フォーゴトン・レルム探訪の評価の反省
フォーゴトン・レルム探訪の評価の反省
フォーゴトン・レルム探訪の評価の反省
※この日記は主にレガシー・モダンの環境を想定しています
過去にした評価:
https://eternalblue.diarynote.jp/202107141303447402/


黎明運びのクレリック 初見では全く評価してませんでしたが、2マナで出して2点回復orエンチャント破壊ができるおかげでバーンには有効(大歓楽の幻霊や乱動する渦の破壊もできる)なためか、モダンのごく一部のデッキにサイドに採用されていたのを見かけました。

巧妙な鍛冶 今回最大の誤算
出すだけでアーティファクトを手札に加えられるとはいえ、モダン・レガシーで光り物集めの鶴を見かけないのもあって、初見では全く評価していませんでした。
しかし、色が白いためモダンのハンマータイムに無理なく入り、アーティファクトを出すたびに+1/+1カウンターを1ターンに1回乗せられる点が評価されたためか、実際にはモダンのハンマータイムの半分弱や鱗親和の6割ほどのレシピ、ソプターコンボ入りの青白石鍛冶には3~4枚積まれたことがほとんどでした。
一方、レガシーではサルベイジャーコンボの4割ほどに2~4枚採用されましたが、他にはペインターのごく一部に採用されたに留まりました。

月恵みのクレリック 今回の誤算その1
3/2がついてくるとはいえ、エンチャントをライブラリートップに積み込むために3マナは重かったのか、モダン・レガシー共に採用実績はほぼなかったです。

オズワルド・フィドルベンダー 今回の誤算その2
初見では親和に入れたら思考の監視者・滞留者の相棒あたりから隔離するタイタンを出せる点をある程度評価してましたが、出す条件を満たすのが難しかったためか親和には採用されていませんでした。
その一方、召喚酔いするとはいえ状況に応じてポータブル・ホールや丸砥石、飛行機械の鋳造所・弱者の剣・絵描きの召使いあたりをライブラリーから引っ張ってこれるのが一部で評価されたためか、モダンのソプターコントロールやレガシーのペインターのごく一部で主に2~3枚採用されていたのを見かけました。

パラディン・クラス レベルを上げなくても「白1マナで出せ、対戦相手が自分のターンに呪文を唱えるためのコストを1マナ増やしてくれるエンチャント」であるため、妨害を受けにくくしてくれる点が一部で評価されたためか、レガシーのエンチャントレスのごく一部で採用されていたのを見かけました。

ポータブル・ホール 今回の大誤算その1
既に虹色の終焉が存在するのもあって、初見では低マナ域で勝負する相手用のサイド要因かアーティファクトデッキ用のカードとして評価していました。
実際の採用状況は、モダンのハンマータイムやデスタクのごく一部、鱗親和や小悪疫の2割ほどに採用されたほか、ソプターコントロール(石鍛冶入りも含む)には基本パーツとして3~4枚採用されていました。
一方のレガシーでは、デスタクのごく一部に1、2枚差し、ペインターのごく一部に創造カーンからのサーチ先として1枚差しされていた(そのさらに少数には、メインから2~4枚採用されていた)のが確認できました。
(主な誤算は、メインに入ることを想定していなかったことと「虹色の終焉が存在するので、採用率はそこまで高くならなさそう」の部分でした)

テレポーテーション・サークル 今回の誤算その3
初見ではCiP能力を使いまわせるエンチャントである点をそれなりに評価していましたが、4マナという重さに気になったためか、モダン・レガシー共に採用実績はほぼなかったです。


ウォーターディープの黒杖 今回の大誤算その2
置くのに1マナ+能力の起動に2マナ払えば(伝説なので2体以上は動かせないものの)アーティファクトを何回でも4/4に変えられる点を評価して、初見では「枠が空けば親和デッキ用に2枚ほど入れたい」と思っていました。
しかし、能力を起動するたびに2マナ払う必要がある上に、1体しか4/4にできないためか、モダン・レガシー共に採用実績はほぼなかったです。

デミリッチ 初見でも稲妻・剣鍬・流刑・墓地対策に弱い点を気にしながらもインスタント・ソーサリーが多く入るデッキとの相性の良さをそれなりに評価していました。
実際の採用状況は、数こそ少なかったもののイゼットフェニックスには基本パーツとして4枚積まれたほか、ジェスカイフェニックスの6割弱にも4枚積みされていたのが確認できました。

