもあって初見では全く評価してませんでしたが、大量ドローできる「ソーサリー」である点が評価されたためか、レガシーのANTに燃え立つ願いからのサーチ先として1枚差しされていたのを結構見かけました。
銀打ちのグール 今回の大誤算その8
ライフゲインしないと墓地から復活しないため初見では全く評価してませんでしたが、這い寄る恐怖や強打のらせん1枚で条件を達成できるためか、実際にはモダンの発掘にかなりの割合で採用されてました。
村の儀式 今回の大誤算その9
ホガークあたりと相性がいいドローソースとして評価してましたが、枠がなかったのか、あるいはクリーチャーをコストにするのが予想以上に痛かったのか、実際にはほとんど採用実績がなかったです。
赤
チャンドラの焼却者 今回の大誤算その10
1ターン目炎の印章or裂け目の稲妻→2ターン目3点火力に続けて出せるため、低めの評価をした後に初動(430円)で4枚買いました。
しかし、事前に火力を撃つのが前提のカードであったためか、実際には「幻影の天使と同じ運命を辿ってもおかしくはなさそう」の部分だけが当たってしまったようなものでした。
(とはいえ、爆発力は高いためかモダンのバーンでは20%ほどの採用率は誇ってましたが)
人目を引く詮索者 除去に弱いものの、2ターン目これ→3ターン目ボガードの先触れ(トップをキキジキにしてコピーしまくった後、最後に投石攻撃の副官をトップにする)と出せば無限ダメージで勝てるためか、前評判通りにモダンのゴブリンデッキの必須パーツになりました。
冠滅ぼしのガドラク 今回の大誤算その11
アーティファクトを4枚並べなければ攻撃できないものの、並べやすい親和には入ると思ってましたが、枠がなかったためか採用されているレシピを見かけなかったです。
緑
長老ガーガロス 予想通りの対ビートダウン性能を誇ったためか、ヴァラクートのような土地コントロールの他にも、グルールムーンなどのサイドにも1、2枚採用されてました。
激情の共感者(モダン)緑マナのみで原始のタイタンをサーチできるためか、モダンのアミュレットコンボの一部でこれが採用されていたのを見かけました。
ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル 今回の大誤算その12
初見では全く評価してませんでしたが、実際には採用率こそそれほどではなかったものの、生き残りさえすればアーカムの天測儀・思案・定業・森の知恵・自ターンでのコアトルや相手ターンの渦まく知識で2/2トークンを出せるためか、レガシーのアルーレン・スノーオーコあたりのメインや、全知デッキのサイドに1、2枚採用されたほか、モダンでもごく一部で採用されていたのが確認できました。
多色
議事会の導師 今回の誤算その3
+1/+1カウンターの置き方が硬化した鱗と同じだったため、緑白型の鱗親和…ではなく、緑白ヘリオッドカンパニー(硬化した鱗あり、なしの両方)に4枚積まれてました。
(これからは、鱗親和と硬化した鱗デッキは別物として見ることにします)
尊敬される語り手、ニアンビ 今回の大誤算その13
初見では注目してませんでしたが、魔の魅惑がある状況なら洞窟のハーピーとの組み合わせで無限ライフを得られるためか、アルーレンの必須パーツ(1枚差し)になってました。
天球の見張り 今回の大誤算その14
自身がスピリットでなかったためか、あるいは枠がなかったためか、モダン・レガシー共に採用実績はなかったです。
アーティファクト
精神迷わせの秘本 今回最大の誤算
黄昏のピラミッドが活躍してなかったためこれも全く評価してませんでしたが、マナがなくても占術だけはできる上に、効果を4回使えば自身が追放されるかわりに4点回復できる点が買われたためか、実際にはモダンのエルドラージトロンに複数積まれたほか、レガシーでもPostなどに1、2枚差しされることがあったほどでした。
