ストリクスヘイヴン:魔法学院の評価の反省 
ストリクスヘイヴン:魔法学院の評価の反省 
ストリクスヘイヴン:魔法学院の評価の反省 
※この日記は主にレガシー・モダンの環境を想定しています
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/202104041912205199/


賢い光術師 今回の誤算その1
モダンのニウメイガスデッキの基本パーツとして採用されたのは予想通りでしたが、除去に弱く召喚酔いするためかストームデッキに入らなかったことや、モダンの果敢ビートダウン(赤白のタイプ)の基本パーツになった点では予想を外しました。
(果敢デッキは赤青が主流だと思ってましたが、今考えてみたらモダンのバーンは赤白が主流で果敢と速攻を持つ僧院の速槍が基本パーツとして入っており、魔技が2回誘発すれば速攻こそないものの4/5になって速槍のサイズを超えるので、使われるのは必然だったといえるか)

居残りの渦 1マナで多くの土地でないパーマネントを妨害できるので、使われる可能性がありそうだと思ってましたが、3マナ払ったら対処されてしまうためかモダン・レガシー共に採用実績はなかったです。

精鋭呪文縛り 今回の大誤算その1
3マナ3/1飛行に加えてついた手札への干渉能力が「手札1枚のマナコストを2上げるだけか…」と思っていたため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、この手のカードには珍しく自身が倒されても効力が残る点を買われたためか、モダンの人間やデスタクなどに4枚積まれることもあったほか、レガシーのデスタクにも護衛募集員からサーチできる点を生かしてか1、2枚採用されていたのを見かけました。

レオニンの光写し 今回の大誤算その2
魔技能力を見て「インスタント・ソーサリーの多いデッキならクリーチャーの数が少ないはずだから、この能力は合わないのでは?」と思っていたため、初見では全く評価してませんでした。
しかし、他にクリーチャーが1体でもいれば魔技1回の誘発で最低2点は打点を増やせる点を買われたためか、モダンの赤白果敢やニウメイガスデッキあたりに採用されていたのを見かけました。


再造形 相手の罠の橋・虚空の杯といった厄介な置物や危険なクリーチャーを4/4のバニラに変えたり、逆に自分のアーティファクトを4/4にして強化することもできたためか、ごく少数ではあったもののレガシーの青単全知・ウルザズレガシー・ペインターのサイドに入っていたのが確認できました。

方程式の求解 3マナのソーサリーである点が気になったため初見では全く評価してませんでしたが、それでもソーサリー・インスタントを確定サーチできる点が評価されたためか、レガシーの全知デッキ・最後の審判・ストームデッキ(深淵への覗き込み型)のようなソーサリーがキーカードのコンボデッキに1、2枚差しされていたのを少数ながら確認できました。

オリークの誘惑 青トリプルシンボルの4マナのソーサリーであるものの、通りさえすれば3マナ以下のクリーチャーかプレインズウォーカーを奪える点が高く買われたためか、モダンの青白コントロールのサイドに1枚差しされていたのを極少数ながら見かけました。
(もし時を解す者、テフェリーを奪えたら、自分ではなく相手だけがソーサリータイミングでしか呪文を唱えられなくなるのが大きいか)

才能の試験 採用されていたレシピの数こそ少なかったものの、風景の変容や実物提示教育といった狙い目の対象があったためか、モダン・レガシー共にビートダウンからコントロールまで色々なデッキのサイドに入っていたのを確認できました。


悪意の熟達 今回の大誤算その3
1ドローさせてしまうものの2マナで(マナが余ったら4マナで)ほとんどのクリーチャー・プレインズウォーカーに対処できる点を買って、初見では中々高い評価をつけてました。
しかし「2マナで撃ったら1枚引かれてしまう」点が気になったためか、実際には主にモダンのライブラリーアウトや死せる生のサイドに入る可能性がある程度の採用実績しかありませんでした。

オニキス教授 6マナという重さが気になったためか、ストームに入らないどころか採用実績自体がほとんどありませんでした。

セッジムーアの魔女 今回の大誤算その4
初見では僧院の導師の存在が気になったため、あまり高い評価をつけてませんでした。
しかし、実際にはモダンの黒赤ビートダウン(インスタント・ソーサリーが多いタイプ)の基本パーツとして採用されたり神託者コンボのサイドに入ったほか、レガシーでも黒系リアニメイトのサイドやフェニックスアライブなどの黒系のインスタント・ソーサリーが多いデッキにメインから入ったりしてました。
(黒系デッキが僧院の導師のために、白を足さなくてもいいのも大きいか)


陰謀の理論家 今回の大誤算その5
初見では「レガシーで禁止になった戦慄衆の秘儀術師の代わりとして活躍できる可能性がありそうだ」となかなか高い評価をつけていました。
しかし、攻撃した際にカードを引くのに1マナと1ディスカードが必要なのが気になったためか、モダン・レガシー共に採用実績はほとんどなかったです。

授業初日 モダン・レガシーでの採用実績はありませんでしたが、パウパーでこれを唱えた後に騒鳴の嵐で出てきた大量のリストークン(2/2速攻)で瞬殺するリスストームが暴れすぎたせいで、2021/9/8に騒鳴の嵐が禁止カードに指定されてしまいました。

