ゼンディカーの夜明けの評価の反省
2021年4月18日 mtg-カード評価の反省 コメント (2)
※この日記は主にレガシー・モダンの環境を想定しています
過去にした評価:
白
エメリアのアルコン 今回の大誤算その1
モダンのデスタクでの採用率が高かった上に、ヘリオッドカンパニーにも20%ぐらいのレシピでサイドに中隊やエラダムリーの呼び声でサーチ用としてか1枚差しされていました。
とはいえ、自分も毎ターンに1つしか呪文を使えなくなる上に3マナというコストが気になったためか、あるいは枠がなかったためか、それ以外でのデッキへの採用率は低かったです。
(白系ストンピィの必須パーツになりそうな気はしたんですが、そもそも白系ストンピィ自体がほとんど結果を出してなかったので…)
フェリダーの撤退 今回の誤算その1
4マナと重い上に上陸しないと効果がないため全く評価してませんでしたが、逆に言えば上陸さえすれば2/2トークンを出せるためか(フェッチランドを使えば、一気に2体出せる)、実際にはモダンの土地コントロールのメインに1、2枚入ったり、レガシーのスノーオーコのようなコントロールデッキなどのメインやサイドに1枚差しされたりしていたレシピを少しだけ見かけました。
光輝王の野心家 今回の誤算その2
初見では能力の発動がアップキープからだと勘違いしてたのか全く評価してませんでしたが、実際には出たターンの戦闘開始時から+1/+1カウンターを置けるためか、モダンのヘリオッドカンパニーや人間デッキなどに採用されていたのをある程度見かけました。
スカイクレイブの大鎚 今回の大誤算その2
装備コストが重く、既に火と氷の剣があったためか全く評価してませんでしたが、3マナで+2/+2の修正と飛行・先制攻撃を与えるオーラのようにも扱えたためか、実際には石鍛冶からのサーチ先としてモダンのデスタクには1枚差しするのが基本のようになってました。
スカイクレイブの亡霊 今回の大誤算その3
能力自体は初見の時点で結構評価していたとはいえ、3マナとやや重めなこともあって護衛募集員などからのサーチ先として採用されるとしか思ってませんでした。
しかし、実際にはレガシーのデスタクで必須パーツとして3、4枚、モダンの青白石鍛冶・スピリット・ヘリオッドカンパニーに4枚積まれたりしたほか、色々なデッキに採用されたほどでした。
(正直言って、4マナ以下の土地でのトークンでもないパーマネントを追放する能力を軽く見すぎてました)
青
当惑させる難題 「2マナのキャントリップ付きのランプ・フェッチランド対策エンチャント」としては優秀だったためか、モダンの青単トロン・青白石鍛冶・青白コントロールなどのサイドに3、4枚採用されていたのを少し見かけました。
荒れ狂う騒音 今回の誤算その3
初見では強行とライブラリーを削れる枚数が同じだったため「これが入らなくてもおかしくないかも」と書いてしまいましたが、青単色で撃てる上に対象を取らないのが強かったのかモダンのライブラリーアウトデッキに高い確率で2~4枚採用されていました。
遺跡ガニ 予想通り、モダンのライブラリーアウトデッキに面晶体のカニと4枚ずつ併用されてました。
泥棒スカイダイバー モダンで液鋼の塗膜とのシナジーを考慮して4枚積まれたり、レガシーのエスパーバイアルやマーフォークのサイドにアーティファクト対策のサイドとして採用されていたのを少し見かけました。
黒
血の長の渇き ソーサリーとはいえ1マナでタルモやレンと六番を除去できるほか、4マナ払えばほとんどのクリーチャー・プレインズウォーカーに対処できるためか、主にモダンの黒系のデッキで致命的な一押しと共に採用されてました。
大群への給餌 2マナソーサリーかつライフロスがあるとはいえ、黒単でほとんどのクリーチャーやエンチャントに対処できるためか、モダンの黒系のデッキ(ほとんどは緑や白が入っていない)のサイドに採用されていたのを結構見かけました。
