カルドハイムの評価の反省
2021年7月31日 mtg-カード評価の反省
※この日記は主にレガシー・モダンの環境を想定しています
過去にした評価:
白
ドゥームスカール 今回の大誤算その1
事前に予顕すれば3マナで全体除去ができるので、モダンの白系コントロールで活躍しそうだと思ってましたが、既に(神ジェイスの力を借りれば1マナで撃ちやすくなる)終末や4マナとはいえ打ち消されない至高の評決が存在するためか、実際にはモダンのごく一部のデッキに採用されるに留まりました。
シュタルンハイムの解放 天使への願いを押しのけることができなかったためか、モダン・レガシー共に採用されていたのをほとんどといっていいほど見かけませんでした。
堕ちたる者の案内者 今回の大誤算その2
1マナ2/1とはいえ、飛んでない上にトークンを出すのに2マナかかるためか、モダンのスピリットデッキにも採用されていませんでした。
青
多元宇宙の警告 今回の誤算その1
事前に予顕すれば2マナかつインスタントタイミングで占術2からの2ドローができるためか、モダンホライゾン2が来るまでのモダンの青系コントロールデッキなどに1、2枚採用されていたのをちらほら見かけました。
黒
スケムファーの報復者 トークンでないエルフが死亡するたびに(強制ではあるものの)1点ライフロスすることで1ドローしてアドバンテージを得られる可能性があるためか、モダンのエルフデッキの一部でこれが採用されてました。
(メインかサイドかは、レシピ次第でした)
赤
ティボルトの計略 今回の大誤算その3
これを有効に使うためのデッキ構築がかなり癖が強い物になる(例:これとこれの打ち消し対象になる3マナ続唱呪文、これの効果で唱える大型呪文でデッキのスロットを埋め尽くす必要があり、2マナ以下の呪文どころか意志の力・否定の力すら入れられない)上に、打ち消し呪文を1回撃たれただけで厳しくなると思っていたため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、実際には勝率が高いからではなく、続唱呪文を引けるかどうかで勝負が決まるのは面白くないと判断されたためか、2021/2/15にモダンで禁止になってしまいました。
(前にも書きましたが、それを言うなら地底街の密告人&欄干のスパイ・グリセルブランド・ゴブリンの放火砲あたりがノータッチなのはおかしいと個人的には思ってます)
緑
エルフの戦練者 2マナ2/2と中々のサイズ・1ターンに1回、エルフを出すたびに1/1のエルフを出す能力・(出すのがかなり難しいが)7マナ出せれば全体強化でフィニッシャーにもなれる「エルフ」である、と2マナのエルフとしてはかなり強い能力を持っているためか、予想通りにモダンのエルフに居場所が見つかりました。
(ついでに、レガシーのエルフには入らないというのも予想通りでした)
偉大なる存在の探索 今回の誤算その2
初見ではコントロールデッキに入りそうな気がある程度していましたが、実際にはモダンのヨーグモス医院・レガシーのエンチャントレスやアルーレンのごく一部に採用されていた程度でした。
仮面の蛮人 今回の大誤算その4
2マナの多相持ちとはいえ、置物破壊のために墓地のクリーチャーカードを1枚追放しなければならないため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、部族デッキならその条件を満たすのが簡単なためか、ゴブリンやモダンのエレメンタルあたりに採用されていたのが(モダンホライゾン2発売後も)ちらほら見かけました。
領界渡り 今回の大誤算その5
初見では部族デッキ必須の1枚だと思ってましたが、実際にはモダンのエルフ・スリヴァーでの採用率こそ高かったものの、枠がなかったためか他の部族デッキでの採用率は低かったです。
(モダンのゴブリンには緑を足してでも入りそうな気がしたんですが…)
蛇皮のヴェール 今回の大誤算その6
初見では全く評価してませんでしたが、緑1マナで自分のクリーチャー1体に呪禁と+1/+1「カウンター」を付与できるためか、モダンの感染の約半分、鱗親和の1/4ほどのレシピに採用されてました。
秘密を知るもの、トスキ 今回の大誤算その7