ターシャズ・ヒディアス・ラフター 今回の大誤算その3
「マナ総量の合計が20以上になるまで」ライブラリーを上から追放する部分を見て「落とす枚数が安定しなさそうだから、不可視の一瞥や荒れ狂う騒音でいいか」と思ったため、初見では全く評価していませんでした。
しかし、モダンでは低マナ域で勝負するデッキが多く(高マナ域のカードがフィニッシャーのトロンでも、半分以上は2マナ以下のカードが占める)、追放するおかげでエムラ・忍耐を気にせず使えるためか、実際にはモダンのライブラリー破壊デッキの基本パーツとして4枚採用されていました。


アーチリッチ、アサーラック 今回の大誤算その4
初見では全く評価してませんでしたが、魔の魅惑を出している状況で出したら「あえて魂を喰らう墓を踏破せず、ファンデルヴァーの失われた鉱山を探索し続けて無限ドレイン&ドローを行う」ことができるためか、レガシーのアルーレンで高い採用率(枚数は生ける願いからのサーチ先として1枚差しだったり、これに加えてメインから1、2枚入っていたりと様々)を誇っていました。

よろめく怪異 初見では全く評価してませんでしたが、1マナで出せ、死亡したら相手のクリーチャー1体に-1/-1修整か宝物トークンの生成を行える「ゾンビ」だったためか、マイナーながらゴブリンの砲撃や屍肉喰らいが入ったゾンビデッキではなかなかの採用率を誇っていました。

スフィアー・オヴ・アナイアレイション 今回の誤算その4
追放するまでに1ターンかかるのもあって、初見では全く評価してませんでした。
しかし、ごく一部ながらモダンのライブラリーアウトデッキやレガシーのヘルムコンボ系デッキのサイドに1枚差しされていたのが確認できました。
(レガシーの方は、創造カーンからのサーチ先として採用されていました。ちなみに、呪いデッキへの採用率は高かったです)


雄叫ぶゴブリン 初見では全く評価してませんでしたが、2マナ払えば自軍の全てのゴブリンに+1/+1修整と速攻を与えてくれる点がある程度評価されたためか、女看守からのサーチ先としてかモダンのゴブリンデッキに1枚差しされていたのをそれなりに見かけました。
(赤単のビートダウン型のゴブリンデッキには、4枚積まれていたのが確認できましたが)

星山脈の業火 初見ではドラゴンストームには入りそうだと思ってましたが、モダン・レガシー共にドラゴンストーム自体を見なかったので…

願い 今回の誤算その5
3マナとはいえ持ってこれる範囲が広いためか、モダンの青赤ストームやロータスストームのメインに2枚(稀に3枚以上)、レガシーのストーム(ANTではないほぼ赤単タイプ)のメインに1、2枚差されたのは当たってました。
しかし、マナ加速手段が豊富なおかげで願い→サーチ先の呪文とつなぎやすいのが評価されたためか、ヴァラクートデッキの半分ぐらいのレシピにも2~4枚採用されることは予想できませんでした。


裕福な亭主 今回の誤算その6
初見では全く評価してませんでしたが、2マナで宝物トークンを出しながら出てくるおかげで次のターンのヨーグモスにつなげる上に、ほかのクリーチャーを出せば1点回復できる点がある程度評価されたためか、モダンのヨーグモス医院の4割弱ほどのレシピに1枚差しされていたのが確認できました。

レンジャー・クラス 初見では全く評価してませんでしたが、2マナで2/2トークンを出しつつ、2マナ払ってレベル2に上げれば攻撃クリーチャー1体に+1/+1カウンターを置ける点が一部で評価されたためか、モダンの鱗親和のごく一部のレシピに1、2枚採用されていたのが確認できました。

群れ率いの人狼 初見では全く評価してませんでしたが、緑ダブルシンボルながら3/3というサイズを持ち、攻撃した時点でのパワーが6以上ならカードを引ける点が一部で評価されたためか、モダンの人間デッキの1割ほどに4枚積まれていたのを確認できました。
(これ2体で攻撃すれば、2ドローできるのが大きかったのかも)

自然の化身 初見では全く評価してませんでしたが、1マナで「単体除去が飛んできたら、海亀になって無効化」「攻撃に転ずる時は、3/3トランプルの象になる」両方の仕事をこなせるためか、モダンの感染デッキの1/3ほどのレシピに2枚以上採用されていたのが確認できました。