(ごく少数ながら、レガシーでも黒単・黒赤リアニメイトやフェニックスアライブのサイドに入っていたのも見かけました)
スカイクレイブの災い魔 お互いのライフが16まで減っていれば4/4になるためか、死の影が入ってないデッキに入っていたのも少しだけ確認できましたが、基本的にはモダンで死の影と共に4枚ずつ併用されてました。
(一方、レガシーでの採用率はかなり低かったです)
スカイクレイブの影 今回の誤算その4
恐血鬼や銀打ちのグールの壁が厚かったためか、発掘に採用されていたのは確認できませんでした。
上陸枠
アクームのヘルハウンド&山火事の精霊 予想通り両方ともモダンの上陸Zooの基本パーツとして採用されたほか、ヘルハウンドはごく少数ながらラクドスシャドウに採用されていたのも見かけました。
(採用率は、1マナかつ赤単色のヘルハウンドの方が高かったです)
赤
浄化の野火 2マナでウルザ地形を割りつつドローできるのが予想通りに強かったのか、モダンの赤入りのデッキのサイドへの採用率は高かったです。
(ソーサリーなので、果敢を誘発させたり、瞬唱で使い回せるのも大きかったか)
マグマの媒介者 今回の大誤算その4
「あなたの墓地にインスタントやソーサリーであるカードが4枚以上あるかぎり、マグマの媒介者は+3/+1の修整を受ける」の一文に囚われていたため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、素で2マナ1/3とサリアやゴブリンの先達を止められるほどのサイズがあり、タップ能力で墓地を肥やしつつ手札の質を高めてくれ、墓地が肥えてきたら4/4のアタッカーとして活躍してくれるためか、モダンの赤黒ビートダウン・白黒赤ジャンク・スカルシュートなどに採用されたほか、ごく少数ながらレガシーのDelver系デッキに採用されていたのも確認できました。
乱動する渦 今回の大誤算その5
与えるダメージが小さいため初見では全く評価してませんでしたが、2マナで出せる上に赤1マナでコーの火歩き・ウーロ・殴打頭蓋などのライフゲインを無効化でき、重ね引きしても無駄にならないためか、モダン・レガシーのバーンのサイドにかなりの割合で入っていたのが確認できました。
ヴァラクートの探検 今回の大誤算その6
初見では全く評価してませんでしたが、上陸するたびにアドバンテージを取れ、使いきれなかった分は1枚当たり1点の本体火力になってくれるためか、レガシーの土地単にほぼ必須パーツのように採用されてました。
(土地単なら、踏査・輪作・エルフの開墾者などで1ターンに置ける土地の数を増やせるのが採用されている理由か)
むら気な猛導獣 今回の大誤算その7
初見ではデメリットに目を瞑ったり、逆に利用できたりするためバーンや上陸Zooでの採用率は高そうだと思ってました。
しかし、戦闘ダメージを与えるたびに土地を1枚戻すのは結構きついデメリットになったためか、採用率は予想を大きく下回り、価格も初動の半分以下に落ちてしまいました。
(相性の良さそうな上陸Zooにすら、入らないことが結構多いとは思わなかったです)
緑
豊穣の碑文 今回の誤算その5
初見では全く評価してませんでしたが、2マナで+1/+1カウンターの2個乗せ・ライフゲイン・格闘のいずれかが行える(5マナ払えば全て)ためか、少数ながらモダンの鱗親和やエルフなどのメインやサイドに入っていたのが確認できました。
多色
海門の擁護者、リンヴァーラ 今回の大誤算その8
3マナ3/3飛行+生け贄に捧げれば自軍に破壊不能or呪禁付与のおかげで「除去対策にもなる飛行アタッカー」としてクリーチャーデッキに入りそうな気がしてましたが、枠がなかったためかモダン・レガシー共に採用実績がありませんでした。
創造の座、オムナス 今回最大の誤算
キャントリップ能力を持つとはいえ、黒以外の4色を要求する点や、上陸しなければバニラ同然なのが気になったため初見では全く評価してませんでした。