エルドレインのむかしむかしやオーコ、テーロス還魂記の死の国からの脱出・イリーシア木立のドライアド・ウーロ、イコリアの相棒(特にヴィンテージですら禁止になったルールス)ほどではないものの、振り返ってみたら「モダン以下の環境で使われたカードが意外と多いな…」と思いました。
(とはいえ、それが普通なのでしょうが。あと、今回も相変わらず評価を間違えてばかりいますね…)
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/202006212239457248/
白
無私の救助犬 今回の大誤算その1
モダンでも既にルーンの与え手が存在したため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、実際には与え手と違って出したターンから重要なクリーチャーを破壊から守れるためか、モダンのデスタクやドルイドコンボに入っていたのをそれなりに見かけました。
(ルールスで使い回せるのも、採用された一因か)
封じ込める僧侶(モダン) 2マナとやや重いものの、コスト踏み倒し対策できるのはやはり強かったためか、サイドに1、2枚差しされていたのを結構見かけました。
天界の語り部 今回の誤算その1
初見ではモダンのソウルシスターズのサーチ先ぐらいにしか思ってませんでしたが、砂の殉教者の効果を1回使うだけで4/4飛行を出せるようになる可能性が高かったためか、実際には4枚積まれるほどの強さはあったようです。
青
トレイリアの大魔導師、バリン 今回の大誤算その2
初見では全く評価してませんでしたが、クリーチャーかプレインズウォーカーをCiP能力でバウンスできる「3マナのクリーチャー」である点を買われたためか、実際にはレガシーのアルーレンやエスパーバイアルあたりに1枚差しされていたのをそれなりに見かけました。
大慌ての棚卸し 2枚目以降が強いためか、蓄積した知識がないモダンの青白や荒野の再生コントロールなどにこれが4枚差しされていたのをそれなりに見かけました。
鎖霊 優秀なライバルが多かったせいか「モダンの青白スピリットに可能性はありそう」の部分は当たってましたが、3、4枚入るレシピも少しながら確認できました。
嵐翼の精体 今回の大誤算その3
モダンでは青赤果敢の必須パーツとも呼べるほどでしたが、既に戦慄衆の秘儀術師が存在したためか、レガシーでの採用率は予想よりはるかに低かったです。
崇高な天啓 今回の大誤算その4
初見では注目すらしてませんでしたが、6マナとはいえ打ち消し・もみ消し・ドロー・バウンスの全てを行える「インスタント」だったためか、実際にはレガシーの全知デッキのサイドに1枚差しされてました。
(全知デッキをよく使っていた上に、即時却下は評価したのに、これを評価しなかったのはかなり痛かったですね…)
波起こし 今回の大誤算その5
初見では青系リビングエンドにはまず入ると思ってましたが、起動型能力のコストが2マナとやや重いためか、採用されてないレシピも確認できました。
黒
取り除き 今回の誤算その2
「緑の入らないデッキに入る」点はほぼ予想通りでしたが、コストが2マナとやや重い上に4マナ以上は対象外なのが気になったのか、採用枚数が1、2枚に抑えられたり、メインからは入らないレシピも結構見かけました。
不気味な教示者(モダン)今回の大誤算その6
万能サーチカードではあるものの、3マナ+3点ライフロスが相当重いコストだったのか、実際にはごく一部のアドグレイスで採用されたに留まりました。
深淵への覗き込み 今回の大誤算その7
7マナということもあって初見では全く評価してませんでしたが、大量ドローできる「ソーサリー」である点が評価されたためか、レガシーのANTに燃え立つ願いからのサーチ先として1枚差しされていたのを結構見かけました。
銀打ちのグール 今回の大誤算その8
ライフゲインしないと墓地から復活しないため初見では全く評価してませんでしたが、這い寄る恐怖や強打のらせん1枚で条件を達成できるためか、実際にはモダンの発掘にかなりの割合で採用されてました。
村の儀式 今回の大誤算その9