打ち消し・破壊耐性に加え、4マナの沿岸の海賊行為の能力(ドローは強制だが、自身がダメージを与えてもカードを引ける)を持つとはいえ、4マナ1/1とサイズが貧弱な上、攻撃強制のせいで絆魂持ちに突撃してライフアドバンテージを与えてしまう点が気になったため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、打ち消し耐性のおかげでほぼ確実に戦場に出せ、破壊耐性のおかげで場持ちがいい上に(剣鍬・流刑・マイナス修正あたりには注意)単体でも殴り続けてアドバンテージを取りやすい(横に並んでいればさらにお得に)ためか、モダン・レガシー共にある程度の採用実績が見られました。
(レガシーの食物連鎖のサイドに1枚差しされていたのを、一番多く見ました)
多色
ナーフィ王の裏切り 今回の大誤算その8
コストが3マナとやや重く、クリーチャーやプレインズウォーカーを唱えるまでに1ターンのタイムラグがある上に、単体ではいい呪文を唱えられるかが運に左右されるためか、モダン・レガシー共に採用実績はなかったです。
アーティファクト
英雄たちの送り火 今回の大誤算その9
ほぼ部族限定とはいえ、プレイするコスト・起動型能力のコスト共に2マナと軽いためか、ETB能力の使い回しでアドバンテージを稼げるモダンのゴブリンなどに採用されていたのが少数見られました。
風化したルーン石 2マナで墓堀りの檻の上位種のような働きをしてくれる点が評価されたためか、虚空の杯を採用するデッキに採用されていたのが少しだけ見られました。
土地
(青系タップイン氷雪土地)氷河の氾濫原(青白)・氷のトンネル(青黒)・霧氷林の滝(青緑) 今回の大誤算その10
2色土地とはいえタップインだったため全く評価してませんでしたが、氷雪である点を買われたためか、モダンで氷牙のコアトルと併用して1枚差しされていたのをわりと見かけました。
高地の森 採用率は低かったですが、不屈の独創力を採用したタイプのヴァラクートデッキに2枚ほど採用されていたのは確認できました。
モードを持つ両面カード
航海の神、コシマ/領界船 両面カードという強みがあるためか、モダンでの採用実績は一応見られました。
(なぜ採用されたのかは分かりませんでしたが)
死の神、イーガン/死の玉座 今回の大誤算その11
初見では「確定で入るとは言えないものの、そこそこ活躍する」と思ってましたが、伝説な上にアップキープごとに墓地のカードを2枚追放するのはけっこう苦労するのか、モダンですらほとんど採用実績がなかったです。
嘘の神、ヴァルキー/星界の騙し屋、ティボルト 今回の大誤算その12
3マナの続唱呪文や白日の下にから星界の騙し屋、ティボルトを出せるとは思ってなかったため、初見では全く評価してませんでしたが、実際には白日の下にや(ルール改定までの)続唱から星界の騙し屋、ティボルトを出すデッキがモダン・レガシー共にかなり結果を出していました。
(調べてみたら、モダンで白日の下にと組み合わせたデッキが一番結果を出していたことが分かりました)
本来なら「今回最大の誤算」となるところでしたが、ルールの勘違いが評価ミスの原因なのでやめました。
語りの神、ビルギ/豊潤の角杯、ハーンフェル 今回最大の誤算
表面は除去されやすいクリーチャーであり、裏面は5マナと重いこともあって初見では全く評価してませんでした。
しかし、表面は呪文を唱えるために赤マナを増やせ、裏面は手札を捨てるだけで2枚分の衝動的ドローを行えるためか、実際には主にレガシーのストームデッキ(ANTではない、ほぼ赤単のやつ)のキーパーツとして4枚積まれてました。
樹の神、エシカ/虹色の橋 今回の誤算その3
トロンやPostで虹色の橋を出すぐらいならゴロスの起動型能力でアドバンテージを取った方が早いためか、モダン・レガシー共に採用実績は全くと言っていいほどありませんでした。
(両面アンタップイン2色土地)樹皮路の小道/潮水路の小道(青緑)・荒廃踏みの小道/灼熱踏みの小道(黒赤)・闇孔の小道/蛇孔の小道(黒緑)・連門の小道/霧門の小道(白青) 今回の大誤算その13
初見ではゼンディカーの夜明けで出た小道同様に評価していましたが、既にファストランド・ショックランドが存在するためか、実際には清水の小道や河川滑りの小道以外の小道と同じく、モダンでも採用率は高くなかったです。
初見ではカードパワーが控えめな印象を受けましたが、振り返ってみたらモダンで禁止になったティボルトの計略・モダンのエルフにすんなり入ったエルフの戦練者&領界渡り・続唱のルール改定が行われる原因になった上に、その後も白日の下にと併用された嘘の神、ヴァルキー/星界の騙し屋、ティボルト・レガシーの赤単ストームのキーパーツとなった語りの神、ビルギ/豊潤の角杯、ハーンフェルと、下環境に影響を与えたカードは少数ながら存在したのが確認できました。