しかし、4マナかつ色拘束がきついとはいえ上陸できずにすぐ除去されてもアドバンテージは得られ、1回上陸できれば4点回復できるためバーンなどに強く、同一ターンに2回上陸できればフリースペルのように扱えるためか、実際にはモダンの土地コントロールなど(死者の原野・ウーロ禁止前)に必須パーツのように2、3枚採用され、原野・ウーロ禁止後もコントロールデッキやエレメンタルデッキあたりに採用されたのみならず、レガシーのスノーオーコや(オーコ・天測儀禁止後の)コントロールデッキにすら1、2枚採用されたレシピを少数ながら見かけたほどの採用率を誇っていました。
空飛ぶ思考盗み 飛行持ちのため相手のライブラリーを切削しやすく、相手の墓地にカードが8枚以上あればならず者のパワーを強化してくれるためか、マイナーではあるもののモダンの青黒切削には必須パーツとして4枚積まれていました。
アーティファクト
見捨てられた碑 5マナというコストが気になったためか、レガシーのエルドラージストンピィに入っていたのは見かけなかったものの、出せさえすれば無色クリーチャーに+2/+2修整・無色マナ増産・無色呪文を唱えるたび2点回復と大きな恩恵を得られるためか、モダンのエルドラージトロンに1~3枚、レガシーのエルドラージポストに1、2枚採用されていたのをそれなりの割合で見かけました。
土地
這い回るやせ地 クリーチャー化にも+1/+1カウンターを2個置くのにも4マナつぎ込む必要がある(4マナで両者を一気に行うことはできるが)ものの、十分なマナさえあれば大型クリーチャーとしても扱えるためか、モダンのエルドラージトロンやレガシーのエルドラージポストあたりに1枚差しされていたのを少数ながら見かけました。
モードを持つ両面カード
枝重なる小道、陽光昇りの小道、清水の小道、岩山被りの小道、針縁の小道、河川滑りの小道 今回の大誤算その9
初見では「置いたら2色のうち1色のマナしか出せなくなるものの、常にアンタップインで出せる土地」としてかなり評価していました。
しかし、3枚目以内に出せばアンタップインで出せるファストランド・2点払う必要があるもののフェッチランドからアンタップインで持ってこれるショックランドが既に存在するためか、実際にはアドグレイスや四肢切断が入った青トロン用の青黒の清水の小道と青赤果敢・青赤ストーム・キキジキコンボ用の青赤の河川滑りの小道以外の採用率はモダンでもかなり低かったです。
スパイやベルチャー用の「ライブラリー内では土地ではないが、土地としても使えるカード」枠
エメリアの呼び声 今回の大誤算その10
色が白ということもあってベルチャー・スパイにも入らないと思ってましたが、アンタップインで出せ神聖の力戦用の白マナを出せるのが重宝されたためか、モダンのスパイでは必須パーツのような扱いを受けてました。
玻璃池のミミック 今回の大誤算その11
(2点払う必要があるとはいえ)既にファイレクシアの変形者がいたため、初見では全く評価してませんでしたが、青マナが出るタップイン土地としても使えマナスクリューの回避もできるためか、実際にはモダンのバント・スピリット・サヒーリコンボ・マーフォークなどに複数積まれたのを結構見かけたほか、ごく少数ながらレガシーのマーフォークに採用されていたのすら見かけました。
海門修復 今回の大誤算その12
従来のスパイやベルチャーと色が合わないため、初見では全く評価してませんでしたが、「意志の力・否定の力のコストとして使える」「アンタップイン可能な土地」という個性を持つためか、モダンのベルチャーやスパイに「ライブラリー内では土地扱いされない土地」として採用されたり、コントロールデッキにも1枚差しされたりしたのを結構見た
ほか、レガシーの全知デッキにも(全知を出した後のドローソースの役割も兼ねてか)これが採用されていたのをそれなりに見かけました。
シルンディの幻視 今回の大誤算その13