多色
刃の歴史家 色拘束こそ強いものの、4マナで出せるため素出しがそこまで難しいわけではなく、軍団のまとめ役、ウィノータでめくれたらノーコストで一気に打点を上げてくれるため、モダンのウィノータデッキに1枚差しされてました。

選別の儀式 4マナとやや重いものの、通れば2マナ以下の土地でないパーマネントを破壊しつつ何点か黒か緑マナが返ってくるので、モダンのヨーグモス医院や恐血鬼・ゴブリンの砲撃が入ったジャンドカラーのデッキのサイドに入っていたのが少数ながら確認できました。

表現の反復 今回最大の誤算
初見では「青赤Delverのようなデッキに、アドバンテージを稼げるかどうか分からない2マナのソーサリーが入るのか?」と思っていました。
しかし、土地を出していない状況で撃てば3枚の中から土地を出してアドバンテージを稼げる可能性が高かったためか、実際にはモダンのカウンターモンキーや青赤果敢・レガシーの青赤Delverを始めとした、幅広い青赤系のデッキに採用されていました。
(特に、青赤果敢や青赤Delverでは基本パーツと呼べるほどでした)

断割 今回の大誤算その6
白と黒が入れば「プレインズウォーカーを破壊できる解呪」として解呪と入れ替わりはしましたが、採用率は高いとは言えませんでした。

プリズマリの命令 今回の大誤算その7
モダンではコントロールデッキのほか、不屈の独創力デッキに小型クリーチャーの除去・ルーター・アーティファクト破壊・独創力のタネと全てのモードを生かしたカードとして、続唱デッキに「断片無き工作員などでめくれない除去札」として採用されたりしていました。
しかし、レガシーでは3マナというコストが重かったのか、採用率はかなり低かったです。
(なお、Delverデッキへの採用実績はほとんどなかったもよう)

引き裂き 今回の大誤算その8
初見ではクリーチャー・プレインズウォーカーに3点与えられ、エンチャント・アーティファクトも破壊できる点を買って「メインから入る」と評価していました。
しかし、2マナのソーサリーである点が気になったためか、実際にはサイドに入っているのがほとんどで、採用率もそこまで高いとは言えませんでした。

身震いする発見 今回の誤算その2
初見では「色さえ合えばモダンのドレッジに入るんだが…」と思ってましたが、実際にはそんな心配をよそにモダンのドレッジの基本パーツになってました。

消失の詩句 太陽冠のヘリオッドを狙えるのが大きかったのか、モダンでは白黒石鍛冶や5色ニヴ=ミゼットなどに採用されてました。
(採用率自体は、それなりに高かったです)

ヴェロマカス・ロアホールド 今回の大誤算その9
素出しするには7マナと重く、踏み倒すならエムラあたりでいいと思っていたので、初見では全く評価してませんでした。
しかし、速攻の力で出したターンに攻撃することができればライブラリーの上から7枚のうち、(素の状態では)マナ・コストが5以下のソーサリーである時間のねじれを唱えて追加ターンを得られる可能性があるためか、このコンボを搭載した「ドラゴンワープ」というデッキが成立する要因となりました。

ウィザーブルームの初学者 ストームデッキで活躍することはありませんでしたが、レガシーで2マナのソーサリーである煙霧の連鎖と組み合わせて自分を対象に取り続けて無限ドレインを行うデッキが出た当初に話題になりました。
(MTGを始める前に刷られ、かつこれまで見向きもされなかった煙霧の連鎖とのコンボを予想するのは無理なので、大誤算だというのはやめました)

ウィザーブルームの命令 初見では全く評価してませんでしたが、2マナのソーサリーで墓地からの土地カード回収・マナコストが2以下の土地やクリーチャー以外の破壊・タフネス1のクリーチャーの除去・2点ドレインのうちから2つの効果を選べるためか、黒緑系のビートダウンやコントロールに採用されていたのを少しだけ見かけました。

無色・アーティファクト・土地
殲滅学入門 土地でないパーマネントならなんでも追放できるものの、コストが無色とはいえ5マナと重い上に相手にカードを引かせてしまうためか、モダン・レガシー共に採用実績はありませんでした。

モードを持つ両面カード
光輝の学部長、シャイル 今回の誤算その3
タップしただけでそのターンに戦場に出たクリーチャー全てに+1/+1カウンターを置ける能力は高く買ってましたが、他にライバルが多かったためか、モダン・レガシー共に採用実績はありませんでした。

全く評価してなかった表現の反復が、モダン・レガシーの多くのデッキで活躍するほどのパワーカードだと判断できなかったのが一番痛かったです。

コメント

pao
2021年10月19日18:00

唐突にコメントを残します。私は、新カード群を用いて自分自身でアーキタイプを創造する位の気合が大事と思います。他者評価と自己評価の食い違い、予想した使用感との乖離などは些事ではありませんでしょうか。
もちろん丹念にデッキリストを読み込む能力もある意味資料解釈の一種で、趣味と実益を兼ねそうですが。

ヤマト
2021年10月20日19:35

>paoさん
>新カード群を用いて自分自身でアーキタイプを創造する位の気合が~
→自分で結果を出せるアーキタイプを創造できたらいいんですが、どうしても既存のデッキに入るかという視点でしか見れないんですよね…

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