多色
ブルーノー・バトルハンマー 初見ではモダンのハンマータイムに入る可能性を感じてましたが、ルールスを相棒にした方がいいためか、モダン・レガシー共に採用実績はありませんでした。

グレッチェン・ティッチウィロー 初見では全く評価してませんでしたが、青緑の2マナ0/4と稲妻に耐えるタフネスと、4マナかかるものの成長のらせんと同じ効果の起動型能力を有する点が一部で評価されたためか、モダンのアミュレットタイタンの1割ほどのレシピに1枚差しされていたのが確認できました。

月の踊り手、トレラッサーラ 初見では全く評価してませんでしたが、2マナで出せてオーリオックのチャンピオンやヘリオッドの絆魂付与などでライフゲインできれば、
+1/+1カウンターを乗せつつ占術1もできる点が一部で評価されたためか、モダンのヘリオッドカンパニーの15%ほどのレシピに2枚ほど採用されていたのが確認できました。

土地
フロスト・ドラゴンの洞窟 今回の誤算その7
既に天界の列柱が存在する上に、攻撃するために6マナ必要なこともあって、初見では全く評価してませんでした。
しかし、2枚目までならアンタップインで出せる点がある程度評価されたためか、実際にはモダンのデスタクの4割ほどのレシピなどに1~3枚入っていたのを確認できました。

バグベアの居住地 今回の大誤算その5
攻撃するために5マナ必要なこともあって、初見では全く評価してませんでした。
しかし、2枚目までならアンタップインで出せる上に、攻撃するたびに攻撃中の1/1のトークンを出せるため攻撃さえできれば1/1が残る点が評価されたためか、モダンでは黒赤ビートダウンの7割弱のレシピに2~3枚、赤単(オボシュが入ることもある、血染めの月が入ったビートダウンタイプ)の8割弱のレシピに4枚積まれることが多かったりしました。
一方、レガシーでは血染めの月が入っている赤単プリズンの36%ほどのレシピの中にも、3~4枚採用されたものを見かけたほか、かなりマイナーながらサーガレッド(血染めの月などを採用せず、ウルザの物語を採用した赤単)にはほぼ確実に1、2枚採用されていました。
(とはいえ、サーガレッドで結果を出した人の数は1桁でしたが…)

ストーム・ジャイアントの聖堂 今回の大誤算その6
攻撃するために7マナ必要なこともあって、初見では全く評価してませんでした。
しかし、2枚目までならアンタップインで出せる上に、クリーチャー化したら護法(3)を持つ点が評価されたためか、実際にはモダンの青白系コントロールの65%ほど・青単トロンの4割弱のレシピに1枚差しされるなどしていました。

目玉の暴君の住処 攻撃するために5マナ必要なこともあって、初見では全く評価してませんでした。
しかし、2枚目までならアンタップインで出せる点が一部で評価されたためか、モダンの黒を含むデッキのごく一部で1、2枚採用されていたのが確認できました。

ハイドラの巣 大量のマナを使わなければ弱い気がしたので、初見では全く評価してませんでした。
しかし、2枚目までならアンタップインで出せ、マナさえつぎ込めばどこまでも強くなる点が一部で評価されたためか、モダンの緑を含むデッキのごく一部で1枚差しされていたのが確認できました。

以上5枚のミシュラランドサイクルの採用件数は青>赤>>白>>緑≧黒で、採用枚数は赤>>青>>白>>緑≧黒でした。

宝物庫 今回の大誤算その7
アーティファクト土地であるのを見落としていた上に、宝物トークンを生成する能力も「土地1枚と消費するマナのことを考えたら、割に合わない」と思っていたので、初見では全く評価してませんでした。
しかし「無色マナしか出せないものの、モダンでは貴重なアンタップインできるアーティファクト土地」である点が評価されたためか、モダンの親和の6割強のレシピに2~4枚積まれていました。
(マナ効率こそ悪いものの、宝物トークンを生成すれば色マナの確保とアーティファクトの数を増やすことができるのも評価されたのでしょう)

1ヶ月前にモダンホライゾン2が発売されたせいか、死儀礼・オーコ・ウーロのように環境を変えたカードこそ存在しなかったものの、モダン以下でも使われたカードは一部に存在したようでした。
(というか、死儀礼・オーコ・ウーロあたりの方がおかしいのであって、スタンダードで使えるパックから出るカードとしてはこれが普通だと思いますが)

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