海門修復としてタップイン確定なため、初見では全く評価してませんでしたが、インスタントとして見ても「3マナでライブラリーの上6枚からインスタントかソーサリーを加えられる」となかなかの性能を有するためか、モダンの青赤ストームなどにこれが採用されていたを結構見かけました。
アガディームの覚醒 今回の誤算その6
スパイで採用されたことだけは当たってましたが「3点払ってアンタップインで出しつつ、いざとなったら死の影などを釣り上げるソーサリーとしても使える」ためか、モダンの死の影デッキに1枚差しされたのは予想できませんでした。
ブラックブルームのならず者&カザンドゥのマンモス 今回の誤算その7
ライバルがアンタップインで出せたり、表面もそれなりに強いなどの利点があったためか、むかしむかしでサーチできるというだけではスパイやベルチャーに採用されることはなかったようです。
(一応、カザンドゥのマンモスはモダンのヴァラクートなどに1、2枚入った実績がごく少数ながらありましたが…)
ハグラの噛み殺し 今回の大誤算その14
除去・土地のどちらの面で見ても、ライバルに劣る気がしたので初見では全く評価してませんでしたが「マナが余れば、クリーチャー除去としても使える土地」という個性を評価されたためか、主にモダンのスパイに高い割合で複数積まれていたのが確認できました。
ペラッカの捕食 今回の大誤算その15
手札破壊・土地のどちらの面で見ても、ライバルに劣る気がしたので初見では全く評価してませんでしたが「マナが余れば、範囲こそ狭いものの手札破壊としても使える土地」という個性を評価されたためか、モダンのスパイに高い割合で複数積まれたほか、ごく少数ながらレガシーのヘルムコンボやスパイにも採用されていたのが確認できました。
髑髏砕きの一撃 今回の大誤算その16
ベルチャーに採用されたことだけは当たってましたが「マナが十分にあれば、相手のクリーチャー・プレインズウォーカーを一掃でいる可能性がある」という点を評価されてか、レガシーの赤単プリズンや赤単エルドラージへの採用は予想できませんでした。
(赤単プリズンに4枚積まれたのを見たときは「マナフラ受けになる上に、血染めの月が出てればデメリットなくアンタップインで出せるのを評価したのか?」と思いました)
棘平原の危険 今回の誤算その8
ベルチャーに採用されたことだけは当たってましたが「1マナ1点火力としても使える土地」という個性は(ごく少数ながら)モダンの赤単果敢に採用されうるほどだったのは予想できませんでした。
ヴァラクートの覚醒 今回の大誤算その17
3マナインスタントのモードがなかなか強かったのためか、モダンではベルチャーやスパイよりもコントロール系のデッキに採用された方のが圧倒的に多かったです。
バーラ・ゲドの復活 今回の大誤算その18
既に新たな芽吹きが存在するためか、なぜか初見では全く評価してませんでしたが、実際にはモダンのベルチャーに高い確率で採用されてました。
絡みつく花面晶体 今回の誤算その9
土地としても使える「エレメンタルのマナクリーチャー」だったためか、モダンではベルチャーやスパイのほか、ヴァラクート・エレメンタル・ネオブランドに採用されていたのも見かけました。
変わり樹の共生 今回の大誤算その19
レガシーではほどスパイ専用パーツということでよかったものの、「マナが余ればライブラリーの上7枚からクリーチャーを出せる、アンタップインで出せる土地」という個性を評価されたためか、モダンではアミュレットタイタンやヴァラクートなどにも1、2枚採用されていたのを結構見かけました。
スカイクレイブの亡霊や創造の座、オムナスのカードパワーを見誤ったほか「ライブラリー内では土地ではないが、土地としても使えるカード」の表面の強さを全く見てなかったのが今回の反省で改めて分かりました。
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/202009182312568559/