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/202101230038283264/
白
ドゥームスカール 今回の大誤算その1
事前に予顕すれば3マナで全体除去ができるので、モダンの白系コントロールで活躍しそうだと思ってましたが、既に(神ジェイスの力を借りれば1マナで撃ちやすくなる)終末や4マナとはいえ打ち消されない至高の評決が存在するためか、実際にはモダンのごく一部のデッキに採用されるに留まりました。
シュタルンハイムの解放 天使への願いを押しのけることができなかったためか、モダン・レガシー共に採用されていたのをほとんどといっていいほど見かけませんでした。
堕ちたる者の案内者 今回の大誤算その2
1マナ2/1とはいえ、飛んでない上にトークンを出すのに2マナかかるためか、モダンのスピリットデッキにも採用されていませんでした。
青
多元宇宙の警告 今回の誤算その1
事前に予顕すれば2マナかつインスタントタイミングで占術2からの2ドローができるためか、モダンホライゾン2が来るまでのモダンの青系コントロールデッキなどに1、2枚採用されていたのをちらほら見かけました。
黒
スケムファーの報復者 トークンでないエルフが死亡するたびに(強制ではあるものの)1点ライフロスすることで1ドローしてアドバンテージを得られる可能性があるためか、モダンのエルフデッキの一部でこれが採用されてました。
(メインかサイドかは、レシピ次第でした)
赤
ティボルトの計略 今回の大誤算その3
これを有効に使うためのデッキ構築がかなり癖が強い物になる(例:これとこれの打ち消し対象になる3マナ続唱呪文、これの効果で唱える大型呪文でデッキのスロットを埋め尽くす必要があり、2マナ以下の呪文どころか意志の力・否定の力すら入れられない)上に、打ち消し呪文を1回撃たれただけで厳しくなると思っていたため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、実際には勝率が高いからではなく、続唱呪文を引けるかどうかで勝負が決まるのは面白くないと判断されたためか、2021/2/15にモダンで禁止になってしまいました。
(前にも書きましたが、それを言うなら地底街の密告人&欄干のスパイ・グリセルブランド・ゴブリンの放火砲あたりがノータッチなのはおかしいと個人的には思ってます)
緑
エルフの戦練者 2マナ2/2と中々のサイズ・1ターンに1回、エルフを出すたびに1/1のエルフを出す能力・(出すのがかなり難しいが)7マナ出せれば全体強化でフィニッシャーにもなれる「エルフ」である、と2マナのエルフとしてはかなり強い能力を持っているためか、予想通りにモダンのエルフに居場所が見つかりました。
(ついでに、レガシーのエルフには入らないというのも予想通りでした)
偉大なる存在の探索 今回の誤算その2
初見ではコントロールデッキに入りそうな気がある程度していましたが、実際にはモダンのヨーグモス医院・レガシーのエンチャントレスやアルーレンのごく一部に採用されていた程度でした。
仮面の蛮人 今回の大誤算その4
2マナの多相持ちとはいえ、置物破壊のために墓地のクリーチャーカードを1枚追放しなければならないため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、部族デッキならその条件を満たすのが簡単なためか、ゴブリンやモダンのエレメンタルあたりに採用されていたのが(モダンホライゾン2発売後も)ちらほら見かけました。
領界渡り 今回の大誤算その5
初見では部族デッキ必須の1枚だと思ってましたが、実際にはモダンのエルフ・スリヴァーでの採用率こそ高かったものの、枠がなかったためか他の部族デッキでの採用率は低かったです。
(モダンのゴブリンには緑を足してでも入りそうな気がしたんですが…)
蛇皮のヴェール 今回の大誤算その6
初見では全く評価してませんでしたが、緑1マナで自分のクリーチャー1体に呪禁と+1/+1「カウンター」を付与できるためか、モダンの感染の約半分、鱗親和の1/4ほどのレシピに採用されてました。
秘密を知るもの、トスキ 今回の大誤算その7
打ち消し・破壊耐性に加え、4マナの沿岸の海賊行為の能力(ドローは強制だが、自身がダメージを与えてもカードを引ける)を持つとはいえ、4マナ1/1とサイズが貧弱な上、攻撃強制のせいで絆魂持ちに突撃してライフアドバンテージを与えてしまう点が気になったため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、打ち消し耐性のおかげでほぼ確実に戦場に出せ、破壊耐性のおかげで場持ちがいい上に(剣鍬・流刑・マイナス修正あたりには注意)単体でも殴り続けてアドバンテージを取りやすい(横に並んでいればさらにお得に)ためか、モダン・レガシー共にある程度の採用実績が見られました。