ホガークあたりと相性がいいドローソースとして評価してましたが、枠がなかったのか、あるいはクリーチャーをコストにするのが予想以上に痛かったのか、実際にはほとんど採用実績がなかったです。
赤
チャンドラの焼却者 今回の大誤算その10
1ターン目炎の印章or裂け目の稲妻→2ターン目3点火力に続けて出せるため、低めの評価をした後に初動(430円)で4枚買いました。
しかし、事前に火力を撃つのが前提のカードであったためか、実際には「幻影の天使と同じ運命を辿ってもおかしくはなさそう」の部分だけが当たってしまったようなものでした。
(とはいえ、爆発力は高いためかモダンのバーンでは20%ほどの採用率は誇ってましたが)
人目を引く詮索者 除去に弱いものの、2ターン目これ→3ターン目ボガードの先触れ(トップをキキジキにしてコピーしまくった後、最後に投石攻撃の副官をトップにする)と出せば無限ダメージで勝てるためか、前評判通りにモダンのゴブリンデッキの必須パーツになりました。
冠滅ぼしのガドラク 今回の大誤算その11
アーティファクトを4枚並べなければ攻撃できないものの、並べやすい親和には入ると思ってましたが、枠がなかったためか採用されているレシピを見かけなかったです。
緑
長老ガーガロス 予想通りの対ビートダウン性能を誇ったためか、ヴァラクートのような土地コントロールの他にも、グルールムーンなどのサイドにも1、2枚採用されてました。
激情の共感者(モダン)緑マナのみで原始のタイタンをサーチできるためか、モダンのアミュレットコンボの一部でこれが採用されていたのを見かけました。
ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル 今回の大誤算その12
初見では全く評価してませんでしたが、実際には採用率こそそれほどではなかったものの、生き残りさえすればアーカムの天測儀・思案・定業・森の知恵・自ターンでのコアトルや相手ターンの渦まく知識で2/2トークンを出せるためか、レガシーのアルーレン・スノーオーコあたりのメインや、全知デッキのサイドに1、2枚採用されたほか、モダンでもごく一部で採用されていたのが確認できました。
多色
議事会の導師 今回の誤算その3
+1/+1カウンターの置き方が硬化した鱗と同じだったため、緑白型の鱗親和…ではなく、緑白ヘリオッドカンパニー(硬化した鱗あり、なしの両方)に4枚積まれてました。
(これからは、鱗親和と硬化した鱗デッキは別物として見ることにします)
尊敬される語り手、ニアンビ 今回の大誤算その13
初見では注目してませんでしたが、魔の魅惑がある状況なら洞窟のハーピーとの組み合わせで無限ライフを得られるためか、アルーレンの必須パーツ(1枚差し)になってました。
天球の見張り 今回の大誤算その14
自身がスピリットでなかったためか、あるいは枠がなかったためか、モダン・レガシー共に採用実績はなかったです。
アーティファクト
精神迷わせの秘本 今回最大の誤算
黄昏のピラミッドが活躍してなかったためこれも全く評価してませんでしたが、マナがなくても占術だけはできる上に、効果を4回使えば自身が追放されるかわりに4点回復できる点が買われたためか、実際にはモダンのエルドラージトロンに複数積まれたほか、レガシーでもPostなどに1、2枚差しされることがあったほどでした。
エルドレインのむかしむかしやオーコ、テーロス還魂記の死の国からの脱出・イリーシア木立のドライアド・ウーロ、イコリアの相棒(特にヴィンテージですら禁止になったルールス)ほどではないものの、振り返ってみたら「モダン以下の環境で使われたカードが意外と多いな…」と思いました。
(とはいえ、それが普通なのでしょうが。あと、今回も相変わらず評価を間違えてばかりいますね…)
コメント
予想は外れたけど、振り返ってみると楽しいものですね。
>精神迷わせの秘本
→黄昏のピラミッドと同じようなものだと思っていたので、活躍するとは思いませんでした。
(カードの予想は、本当に難しいですね…)