白
エメリアのアルコン 今回の大誤算その1
モダンのデスタクでの採用率が高かった上に、ヘリオッドカンパニーにも20%ぐらいのレシピでサイドに中隊やエラダムリーの呼び声でサーチ用としてか1枚差しされていました。
とはいえ、自分も毎ターンに1つしか呪文を使えなくなる上に3マナというコストが気になったためか、あるいは枠がなかったためか、それ以外でのデッキへの採用率は低かったです。
(白系ストンピィの必須パーツになりそうな気はしたんですが、そもそも白系ストンピィ自体がほとんど結果を出してなかったので…)
フェリダーの撤退 今回の誤算その1
4マナと重い上に上陸しないと効果がないため全く評価してませんでしたが、逆に言えば上陸さえすれば2/2トークンを出せるためか(フェッチランドを使えば、一気に2体出せる)、実際にはモダンの土地コントロールのメインに1、2枚入ったり、レガシーのスノーオーコのようなコントロールデッキなどのメインやサイドに1枚差しされたりしていたレシピを少しだけ見かけました。
光輝王の野心家 今回の誤算その2
初見では能力の発動がアップキープからだと勘違いしてたのか全く評価してませんでしたが、実際には出たターンの戦闘開始時から+1/+1カウンターを置けるためか、モダンのヘリオッドカンパニーや人間デッキなどに採用されていたのをある程度見かけました。
スカイクレイブの大鎚 今回の大誤算その2
装備コストが重く、既に火と氷の剣があったためか全く評価してませんでしたが、3マナで+2/+2の修正と飛行・先制攻撃を与えるオーラのようにも扱えたためか、実際には石鍛冶からのサーチ先としてモダンのデスタクには1枚差しするのが基本のようになってました。
スカイクレイブの亡霊 今回の大誤算その3
能力自体は初見の時点で結構評価していたとはいえ、3マナとやや重めなこともあって護衛募集員などからのサーチ先として採用されるとしか思ってませんでした。
しかし、実際にはレガシーのデスタクで必須パーツとして3、4枚、モダンの青白石鍛冶・スピリット・ヘリオッドカンパニーに4枚積まれたりしたほか、色々なデッキに採用されたほどでした。
(正直言って、4マナ以下の土地でのトークンでもないパーマネントを追放する能力を軽く見すぎてました)
青
当惑させる難題 「2マナのキャントリップ付きのランプ・フェッチランド対策エンチャント」としては優秀だったためか、モダンの青単トロン・青白石鍛冶・青白コントロールなどのサイドに3、4枚採用されていたのを少し見かけました。
荒れ狂う騒音 今回の誤算その3
初見では強行とライブラリーを削れる枚数が同じだったため「これが入らなくてもおかしくないかも」と書いてしまいましたが、青単色で撃てる上に対象を取らないのが強かったのかモダンのライブラリーアウトデッキに高い確率で2~4枚採用されていました。
遺跡ガニ 予想通り、モダンのライブラリーアウトデッキに面晶体のカニと4枚ずつ併用されてました。
泥棒スカイダイバー モダンで液鋼の塗膜とのシナジーを考慮して4枚積まれたり、レガシーのエスパーバイアルやマーフォークのサイドにアーティファクト対策のサイドとして採用されていたのを少し見かけました。
黒
血の長の渇き ソーサリーとはいえ1マナでタルモやレンと六番を除去できるほか、4マナ払えばほとんどのクリーチャー・プレインズウォーカーに対処できるためか、主にモダンの黒系のデッキで致命的な一押しと共に採用されてました。
大群への給餌 2マナソーサリーかつライフロスがあるとはいえ、黒単でほとんどのクリーチャーやエンチャントに対処できるためか、モダンの黒系のデッキ(ほとんどは緑や白が入っていない)のサイドに採用されていたのを結構見かけました。
(ごく少数ながら、レガシーでも黒単・黒赤リアニメイトやフェニックスアライブのサイドに入っていたのも見かけました)