(レガシーの食物連鎖のサイドに1枚差しされていたのを、一番多く見ました)
多色
ナーフィ王の裏切り 今回の大誤算その8
コストが3マナとやや重く、クリーチャーやプレインズウォーカーを唱えるまでに1ターンのタイムラグがある上に、単体ではいい呪文を唱えられるかが運に左右されるためか、モダン・レガシー共に採用実績はなかったです。
アーティファクト
英雄たちの送り火 今回の大誤算その9
ほぼ部族限定とはいえ、プレイするコスト・起動型能力のコスト共に2マナと軽いためか、ETB能力の使い回しでアドバンテージを稼げるモダンのゴブリンなどに採用されていたのが少数見られました。
風化したルーン石 2マナで墓堀りの檻の上位種のような働きをしてくれる点が評価されたためか、虚空の杯を採用するデッキに採用されていたのが少しだけ見られました。
土地
(青系タップイン氷雪土地)氷河の氾濫原(青白)・氷のトンネル(青黒)・霧氷林の滝(青緑) 今回の大誤算その10
2色土地とはいえタップインだったため全く評価してませんでしたが、氷雪である点を買われたためか、モダンで氷牙のコアトルと併用して1枚差しされていたのをわりと見かけました。
高地の森 採用率は低かったですが、不屈の独創力を採用したタイプのヴァラクートデッキに2枚ほど採用されていたのは確認できました。
モードを持つ両面カード
航海の神、コシマ/領界船 両面カードという強みがあるためか、モダンでの採用実績は一応見られました。
(なぜ採用されたのかは分かりませんでしたが)
死の神、イーガン/死の玉座 今回の大誤算その11
初見では「確定で入るとは言えないものの、そこそこ活躍する」と思ってましたが、伝説な上にアップキープごとに墓地のカードを2枚追放するのはけっこう苦労するのか、モダンですらほとんど採用実績がなかったです。
嘘の神、ヴァルキー/星界の騙し屋、ティボルト 今回の大誤算その12
3マナの続唱呪文や白日の下にから星界の騙し屋、ティボルトを出せるとは思ってなかったため、初見では全く評価してませんでしたが、実際には白日の下にや(ルール改定までの)続唱から星界の騙し屋、ティボルトを出すデッキがモダン・レガシー共にかなり結果を出していました。
(調べてみたら、モダンで白日の下にと組み合わせたデッキが一番結果を出していたことが分かりました)
本来なら「今回最大の誤算」となるところでしたが、ルールの勘違いが評価ミスの原因なのでやめました。
語りの神、ビルギ/豊潤の角杯、ハーンフェル 今回最大の誤算
表面は除去されやすいクリーチャーであり、裏面は5マナと重いこともあって初見では全く評価してませんでした。
しかし、表面は呪文を唱えるために赤マナを増やせ、裏面は手札を捨てるだけで2枚分の衝動的ドローを行えるためか、実際には主にレガシーのストームデッキ(ANTではない、ほぼ赤単のやつ)のキーパーツとして4枚積まれてました。
樹の神、エシカ/虹色の橋 今回の誤算その3
トロンやPostで虹色の橋を出すぐらいならゴロスの起動型能力でアドバンテージを取った方が早いためか、モダン・レガシー共に採用実績は全くと言っていいほどありませんでした。
(両面アンタップイン2色土地)樹皮路の小道/潮水路の小道(青緑)・荒廃踏みの小道/灼熱踏みの小道(黒赤)・闇孔の小道/蛇孔の小道(黒緑)・連門の小道/霧門の小道(白青) 今回の大誤算その13
初見ではゼンディカーの夜明けで出た小道同様に評価していましたが、既にファストランド・ショックランドが存在するためか、実際には清水の小道や河川滑りの小道以外の小道と同じく、モダンでも採用率は高くなかったです。
初見ではカードパワーが控えめな印象を受けましたが、振り返ってみたらモダンで禁止になったティボルトの計略・モダンのエルフにすんなり入ったエルフの戦練者&領界渡り・続唱のルール改定が行われる原因になった上に、その後も白日の下にと併用された嘘の神、ヴァルキー/星界の騙し屋、ティボルト・レガシーの赤単ストームのキーパーツとなった語りの神、ビルギ/豊潤の角杯、ハーンフェルと、下環境に影響を与えたカードは少数ながら存在したのが確認できました。
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