スカイクレイブの災い魔 お互いのライフが16まで減っていれば4/4になるためか、死の影が入ってないデッキに入っていたのも少しだけ確認できましたが、基本的にはモダンで死の影と共に4枚ずつ併用されてました。
(一方、レガシーでの採用率はかなり低かったです)
スカイクレイブの影 今回の誤算その4
恐血鬼や銀打ちのグールの壁が厚かったためか、発掘に採用されていたのは確認できませんでした。
上陸枠
アクームのヘルハウンド&山火事の精霊 予想通り両方ともモダンの上陸Zooの基本パーツとして採用されたほか、ヘルハウンドはごく少数ながらラクドスシャドウに採用されていたのも見かけました。
(採用率は、1マナかつ赤単色のヘルハウンドの方が高かったです)
赤
浄化の野火 2マナでウルザ地形を割りつつドローできるのが予想通りに強かったのか、モダンの赤入りのデッキのサイドへの採用率は高かったです。
(ソーサリーなので、果敢を誘発させたり、瞬唱で使い回せるのも大きかったか)
マグマの媒介者 今回の大誤算その4
「あなたの墓地にインスタントやソーサリーであるカードが4枚以上あるかぎり、マグマの媒介者は+3/+1の修整を受ける」の一文に囚われていたため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、素で2マナ1/3とサリアやゴブリンの先達を止められるほどのサイズがあり、タップ能力で墓地を肥やしつつ手札の質を高めてくれ、墓地が肥えてきたら4/4のアタッカーとして活躍してくれるためか、モダンの赤黒ビートダウン・白黒赤ジャンク・スカルシュートなどに採用されたほか、ごく少数ながらレガシーのDelver系デッキに採用されていたのも確認できました。
乱動する渦 今回の大誤算その5
与えるダメージが小さいため初見では全く評価してませんでしたが、2マナで出せる上に赤1マナでコーの火歩き・ウーロ・殴打頭蓋などのライフゲインを無効化でき、重ね引きしても無駄にならないためか、モダン・レガシーのバーンのサイドにかなりの割合で入っていたのが確認できました。
ヴァラクートの探検 今回の大誤算その6
初見では全く評価してませんでしたが、上陸するたびにアドバンテージを取れ、使いきれなかった分は1枚当たり1点の本体火力になってくれるためか、レガシーの土地単にほぼ必須パーツのように採用されてました。
(土地単なら、踏査・輪作・エルフの開墾者などで1ターンに置ける土地の数を増やせるのが採用されている理由か)
むら気な猛導獣 今回の大誤算その7
初見ではデメリットに目を瞑ったり、逆に利用できたりするためバーンや上陸Zooでの採用率は高そうだと思ってました。
しかし、戦闘ダメージを与えるたびに土地を1枚戻すのは結構きついデメリットになったためか、採用率は予想を大きく下回り、価格も初動の半分以下に落ちてしまいました。
(相性の良さそうな上陸Zooにすら、入らないことが結構多いとは思わなかったです)
緑
豊穣の碑文 今回の誤算その5
初見では全く評価してませんでしたが、2マナで+1/+1カウンターの2個乗せ・ライフゲイン・格闘のいずれかが行える(5マナ払えば全て)ためか、少数ながらモダンの鱗親和やエルフなどのメインやサイドに入っていたのが確認できました。
多色
海門の擁護者、リンヴァーラ 今回の大誤算その8
3マナ3/3飛行+生け贄に捧げれば自軍に破壊不能or呪禁付与のおかげで「除去対策にもなる飛行アタッカー」としてクリーチャーデッキに入りそうな気がしてましたが、枠がなかったためかモダン・レガシー共に採用実績がありませんでした。
創造の座、オムナス 今回最大の誤算
キャントリップ能力を持つとはいえ、黒以外の4色を要求する点や、上陸しなければバニラ同然なのが気になったため初見では全く評価してませんでした。
しかし、4マナかつ色拘束がきついとはいえ上陸できずにすぐ除去されてもアドバンテージは得られ、1回上陸できれば4点回復できるためバーンなどに強く、同一ターンに2回上陸できればフリースペルのように扱えるためか、実際にはモダンの土地コントロールなど(死者の原野・ウーロ禁止前)に必須パーツのように2、3枚採用され、原野・ウーロ禁止後もコントロールデッキやエレメンタルデッキあたりに採用されたのみならず、レガシーのスノーオーコや(オーコ・天測儀禁止後の)コントロールデッキにすら1、2枚採用されたレシピを少数ながら見かけたほどの採用率を誇っていました。
空飛ぶ思考盗み 飛行持ちのため相手のライブラリーを切削しやすく、相手の墓地にカードが8枚以上あればならず者のパワーを強化してくれるためか、マイナーではあるもののモダンの青黒切削には必須パーツとして4枚積まれていました。
アーティファクト
見捨てられた碑 5マナというコストが気になったためか、レガシーのエルドラージストンピィに入っていたのは見かけなかったものの、出せさえすれば無色クリーチャーに+2/+2修整・無色マナ増産・無色呪文を唱えるたび2点回復と大きな恩恵を得られるためか、モダンのエルドラージトロンに1~3枚、レガシーのエルドラージポストに1、2枚採用されていたのをそれなりの割合で見かけました。
土地
這い回るやせ地 クリーチャー化にも+1/+1カウンターを2個置くのにも4マナつぎ込む必要がある(4マナで両者を一気に行うことはできるが)ものの、十分なマナさえあれば大型クリーチャーとしても扱えるためか、モダンのエルドラージトロンやレガシーのエルドラージポストあたりに1枚差しされていたのを少数ながら見かけました。
モードを持つ両面カード
枝重なる小道、陽光昇りの小道、清水の小道、岩山被りの小道、針縁の小道、河川滑りの小道 今回の大誤算その9
初見では「置いたら2色のうち1色のマナしか出せなくなるものの、常にアンタップインで出せる土地」としてかなり評価していました。
しかし、3枚目以内に出せばアンタップインで出せるファストランド・2点払う必要があるもののフェッチランドからアンタップインで持ってこれるショックランドが既に存在するためか、実際にはアドグレイスや四肢切断が入った青トロン用の青黒の清水の小道と青赤果敢・青赤ストーム・キキジキコンボ用の青赤の河川滑りの小道以外の採用率はモダンでもかなり低かったです。
スパイやベルチャー用の「ライブラリー内では土地ではないが、土地としても使えるカード」枠
エメリアの呼び声 今回の大誤算その10
色が白ということもあってベルチャー・スパイにも入らないと思ってましたが、アンタップインで出せ神聖の力戦用の白マナを出せるのが重宝されたためか、モダンのスパイでは必須パーツのような扱いを受けてました。
玻璃池のミミック 今回の大誤算その11
(2点払う必要があるとはいえ)既にファイレクシアの変形者がいたため、初見では全く評価してませんでしたが、青マナが出るタップイン土地としても使えマナスクリューの回避もできるためか、実際にはモダンのバント・スピリット・サヒーリコンボ・マーフォークなどに複数積まれたのを結構見かけたほか、ごく少数ながらレガシーのマーフォークに採用されていたのすら見かけました。
海門修復 今回の大誤算その12
従来のスパイやベルチャーと色が合わないため、初見では全く評価してませんでしたが、「意志の力・否定の力のコストとして使える」「アンタップイン可能な土地」という個性を持つためか、モダンのベルチャーやスパイに「ライブラリー内では土地扱いされない土地」として採用されたり、コントロールデッキにも1枚差しされたりしたのを結構見た
ほか、レガシーの全知デッキにも(全知を出した後のドローソースの役割も兼ねてか)これが採用されていたのをそれなりに見かけました。
シルンディの幻視 今回の大誤算その13
海門修復としてタップイン確定なため、初見では全く評価してませんでしたが、インスタントとして見ても「3マナでライブラリーの上6枚からインスタントかソーサリーを加えられる」となかなかの性能を有するためか、モダンの青赤ストームなどにこれが採用されていたを結構見かけました。
アガディームの覚醒 今回の誤算その6
スパイで採用されたことだけは当たってましたが「3点払ってアンタップインで出しつつ、いざとなったら死の影などを釣り上げるソーサリーとしても使える」ためか、モダンの死の影デッキに1枚差しされたのは予想できませんでした。
ブラックブルームのならず者&カザンドゥのマンモス 今回の誤算その7
ライバルがアンタップインで出せたり、表面もそれなりに強いなどの利点があったためか、むかしむかしでサーチできるというだけではスパイやベルチャーに採用されることはなかったようです。
(一応、カザンドゥのマンモスはモダンのヴァラクートなどに1、2枚入った実績がごく少数ながらありましたが…)
ハグラの噛み殺し 今回の大誤算その14
除去・土地のどちらの面で見ても、ライバルに劣る気がしたので初見では全く評価してませんでしたが「マナが余れば、クリーチャー除去としても使える土地」という個性を評価されたためか、主にモダンのスパイに高い割合で複数積まれていたのが確認できました。
ペラッカの捕食 今回の大誤算その15
手札破壊・土地のどちらの面で見ても、ライバルに劣る気がしたので初見では全く評価してませんでしたが「マナが余れば、範囲こそ狭いものの手札破壊としても使える土地」という個性を評価されたためか、モダンのスパイに高い割合で複数積まれたほか、ごく少数ながらレガシーのヘルムコンボやスパイにも採用されていたのが確認できました。
髑髏砕きの一撃 今回の大誤算その16
ベルチャーに採用されたことだけは当たってましたが「マナが十分にあれば、相手のクリーチャー・プレインズウォーカーを一掃でいる可能性がある」という点を評価されてか、レガシーの赤単プリズンや赤単エルドラージへの採用は予想できませんでした。
(赤単プリズンに4枚積まれたのを見たときは「マナフラ受けになる上に、血染めの月が出てればデメリットなくアンタップインで出せるのを評価したのか?」と思いました)
棘平原の危険 今回の誤算その8
ベルチャーに採用されたことだけは当たってましたが「1マナ1点火力としても使える土地」という個性は(ごく少数ながら)モダンの赤単果敢に採用されうるほどだったのは予想できませんでした。
ヴァラクートの覚醒 今回の大誤算その17
3マナインスタントのモードがなかなか強かったのためか、モダンではベルチャーやスパイよりもコントロール系のデッキに採用された方のが圧倒的に多かったです。
バーラ・ゲドの復活 今回の大誤算その18
既に新たな芽吹きが存在するためか、なぜか初見では全く評価してませんでしたが、実際にはモダンのベルチャーに高い確率で採用されてました。
絡みつく花面晶体 今回の誤算その9
土地としても使える「エレメンタルのマナクリーチャー」だったためか、モダンではベルチャーやスパイのほか、ヴァラクート・エレメンタル・ネオブランドに採用されていたのも見かけました。
変わり樹の共生 今回の大誤算その19
レガシーではほどスパイ専用パーツということでよかったものの、「マナが余ればライブラリーの上7枚からクリーチャーを出せる、アンタップインで出せる土地」という個性を評価されたためか、モダンではアミュレットタイタンやヴァラクートなどにも1、2枚採用されていたのを結構見かけました。
スカイクレイブの亡霊や創造の座、オムナスのカードパワーを見誤ったほか「ライブラリー内では土地ではないが、土地としても使えるカード」の表面の強さを全く見てなかったのが今回の反省で改めて分かりました。
コメント
>髑髏砕きは、金属モックスに刻印できるアンタップイン土地
→マナ加速したい時は金属モックスに刻印し、土地を出したければ普通に土地として出す、ということですか…
(さすがはZirilanさん、と言いたいです)